2024年1月20日土曜日

用途に合わせてジャンパワイヤーを自作する

これまで、様々な電子工作をやってきましたが、回路を確かめるためにブレッドボードジャンパワイヤー(「ジャンプワイヤー」とも)にはかなりお世話になってきました。こうしたものを使って回路を確かめて、ユニバーサル基板などに電子部品を配置して、ハンダ付けしてつないで完成させたモジュール類がいくつもあるのですが、これらのモジュール類を組み合わせてロボットなどを組み上げるのに使うことができないかと考えました。

モジュールとして作ったものを組み合わせるのですから、導線をハンダ付けしてつないでしまうと別の用途に使うことができなくなってしまいます。そこでジャンパワイヤーの出番なのですが、市販のものは1パッケージに様々な色のものが1〜2色程度ずつ入っているものが多かったり、ほしい長さにぴったり合うものがなかったりして使い勝手が悪く、どうしたものかと思案していました。

そんな折、Amazonで「QI(デュポン)コネクタ(←IoT本舗さんの記事)」のセットが販売されているのを見つけて「これだ!」と思って購入してしまいました。以前、USB DACの電子工作キット(トランジスタ技術の付録かなにかだったと思う)をハンダ付けした後、配線するためのジャンパワイヤーを作るところで止まってしまっていて、圧着ペンチ(エンジニアPA-09)も購入していました。
#調べてみたら、10年以上前(MTDAS-01)のだったのね。

今回必要なのは、赤黒のジャンパワイヤー(オス-オス、オス-メス)なので、在庫していた赤と黒の導線にQIコネクタを取り付けていきます。作り方はデジットblogの「【Tips】電子工作でよく使う『QIコネクタ』の圧着方法」に詳しく紹介されていました。オス‐オスは、赤黒80mm程度のものを数組、オス‐メスは、赤黒130mm程度のものを2組ほど作成しました。でき上がったものは、2本の導線がばらばらにならないように熱収縮チューブでまとめました。先ほど紹介したMTDAS-01のジャンパワイヤー作りを練習としてやってみてから作業をしたので、かなりスムーズに作ることができたと思います。


今回作ったものは、ロボットカーづくりなどで活用するつもりです。

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