2026年6月15日月曜日

Raspberry Pi 5でSSDを使えるようにする

これまでにも記事にしている通り、歴代のRaspberry Piを使いながら、様々な活用方法を考えて実際に使ってみているところです。初代のRPiから使いはじめて、段々と高性能になっていくのを実感しながら、Raspberry Pi 5まで買い揃えています。一方、さまざまなスペックが向上し値段も上がっていく中で、SDカードから起動するという簡便さの反面、動作速度の遅さが足を引っ張ってしまうという問題から、高性能になったRPi 5の購入を躊躇する状況も実感しています。そもそも、RPi 5だと冷却や電源にも気(お金)を使わなければなりませんし、いろいろと買い揃えた結果として使えないのでは話になりません。
#まぁ今回の話は、さらに課金をするのですけどね。(^^;;;

初期の頃のRPiでは、そもそもマシンスペックが非力なため、SDカード起動でも速度的に釣り合っている気がしていましたが、RPi 5だとやはりSDカードレベルでは実力が発揮できない感じがするので、もっと速いストレージを使いたくなります。幸い、さまざまなメーカーがRPi 5にSSDを載せる拡張ボードを製造販売していて、値段的にもこなれた状況になってきたので、使用感を確認するためにも実際にやってみることにしました。
#歴代Raspberry piについては、「Raspberry Pi computer hardware」を参照してください。

今回使ったSSDは、Amazonで購入したfanxiangというメーカーのもので、128GB(PCIe Gen3.0×4 M.2 Type2280 NVMe)のSSDです。これを、GeekwormのRPi 5ケース(P579)と、セットで販売されていたSSDを載せる拡張ボード(X1001)に載せることにしました。公式ActiveCoolerも同梱されていたので、お得感があって衝動買いしてしまいました。最近は、PCパーツが高騰していて、特にメモリやSSDは購入するのを躊躇するレベルになっていますが、そんな中でも少々安価なものを選んで購入してみました。SATA接続のSSDならもう少し安いのですが、今回購入した拡張ボードはNVMeにしか対応していないので注意が必要です。
#使い方は、「NVMe SSD boot with the Raspberry Pi 5」で説明されています。この他に「Raspberry Pi 5をNVMe SSD起動でデスクトップPC化」や「Raspberry Pi 5をNVMe SSDで起動する」も参考にしました。

組み立てが完了したらRPi 5を起動して、「LXTerminal」を開きます。コマンドで「$ sudo vi /boot/firmware/config.txt」と入力して「Enter」キーを押すと、ストレージ関連の設定ファイルが開きます。空いているところにカーソルを移動してから、「i」コマンドで編集モードにして以下の設定を書き込みます。

dtparam=pciex1
dtparam=nvme

書き込みが完了したら、「esc」キーで編集モードから出て「:wq」で保存・終了します。この状態で、「reboot」コマンドでRPi 5を再起動します。起動したら、Raspbianメニューから「アクセサリ」→「SD Card Copier」を起動して、SSDにSDカードのbootイメージをコピーします。その際、「SD Card Copier」の「New Partition UUIDs」にチェックを入れておくことを忘れないようにします。

「Copy From Device:」にSDカードを選択し、「Copy To Device:」にSSDを選択して「Start」ボタンをクリックします。しばらく待つとコピーが完了するので、RPiをシャットダウンしてSDカードを抜き取ります。再び電源を入れると、無事にSSDから起動するようになりました。起動があまりにも速いので驚きましたが、その後の操作ももたつきがなく、PCとして申し分がないほどの快速さになりました。これを体験してしまうと、SDカードで起動する他のRPiを使うのが嫌になってしまう可能性も…。(^^;;;
#起動ストレージの優先順位は、変更していません。SSDに支障が出た場合には、SDカードからの起動を優先した方が良いと考えたためです。

調子に乗って、「GIMP」や「Rosegarden」などのアプリも追加でインストールしてしまいました。メインで使用している自作PCLinux Mintで動かしている)に近い快適さになりそうで、しばらくは楽しめそうな予感がしています。
#少なくとも、職場で使っているPCよりは何倍も快…(以下自粛)

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