2022年6月27日月曜日

Linux Mint 20.3で動かしていたPCのグラボをGTX 1650に換装してみた

MSINVIDIA GeForce GTX 1650が安く手に入ったので、 もともとIntel Core i3-9100とMSIのNVIDIA GeForce GT 1030の組み合わせで、Linux Mint 20.3で動かしていたPC
グラボを換装してみることにしました。

載せ換えるのはとても簡単でしたが、Linux Mintに促されるままGeForceのドライバをアップデートして再起動すると、ログイン画面が無限ループする状態になってしまいました。電池を抜いてBIOS(UEFI)の設定を確認しても症状が改善しないので、Google先生に聞いてみることにしました。

セーフモードで起動して、余分なファイルの削除等を行っても改善せず、TKSOFTさんの「[mint]ログインループしてしまう」を参考にして/timeshift 以下のフォルダを削除してもまだダメでした。

cd /timeshift
sudo rm -rf *

「GTX 1650は、UEFIが必須条件」と聞いてはいたのですが、BIOSとUEFIの違いについてよくわかっていなかったため、素直にGoogle先生に聞いてみたところ、MBR(Master Boot Record)を使うBIOSとGPT(GUID Partition Table)を使うUEFIという違いがあることがわかり、以前の環境から使いまわしているSSDそのものに問題があるかもしれないと思い至りました。

そこで、現役を退いていた古いCore i3-3240GeForce GT 710の組み合わせで、同じくLinux Mintで動かしていたPCを現役復帰させて、Linux Mint 20.3のisoイメージをダウンロードしてUSBメモリに焼いて、ブート可能なUSBメモリを作成しました。これを使ってi3-9100のPCを起動すると、無事に起動するところまでは確認できました。

この状態でUSBメモリからLinux Mint 20.3を上書きインストールしようとすると、最後の最後でGRUB(GRand Unified Bootloader)のインストールに失敗してしまう状態になりました。(よく調べると2つのSSDが入っていて、両方ともダメでした)ドライブのパーティションもいじりまくっているし、自分でもおかしなことをしたかもしれないと反省して、ドライブのパーティションを全部取っ払ってフォーマットからやり直し、新規にインストールし直すことにしました。

思ったより長くかかってしまいましたが、ようやくインストールが最後まで問題なく完走し、Linux Mintに「nvidia-driver-470(ドライバ)」のインストールを促されたので、それに従ってインストールして問題なく動くことを確認しました。(「nvidia-driver-510」はダメみたい)消してしまったソフトウエアを元に戻すのに時間がかかりそうですが、時間を見つけてぼちぼち元の状態に作り直していきたいと思います。

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