2014年3月22日土曜日

LinuxでexFATを使えるようにする

先日、諸般の事情でMacのバックアップに使える外付けHDDを探していたところ、近所のPCショップで1日だけ安くなっていた500GBの外付けHDDを見つけて早速購入しました。帰宅してMacにつないで使ってみたところ、使っているうちに不安定になり、フォーマットも出来ない、使えない状態になってしまいました。「交換をお願いするか?」とも考えましたが、試しにこれをLinux Mint 15やUbuntu 13.10に挿すと、問題なく使えるのです。ならばということで、Linuxでファイルを別のところへ保存し、fdiskコマンドでフォーマットからやり直すことにしました。

まず、MintでHDDの中身を消去しました。これを再びMacにつなぐと、「ディスクユーティリティ」でフォーマットできるようになりました。ここで、いつもならFATでフォーマットするところですが、その下に「exFAT」という文字列が見えます。「これは何だ?」ということでググってみると、@IT詳しい解説がありました。MacOS Xがこれに対応しているなら、こちらの方が良いかも知れないと思って、exFATでフォーマットしてみました。結論だけ言うと、快適に使えています。今のところ、FATのときの不安定さも感じません。

ところが、これをMintやUbuntuにつなぐと「使えない」と拒否されました。せっかく避難したファイルを戻すことができないのは困ります。一難去ってまた一難(まぁいつものことですが…)。そこで、LinuxでもexFATが使えないか調べてみると、簡単な作業でできそうなことがわかってきました。参考にしたのは「デスクトップでUbuntuを使っています」というサイトの「exFATをUbuntuで使う」という記事です。1年以上前の記事ですが、他の情報も似たり寄ったりだったのでシンプルなこちらを参考にしました。

ターミナルを開いて、以下のコマンドを使ってインストール作業をします。

$ sudo add-apt-repository ppa:relan/exfat
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fuse-exfat exfat-utils

updateのタイミングが早過ぎるとエラーが出ることがありますが、少し待って再チャレンジすれば大丈夫です。

これで、Mint 15でexFATフォーマットのHDDが使えるようになりました。オートマウントも大丈夫です。一方、Ubuntu 13.10では、インストールの途中で「fuse-utilsのインストールに問題がある」と言われてインストールが止まってしまいました。うまく依存関係が解決できていないようです。

仕方がないので「ubuntuソフトウェアセンター」で「fuse utils」を検索すると、「fuse-emulator-utils」というのが見つかり、これをインストールしてみました。それでも上手く行きませんでした。何か方法はあるのだろうと思いますが、本職が忙しいのでここまでで作業はストップ。もう少し時間ができてから続きをやろうと思います。

2014年3月19日水曜日

Mint 15とMacOS X 10.9でWineを使う

最近、お気に入りのLinux Mint 15(そろそろ16にしないとね)ですが、ひょんなことからWineをインストールしたまま全く使っていないことを思い出しました。

「ひょんなこと」とは、Win専用となっているWebサイトの動画配信を、MacやLinuxで見られたらと思って、あれやこれやと試行錯誤していたのです。考えられることはいろいろやってみたのですが、いずれもあえなく撃沈。ならばWineは使えないか?と試してみることを思い立ちました。

Mint 15の「ソフトウェアマネージャ」でWineが既にインストールされていることを確認し、さて次は、…と思ったところで、その下に「PlayOnLinux」というWineに関係するツールらしきものを発見。試しにインストールして起動してみたところ、Wineを、より簡単に使えるようにするツールらしく、Windows用のソフトのインストールが至極簡単にできることがわかりました。
#その後、Webサイトを探して詳しく調べました。(^^;;;

早速これを使って、Mint 15でIE 8(9はリストに表示されず)をインストールしてみましたが、起動はするものの、見たかったページはエラーが出て見られませんでした。ならばと、FirefoxMedia Playerもインストールして、「これなら行けるかも!」と再チャレンジ。しかし、先ほどのIE 8よりは少し良くなったものの、あと一歩のところで「プラグインが足りない」と言われて撃沈。ならばchromeでは、…と試してみましたが、こちらもダメでした。

それでも、この作業過程でWineが以前より格段に使いやすくなっていることに驚きました。で、「PlayOnLinux」という名前から推測して、「Mac用があるんじゃないか」と思いつき、そちらも試してみることにしました。

名前は、予想通り「PlayOnMac」でした。「某氏の猫空」というサイトの「MacでWindowのソフトを動かすために「PlayOnMac」を導入」を参考にして作業を進めました。

PlayOnMacをアプリケーションフォルダにコピーし、ダブルクリックで起動すると、その起動プロセスの中で、インストールされていなかった「XQuartz」もインストールすることができました。Mintのときと同じように、IE 8をインストールすると、Linuxでは出てこなかった様々なものが追加でインストールされていくので、ちょっと期待をして見守りました。

インストール作業が完了して、ホッとしたのもつかの間、日本語表示がダメダメでした。そこで、Webサイトの情報を手がかりにIPAフォントを導入しました。(IPAフォントはダウンロードしてあったものを使いました)
#optionキーを押して「移動」メニューから「ライブラリ」に入ることができます。

  • ~/ライブラリ/PlayOnMac/fonts
  • ~/ライブラリ/PlayOnMac/wineprefix/_/drive_c/windows/Fonts
  • ~/ライブラリ/PlayOnMac/wine/darwin-x86/(Wineのバージョン番号)/share/wine/fonts/

それぞれのフォントフォルダにIPAフォントをコピーしました。(シンボリックリンクでも良いみたい)これで日本語表示はだいたい出来るようになりましたが、この環境で、IE 8とMedia Playerを組み合わせて試してみましたが、Mintのときと同じようなダメ。同じくFirefoxとの組み合わせでもダメでした。(徒労感…)

Winを使わないでWin専用のWebサイトを見るというのが、こんなにハードルの高いものとは思いませんでした。(このままでいいのか!?)

【追記】その後のWine関係の動作確認などは、このブログで「Wine」を検索していただければご覧いただけます。(2023.8.9)

2014年3月4日火曜日

Minecraft Piを使えるようにする(ついでにBeagleBone Blackも)

前回Minecraft Piのインストールまで何とか成功したものの、上手く動かせない状態でしたが、使うことができるようになったので、その方法をまとめておきます。

結論を先に言うと、問題の原因はHDMIをVGAを変換するケーブルでした。以前に紹介した、HDMI to VGAアダプターを使っていたのですが、いつもお世話になっている@abee2さんに(Facebookで)アドバイスを頂き、これがどうも上手く動いていないことがわかってきました。私がRaspberry PiをつないでいるモニタはSHARP製の古い液晶モニタ(LL-T15G4-H)なのですが、DVIでもつなぐことができるものなので、デジタル同士の変換の方が効率が良いというお話もあったのでDVIでつなぐことにしました。

安すぎてちょっと怪しげなHDMIをDVI化するアダプターAmazonで購入し、モニタに接続しました。(モニタを支える足の部分がHDMIケーブルと干渉する状態だったので取り外しましたが…)これをHDMIケーブルでRaspberry Piとつないで電源を入れると、デスクトップが表示するところまでスムーズに行きました。

次に、Minecraft Piを起動すると、あっさりマウスも使えて動きました!256MBのRPiでも512MBのRPiでも問題なく動作します。ちょっと感動!したのもつかの間、せっかくなら自宅の環境に組み込んでしまえと思って、SANWA SUPPLYPC自動切替器に接続してみました。 モニタは別に用意したのですが、キーボードとマウスは3セット以上並んでいるので、これ以上増やしたくなかったのです。USBケーブルをRaspberry Piに直接つなぐと上手く動かなかったのですが、間にBUFFALOのセルフパワー対応のUSBハブをつないだら、使えるようになりました。これはなかなかの快適さです。
#Minecraftの操作自体は、「Minecraft Wiki」にくわしく書かれています。

ちなみに電源は、これも以前に紹介した(iPadの充電にも使える)2A出力可能なUSB充電ACアダプタです。(iPhoneを充電しながらRPiを使うことが可能なのでとても重宝しています)同じ環境で、BeagleBone Blackも動かすことができました。しばらくは本職が忙しいので封印するつもりですが、時間ができたらいろいろ試してみたいと思います。

2014年3月2日日曜日

Minecraft Piのインストール

巷で話題のMinecraftですが、Raspberry Pi用に無料で使える「Minecraft Pi」というのがあると聞いて、時間を見つけてインストール作業をしてみることにしました。
#Minecraftそのものの日本語情報については、Minecraft Japan Wikiをご覧頂くのが良いと思います。

まず用意するのは、Raspberry Pi(以下「RPi」と略す)本体とRaspbian “wheezy”(ダウンロードサイト)を起動できるようにしたSDカードです。多くの人が、RPiをRaspbianで動かしていると思うので、この辺りは、それほど問題ないと思います。わかりやすい資料をお求めの場合は、「Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング」を推薦します。Raspbianで起動したら「startx」でGUI環境にしてください。

次に、「ターミナル」を開いて「sudo apt-get update」と「sudo apt-get upgrade」をして、最新の状態にします。少々時間はかかりますが、下準備ということでしばらく我慢してください。

ここまで終わったら、いよいよインストール作業を始めます。まずは、Minecraft Piをダウンロードするところからです。ターミナルで以下を正確に打ちます。

$ wget https://s3.amazonaws.com/assets.minecraft.net/pi/minecraft-pi-0.1.1.tar.gz

すると、ユーザのフォルダに「minecraft-pi-0.1.1.tar.gz」が格納されます。そこで、tarコマンドで解凍します。

$ tar -zxvf minecraft-pi-0.1.1.tar.gz

すると、ユーザのフォルダに「mcpi」というフォルダが出来上がります。これで使える状態になります。ターミナルでmcpiフォルダに移動(cd mcpi)してから「./minecraft-pi」で起動します。LXDEメニューから「実行」を選んで、「./mcpi/minecraft-pi」と入力して起動させることもできました。

うちの環境では、HDMIをVGAに変換するケーブルが悪さをしているのか、メモリ256MBのRPiでは、起動するもののマウスが動かず、512MBのRPiでは、マウスを動かすたびに画面が数秒程度黒くなる(信号が途絶える)という現象が起きています。必要な動作環境として512MBが推奨されているので、256MBの方は諦めるとしても、信号が途絶えて使えないというのは困った状況です。本当に変換ケーブルのせいなのか、RPi自体に問題はないのか今後検証していきたいと思っています。

以下、参考にしたWebサイトのURLを貼っておきます。

2014年2月26日水曜日

音楽クラブ最後の発表

先週の金曜日(2/21)に、音楽クラブ(金管バンド)の本年度最後の発表を無事に終えました。

これまで、学校内で発表していなかった曲を含めて3曲の発表をしましたが、私が今の学校に赴任してから今までで一番多くの曲を演奏したことになりました。朝練習や放課後練習をたくさん行える環境にない中で、休み時間をやりくりし、短期集中で放課後練習にも取り組んで仕上げてきた曲を、校内の子どもたちに聴いてもらう機会として毎年行っています。

1曲目は、運動会の行進曲としても使った行進曲アレンジの「ヘビーローテーション」。これは長いこと練習をしてきた曲だけに、演奏のレベルがだいぶ上達し、つかみの曲として十分に観客を引きつけることができるまでになりました。

2曲目は、ディズニー映画「ピノキオ」で使われた「星に願いを」。音の重なりが複雑で不協和なところが多く、音が取りにくい上にスローテンポ。チャレンジするのに覚悟が必要な楽曲です。私自身も、この曲は力がついていると実感した時にしか取り組まない曲で、過去に2回程度しか演奏させたことがありません。そんな曲を、音取りに四苦八苦しながらも何とか吹きこなせた子どもたちには、心から拍手を送りたい気持ちになりました。

3局目は、本年度最後に取り組んだ、南国の雰囲気を強く感じさせてくれる「風になりたい」。歌唱力のある歌手が歌う歌を器楽で演奏するときは、その雰囲気を損なわないように演奏しないと観客にがっかり感を残してしまいます。難しい曲で耳を鍛えた子どもたちは、音取りもかなり早くできるようになり、演奏に迫力やノリが加えられるようになって、とても良い演奏が出来ました。

これで、無事に本年度の音楽クラブの発表は全て終了しました。最後の発表は、諸々の都合で音楽室で行ったのですが、入りきらないくらいたくさんの子どもたちが聴きに来てくれました。今週、最後のクラブの時に楽器のメンテナンスをしてすべての活動が終了となりますが、これまで大変な練習にもよく耐えてがんばってくれた子どもたちの「音楽を愛する心」に敬意を持ち、これからの成長と活躍に期待をし、微力ながらこれからもその支えになれればと思っているところです。

2014年1月17日金曜日

管楽演奏発表会終了

本市の小学校の管楽器を演奏するクラブが集まって毎年行っている「管楽演奏発表会」が、昨日(1/16)行われました。例年よりも1週間も早い(過去にもそんなことがありましたが…)ために、冬休前は個人面談期間中に、冬休み明けからは放課後毎日練習し、当日を迎えました。

今年は音楽クラブの出番が多く、5月末の運動会に始まり、10月のPTAバザー、12月の地元の子ども音楽祭とたびたび発表の機会を頂いてきました。今回の管楽演奏発表会は、市内で同じような活動を行っている小学生が演奏をし、お互いに聴き合う機会として毎年行われているもので、子どもたちにとっても、一年の活動の集大成という意味で大きなヤマ場となっています。

今年発表した曲は2曲。「風になりたい」と「星に願いを」でした。全く曲想の違う2曲ですが、子どもたちの上達具合を考えながら選んだ曲です。星に願いをの方は、音の重なりが複雑でゆったりとした曲ですし、知っている人も多い曲ですからごまかしがききません。毎度のことではありますが、特に音の重なりをていねいに練習しました。低音パートがメロディを取るところは、音を安定させることが難しいところなのですが、何とかやり切ることができました。

風になりたいの方は、南国風の伸びやかな雰囲気も大切にしながら、リズムやタイミングを合わせることをていねいに練習しました。難しい曲を先に練習していたためか、こちらは出来上がるのが早くなり、良い音で演奏できるようになりました。何よりも、これだけ練習時間がない中で、よくできたなと感心するばかりです。

最近の小学生は、学校以外にも忙しいことがあって、なかなか練習に参加できなかったり、自分の技術がなかなか伸びないことがイヤになって練習に参加したくない気持ちになってしまったりするのですが、よくここまでがんばってくれたと思いました。これを機会に、また一つ大きな成長を遂げることができたのではないかと思っています。お疲れ様でした。保護者のみなさんにも参観していただけてよかったと思っています。ご理解とご協力に感謝しております。

2014年1月12日日曜日

Scratch Catに百人一首の読み札を読ませる

このところScratchプログラミングしたものを教材として利用することに挑戦をしているところなのですが、この時期の取り組みとして「百人一首」に挑戦してみようと考えました。実は、昨年の同じ時期に「百人一首を読み上げる」プログラムを作りたいと思っていたのですが、残念ながら途中で挫折。「音声が出るものを」と考えていたのが自分の能力に合わず、いつまでたってもできないまま年度を越えてしまいました。今年は、とりあえず読み札を表示するものだけでも作ってみようと考えて、作業に取りかかりました。

そもそもこのプログラムを作ろうとしたのは、昨年度、一緒に学年を組んでいた先生と「百人一首を子どもたちにやらせてみよう」ということになったのがきっかけでした。大切なのは百人一首を覚えることではなく、こうした活動に挑戦する中で自信をつけたり、みんなで遊んだり競い合ったりすることの楽しさを味わわせたりすることではないかと考えています。実際のゲームでは、子どもたちを3人のグループにして、グループごとに1組の取り札をわたします。がんばれば十分に良い成果が得られる程度の人数にすることで、根気よく取り組めるようになることも狙いました。

百人一首とは…などと書かなくてもご承知の通り、読み札には1枚につき一首の歌が書かれていて、一般的には漢字が使われています。これが子どもたちには読みにくく、グループごとに読み手を決めても、読み方によって差が出てきてしまうことが課題でした。また、子どもたちは読み手よりも取る方をやりたがり、読み手になれる子が少ないことも課題でした。そこで私が読み手をやり、それぞれのグループで取るという形を採っていたのですが、毎回私がいなければできないのでは困ると考えて、自動で読み上げるプログラムが出来ないかと考えたのです。
#プログラムが自動で読み上げれば、個人でも練習ができますからね。

「ならばCDでも良いのでは…」と考えられなくもないところですが、学校にあるCDラジカセにはシャッフル機能がなく、毎回同じ読み札を読んだのでは、ゲームにならないという問題が発生します。「iPodなどでシャッフルさせれば良いのでは…」ということも考えましたが、私物を教室においたままにするのはいささか勇気のいることです。という訳で、普段子どもたちに使わせているPCを活用することを考えてプログラミングにとりかかりました。

まずは、全ての読み札をひらがな(仮名遣いは古いまま)に直して、テキストファイルを作りました。これをUTF-8で保存しておいて、リストに読み込みました。つまずいたのはシャッフルをどうするかということ。実際のプログラムをご覧いただければわかると思いますが、読み札のリストからランダムに1つを選んで一番先頭にコピーし、その後コピー元(順番は選んだ時よりも1つ増えている)を削除することで入れ替える作業をしています。これをゲームのはじめに行い、後はスペースキーを押すごとに次々と読み札を表示する(Scratch Catがしゃべる)という仕組みになっています。

今後は、これに音声も付け加えられたらと考えていますが、作業の見通しは立っていません。もしかすると、このようなリストの使い方だと余計に複雑になるのかもしれないという予感はしています。良い方法が見つかったら、改良に取り組んでみたいと思います。