2025年10月2日木曜日

超古いMebius(PC-AL50G5)を整理する

以前からこのBlogでも紹介してきたSHARPMebiusPC-AL50G5)ですが、情報処理推進機構(IPA)の「学校教育現場におけるオープンソースソフトウェア活用にむけての実証実験 ZDNET(「教育現場におけるデスクトップ Linux 導入の実証実験を開始 アルファシステムズ」PDF)」に参加した際に導入していただいたもので、私個人に譲渡されてから、そろそろ十数年が経とうとしています。

【当時公開された情報】

当時は、KNOPPIXをベースに、アルファシステムズさんが改造したオリジナルのKNIPPIXで動かしていましたが、その後はいろいろといじりまくって、現在はPuppy Linuxで運用しています。古いからと言って使えない訳でもないのでしばらく延命作業をしてきましたが、使わない期間が長くなって経年劣化も気になり始めたので、処分するもの、これからもメンテナンスを続けるもの、動作実験環境としてさらにいじりたおすもの等に分別して整理することにしました。

特に問題だったのは、液晶にカビのようなものが発生して映りが悪くなったりところどころ見えなくなったりしているものがあったことでした。これは処分の候補としては最優先となります。他にも、ヒンジ部分やラッチのところに問題が発生していて、物理的に壊れてしまっているものも優先的に処分することにしました。バッテリーも劣化していて液漏れ状態のものもありましたが、この機種は、ACアダプターの電源だけでも起動&作業が可能なので、バッテリーなし状態でも問題なく使うことができます。処分するものをまとめるために、バッテリーの液漏れが見つかったものと物理的に壊れているものを組み合わせて、「処分用PC」を作っていきました。作業を始めたのは良いのですが、完品状態のものが18台もあるため、なかなか作業が進みません。とりあえず、本体の状態とバッテリーの状態を確認して、4台ほど処分することにしました。
#処分するものは、すべてHDDとメモリー、光学ドライブを抜き取りました。

回収は、リネットジャパンさんにお願いしました。これまでも、何回か利用させてもらっているし、居住市が連携市町村に入っているので他の選択肢もないためです。(もう少し新しいものなら、リサイクルショップへ持ち込むという手もあったかもしれませんが…)段ボールも用意して自分で梱包しましたが、ありがたいことに夕方に申し込んで翌日の午前中には引き取ってもらえるとのこと。
#ついでに、引越し作業の中で液晶を壊してしまったモニタ(当時は、買ってそれほど経っていなかったのでショックが大きかった…)とかなり古いiPhoneを1台を一緒に処分することにしました。

翌日の正午前に宅配便業者が引き取りに来て、無事に持って行ってもらいました。特に中身を確認するでもなく、伝票1枚であっさりとしていました。翌日には、今回引取をお願いしたPCたちが、予定通り業者に届いた旨のお知らせがメールで届きました。職場で「古いPCを4台捨てたんだ。」と話したら、「えっ!? ∑(゚Д゚)」って顔をされました。(^-^;;;
#回収から約2週間後には、「処理完了」のお知らせが届きました。

残りのMebiusは、メンテナンスをしながらもう少し使えるかどうかやってみようと思っています。まぁ、あまり遠くない将来に、あと数台処分してしまいたいと思っているのですが…。

0 件のコメント: