このBlogでもたびたび紹介しているRaspberry Piの話です。久しぶりにRaspberry Piを使う用事ができてしまったため、しまい込んであった歴代のRaspberry Piたちを出して、ついでにOSのアップデートをしておこうと思い立ちました。中でも、初代Raspberry PiにインストールしていたRaspbianがアップデートできなかったことを思い出しました。古いRaspbianでも、リポジトリの設定を変更すればアップデートできるのではないかと考えて、やり方を調べてアップデートしてみることにしました。
作業を始めた時点での状況は、初代Raspberry PiにインストールされているRaspbianでは、「sudo apt update」コマンドが通りません。「404 Not Found」のエラーが出て、アップデートができませんでした。Google先生を頼ってネットで情報を探すと、ビューローみかみさんの「古いRaspbian Stretchでパッケージがインストールできない時の対処方法」 というページを見つけました。私がアップデートしようと思っている初代Raspberry Piで「LXTerminal(←GitHubのページ)」を起動して、「lsb_release -a」コマンドを使ってインストールされているOSを確認すると「Raspbian GNU/Linux 9.13 (stretch)」となっていたので、まさにこのページに書かれたとおりにやっていけばよいだろうと考えて、リポジトリの設定変更に取りかかりました。
#歴代のRPiについては、「Raspberry Pi computer hardware」に情報があります。
以下の作業は、「LXTerminal」でのコマンドを打ち込んで行う作業になります。難しくはないですが、コマンドでの作業に慣れていない場合は、手順などをよく確認して、それぞれのコマンドによって何が行われるのかを理解しながら作業を進めていただければと思います。
まず、「/etc/apt/」ディレクトリ内にある「sources.list」を「sudo vi」コマンドを使って開きます。(「sudo vi /etc/apt/sources.list」)viの「i」コマンドで文字入力モードにしてから、「deb http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian/ stretch main contrib non-free rpi」となっている行の先頭に「#」を入れて(「#deb …」のようにする)コメントアウトします。ESCキーを押して文字入力モードからコマンド入力モードに切り替えて、「:wq」コマンドで変更内容を保存すると同時にviを終了させます。
次に「/etc/apt/sources.list.d/」ディレクトリ内に「raspi.list」というファイルがあった(なければ作る)ので、これを「sudo vi」コマンドで開いて、(「sudo vi /etc/apt/sources.list.d/raspi.list」)同様にviの「i」コマンドで文字入力モードにしてから、「deb http://legacy.raspbian.org/raspbian/ stretch main contrib non-free rpi」と書き加えます。最後に、ESCキーを押してから「:wq」コマンドで保存&終了しました。この状態で「reboot」コマンドで再起動してから、「sudo apt update」コマンドを試してみたところ、無事にアップデートができるようになりました。
#アップデート作業の詳細は、拙Blogの過去記事をご参照ください。
溜まっていたアップデートを一気に行ったので、ただでさえ非力な初代Raspberry PiのCPU使用率が100%にはり付いたままの状態になり、大丈夫か心配になるくらい時間がかかりましたが、どうにかアップデートを終わらせることができました。古いOSのサポートを続けてもらえるのは本当にありがたいと思いましたが、スタッフ側の負担を考えると順次新しいOSへの移行を進めていく必要があるのかもしれないとも思いました。
実は、過去のRaspbianでしか使えないアプリケーションソフトがあって、できれば動作確認なども考えて動態保存しておきたいと思っています。OSをインストールしているSDカード自体も消耗品なので、バックアップを取って複製ができるようにしておくなどの対策もしなければならないと思います。手間がかかる作業なので、なかなか取り組めないのが現状ですが…。orz
「Raspberry Piの古いOS(Raspbian)のアップデートを試みる」
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