前回の続きです。改造DAISO 300円スピーカーと自作2 Wayスピーカーにサブウーファーを付けて試聴してみたのですが、このときに使ったスピーカーユニットは、秋月電子通商で購入した「DXYD104W-60P-8A-F」という8Ωのスピーカーユニットで、フルレンジ用のものでした。せっかくここまでやったので、もう少し本格的なウーファー用のスピーカーユニットを使ってみたくなり、Amazonで見つけたDayton AudioのTCP115-4という4Ωのスピーカーユニットを使うことにして、それに合ったエンクロージャーを作ってスピーカーシステムを組んでみることにしました。値段は、DXYD104W…の方が税込490円で、TCP115-4の方が4,200円超でした。(どんどん深い沼にハマって行く感じが…)
今回のTCP115-4のエンクロージャーもDAISOの素材で作成しました。14cm四方の枡形木製(OSB合板)容器で、高さが7.5cm程度ありました。これを2つをつなぎ合わせて1つの箱を作り、スピーカーユニットを入れる穴と配線を通す穴、ついでにバスレフポートを付ける穴を空けてエンクロージャーとしました。この方法は、板材から作り上げるのに比べて工数が少なく、おすすめだと思っています。最後に、底面にゴム足をつけて完成です。
#注意点として、このOSB合板で作られた箱はしっかりとした重さがあってよい箱なのですが、それだけに固くて別の材に比べると加工はしにくいです。
今まであまり触れてきませんでしたが、スピーカーを作ったら「エイジング」という作業をするものなのだそうで、簡単に言うと慣らし(鳴らし?)運転をするということです。今回は、数日かけて自分がよく聴く音楽を流してエイジング作業をしました。その上で、以前にDXYD104W…(フルレンジスピーカー)で作ったサブウーファースピーカーとの聴き比べをしてみることにしました。
エンクロージャーの違いはあるものの、DXYD104W…でもかなり低音が聴こえるようにはなっていました。しかし、TCP115-4の方がウーファー用を謳っているだけあって、低音になればなるほどしっかり太く深い低音が鳴っているように聴こえました。そもそも、ウーファー用のスピーカーユニットは、ユニット全体の比率として磁石部分が大きく、コーンの部分も奥行きがある感じがします。低音をしっかり鳴らすための構造になっているということだと思います。DXYD104W…の方は、低音までカバーできるフルレンジスピーカーユニットとして、2 Wayスピーカーにしてみたらよいのではないかと思いました。
この実験をやっている中で、たまたま寄ったHARD OFFで、Dayton AudioのDS115-8(8Ω)を見つけて値段が気に入って買ってしまいました。TCPがコーンに処理紙が使われているのに対して、DSではコート紙が使われているようです。(見た目や材質の違い以上のことはわかりませんが…)これは、聴き比べをしないといけません(使命感)。ということは、低音がしっかり鳴るサブウーファー用のエンクロージャーを作らないといけないかな…。さらに部屋が狭くなるな…。
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