2022年6月16日木曜日

自宅のLAN環境を見直して再構築する

家を建て替える際に、自分として一番こだわったのは「家庭内LAN」でした。(それ以外は正直あまり興味がなかった)これまで住んできたところでは、長いLANケーブルを這わせて様々な機器をつないでいましたが、新居でそれはやりたくなかった。「オール無線化」ということも考えましたが、無線LANに対応していないものもあるので断念。各部屋にLANコネクタ(情報コンセント)を設置して家庭内LAN環境を整備してもらいました。

電話とインターネットは光回線を使っているので、終端装置(ONU)を介して接続しています。家庭内LAN側は、終端装置を設置する場所に各部屋のLANコネクタにつながる情報コンセントがあるので、Corega(アライドテレシスに吸収合併)の小さな8ポートスイッチングHUBで分けてLANケーブルをつなぎました。リビングと自室では、部屋のLANコネクタからHUB(こちらは両方アライドテレシスの製品)へつなぎ、リビングには無線LANのアクセスポイント(AP=約7年前に導入したAirMac Express)をつなぎました。(テレビやレコーダーも有線LANでつないでいます)このAPには、プリンター・スキャナーの複合機がつながっていて、どこからでもプリントアウトやスキャンができるように設定しました。

自室の方は無線LAN中継機も活用しつつ有線LANのHUBからさまざまな機器につなぎました。ファイルサーバ(Time Machineにも活用)として稼働している機器やWebブラウジング専用に使っている機器、ゲーム機も接続しました。

今回、家庭内LANとして敷設したLAN環境は、すべてCAT 6です。これまで使っていたLANケーブルはCAT 5eが中心で、CAT 6のものはあまり使っていませんでした。長年使っていてヨリがおかしくなっているものや爪が折れているものなどもあって、ほとんどのものをCAT 6に買い替えました。部屋を超えてケーブルを這わせる必要がないので、短いものばかりですが。使い始めて1ヶ月経っていませんが、今のところ安定して動いてくれています。
#LANケーブルの規格については、PC Watchの記事がわかりやすかったです。

LANケーブルは、EXHEARTの0.5mのものやELECOMの5mのものなどを購入して使っています。(1mくらいのものは、数本の在庫がありました)自宅で使うなら価格帯としても、使い勝手としてもこのあたりが便利です。いずれもAmazonで選んで購入しました。ところどころに古い機器が残っているのが気になっていますが、一度に替えられるほどの財力もないので、やりたいことを優先して不都合があったらその都度対応することにしました。(たくさんあるPCやマイコンなどのメンテナンスもしないといけないことを思い出しました…orz)

【追記】ここで使っていたスイッチングHUBは古いものだったため、1000BASE対応の新しいものに交換しました。他にもボトルネックがあるため劇的に速度が向上するという程ではありませんが、1.5倍くらい速くはなりました。(2023.8.12)

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