2025年12月18日木曜日

Beringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)〜SYNTHTRIBEとの接続から

以前BehringerPro VS MINI(Hybrid Synthesizer)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってコントロールができるのかやってみて、うまく動かないことがわかったところまでを記事にしました。今回は、RD-6(Analog Drum Machine)を使って、iMacからコントロールできるかやってみたいと思います。

RD-6とiMacをUSB-Bケーブルでつないでから、SYNTHTRIBEを起動すると、自動的にRD-6が検出されて「Get Started」ボタンが表示されます。これをクリックすると、RD-6の本体の情報が表示されます。「General」タグでは、基本的な設定の確認・変更をすることができるようになっています。MIDIチャンネルの変更なども、このタグ内でできるようになっています。ファームウェアのアップデートが自動的に検出されるらしく、アップデートがある場合には「Firmware update is available.」というアラートが表示されます。アラート内の「OK」ボタンをクリックすればアラートの画面を閉じることができますが、アップデート作業が行われるまでは、毎回このアラートが表示されます。アップデートする場合は、SYNTHTRIBEのウィンドウ左側にある「Update」タグをクリックして、ファームウェアを更新する画面にしてから「Click to update」ボタンをクリックします。しばらく待つと、アップデートが完了したことが表示されました。(今回は、1.0.3から1.0.6へのアップデートでした)指示の通り10秒程度待ったあと、電源を入れ直して再起動します。
#「General」タグでは、工場出荷時の状態に戻すこともできるようになっています。

アップデートが終わったところで、SYNTHTRIBEからリズムパターンをプログラムしてみることにします。「Sequencer」タグをクリックしてシーケンス画面に移動すると、ドラムマシーンのリズムパターンをプログラムしたり、PC等に保存したり、RD-6本体に書き込んだりすることができるようになります。すべてが英語表記なので分かりにくいところもありますが、使ってみてわかったことをまとめておきます。(正しいかどうかは無保証ですので、参考にする場合はご自身の責任でお願いします)

Pattern Group 「Ⅰ」or「Ⅱ」
…パターングループを選択します。
Pattern 「1」〜「16」
…パターンの番号を選択します。
※2グループ16パターンで32パターンのリズムパターンを本体に保存できることになります。
「Store」ボタン 本体にリズムパターンを書き込む
…本体から読み込んだもの、PC等に保存された「.seq」ファイルを開いたもの、自分でプログラムしたものなどをグループとパターンの番号を指定して書き込みます。
「Recall」ボタン 本体のリズムパターンを読み込む
…本体に保存されているリズムパターンをグループとパターンの番号を指定して読み込みます。
「Import」ボタン PC等に保存されているリズムパターンを読み込む
…「.seq」ファイルとして保存されているデータを「Sequencer」に読み込みます。
「Export」ボタン 「Sequencer」で表示(プログラム)されているリズムパターンをPC等に保存する
…「Sequencer」上に表示(プログラム)されているリズムパターンを「.seq」ファイルとしてPC等に保存します。
「Dump」ボタン 本体内のすべてのリズムパターンをPC等に保存する
…本体に保存されているすべてのリズムパターンを「.sqs」ファイルとしてPC等に保存します。
「Merge」ボタン PC等に保存されている「.sqs」ファイルのデータで本体のリズムパターンを上書きする
…「Dump」で保存した「.sqs」ファイルのデータを本体に上書きします。

長くなってきてしまったので、実際のリスムパターンのプログラムは、次回ということにします。

「Beringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)」

  • リズムパターンのプログラム

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