前回の続きです。BehringerのRD-6(Analog Drum Machine)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってコントロールができるのか試してみようということで、SYNTHTRIBEとRD-6との接続までやってみました。今回は、実際にリズムパターンをプログラムしていきたいと思います。
リズムパターンのプログラム(エディット)の手順としては、以下のような手順で行うとよいと思います。
#各ボタンの機能については、先述の前回記事を参考にしてください。
- 本体に保存されているすべてのリズムパターンを「Dump」ボタンをクリックしてMac(PCでも同じ)に保存する
※必須ではありませんが、やっておくと変更前の元の状態に戻すのが楽になります。 - 自分でリズムパターンをプログラムする
※任意のリズムパターンをパターングループとパターンの番号を指定して「Recall」ボタンをクリックして読み込むか、PC等に保存してある「.seq」ファイルを「Import」ボタンをクリックして読み込むかしたものを改造することもできる。 - できあがったリズムパターンを、パターングループとパターンの番号を指定してから「Store」ボタンをクリックしてRD-6に書き込む
- 本体のパターングループとパタンの番号を設定して「START/STOP」ボタンを押してリズムパターンを再生する
「Sequencer」の仕様として16分音符までの対応なので、複雑なリズムパターンを作りたい場合にはいろいろと工夫が必要な感じがしますが、昔ながらのちょっとチープな音でリズムを刻む感じは、懐かしくて心地よいです。アナログのドラムマシーンなので、音の安定性や挙動がおかしいと思われることもありますが、その際には、一度電源をOFFにして再度電源をONにすると元通りになるようです。また、いじりすぎてわけがわからない状態になってしまった場合には、「Dump」で作った「.sqs」ファイルで「Merge」できるようにしておけば安心だと思います。
#「General」タグ内の「Restore Factory Settings」ボタンをクリックして出荷時の状態に戻すこともできるようですが、リズムパターンは出荷時の状態には戻らないようです。
実機だけで設定を変更したりプログラムしたりするのが面倒なので、こういうソフトウェアを使ってMacやPCなどからコントロールすることができるというのはとてもありがたいことだと思います。(むろん、実機だけでも簡単に設定変更などができるインターフェイスがあるとありがたいのは間違いないのですが…)できることなら、Pro VS MINIも対応してもらえたらありがたいと思いました。(今後の対応に期待?)
「Beringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)」

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