2022年9月13日火曜日

保護猫を里親さんにお願いすることにしました

8月26日に猫を保護してから2週間が経ちました。ケガも体調もだいぶ良くなり、治りかけではありますが命に関わる状態ではなくなったので、次のステップを考えていました。

あまりにも人馴れしている様子から、飼い猫に違いないと思っていましたが、今のところ飼い主が現れることもなく、有力な情報もありません。元気になってきて餌を食べる量も増え、活動的になってきました。このまま面倒を見続けるのは相応の覚悟が必要だし、元気になってきた猫をケージに閉じ込めておくのもかわいそうだしと悩む気持ちが日に日に強くなってきました。

というわけで、学校で保護した直後にこの保護猫を「飼いたい」と言った職員に里親になってもらうことにしました。当然のことながら、無理矢理に押し付けるようなことはしたくありませんし、これから長い飼育生活をしてもらうことにもなりますので、まずはトライアルをしていただいて十分に話し合って納得した上でお返事をいただこうと思っています。

トライアルの前に2回目の病院へ行きました。病院では、体調の最終確認と今後必要な対応について教えてもらい、猫エイズと猫白血病の検査も受けました。(いずれも陰性)傷はかなり大きいのですが経過は良好で、化膿もせずにきれいな状態でした。かさぶたがかゆいようで、毛ごとむしり取ってしまうためちょっと痛々しい姿になっています。体重は2.8kgにまで増えていて、確かに急に大きく成長した気がしました。これまでの病院でのやりとりやアドバイスいただいたことなどをメモにまとめて里親になってくれる職員に渡しました。(猫のために買ったものも、必要ならみんなあげてしまおうと思っています)

命を助け、18日間世話をしてきた私に対しては、とてもよく懐いてくれて言うことを聞いてくれました。最終日は、たくさん甘えてくれたし、お別れのときはなかなかケージから出てくれないし。どうしても引き取り手がいないのなら、ずっと面倒を見てもよいかと思いましたが、家族のことや仕事のことなど条件はあまり良いとは言えないと思っていました。里親さんに可愛がってもらっているうちに私のことは忘れてしまうんだろうなと少し寂しい気持ちはありますが、これからの彼のことを考えるとその方が良いのだろうと思っています。健康に幸せに育ってくれることを祈りつつ。

2022年9月4日日曜日

K16からBluetoothスピーカーにつないでみる

前回、「RYECHER K16株式会社日進商事)」というBluetooth経由でオーディオ信号を受け取ってスピーカーを鳴らす機器を使ってPCからの音を鳴らしてみましたが、このK16には、オーディオ信号をBluetoothで飛ばす機能もあるので、試してみることにしました。使うのは、AUX端子です。オーディオ信号をK16のAUX端子に接続します。この状態で、スピーカーを外しておくと、外部のBluetoothスピーカーにオーディオ信号を飛ばすことができるというので、以下のような機器をつないでみました。

〈K16からつないだBluetoothスピーカー〉

今回実験したBluetoothスピーカーは、全て簡単に接続することができました。K16をいじらずにBluetoothスピーカーを切り替える場合は、前につないでいた方の電源を切って、次につなぎたい方の電源を入れてしばらく待つだけで接続できました。Bluetoothスピーカーの電源を入れる際に、K16とを近づけておくとつながりやすいようです。(なかなかつながらない場合は、K16の電源を入れ直した方が早くつながります)

テレビからのHDMI出力を映像と音声を分けて、この音声をK16でBluetoothスピーカーに飛ばしてみました。気になったのは、音声の遅延が発生すること。E-91が一番遅延が少なかったですが、よく聴いていると遅れていることがわかります。DAISOの2つは、モノラルのSR1323の方が遅延が少なく、DAISO_WS001は遅延が酷くて映像と一緒に使うのは無理があると思いました。いずれにしても、音声(音楽)を聴くだけであれば問題はないです。音楽を創作したり他の楽器や機器と一緒に使ったりしたい場合には、問題があるかもしれません。PCなどの直接Bluetoothでオーディオ信号を飛ばせる機器で使えば問題はないのですが、複雑なことをしようとすると不都合が生じてしまうようです。

よく考えると、K16にAUXでオーディオ信号を入力して、USB給電の300円スピーカー(DAISO)をつないでしまえば、後はBluetooth接続か、AUX入力かをリモコンで選択するだけでどちらからのオーディオ信号をスピーカーで鳴らすことができます。AUXの手前でミキサーや切替器を使えば、1つにまとめてAUXへ入れることもできます。つまり、WISH SUNのサウンドバーと同じようなことができるのですが、唯一違うところは充電式ではないところです。K16は電源のないところでは使えません。その意味では、ニッチなところを狙った商品と言えると思いますが、同じ場所でしか使わないという場合や気に入ったスピーカーをBluetoothで使いたいという場合などには、K16がとても便利だと思いました。

2022年9月3日土曜日

保護猫を病院につれていきました

前回の続きです。保護した猫はとても臭くて不衛生な感じだったので、シャンプーシートを使って体中をふきました。ノミのフンも大量に出てきました。耳の中も汚かったので、ペット用のウェットシートでふいて、少しは匂いが落ち着いてきました。(隙間の細いコームを使ってノミとフンを取り除きました)

傷口を見ると、腹部と足、背中に傷があり、かさぶたができかけていたので様子を見ていくことにしました。それ以上に心配だったのは、目やにと鼻水が出ていること。一応、目は開いているし、目やにや鼻水を取り除けば餌を食べられる程度なので、命に関わるほどではないにしても、体力が落ちている状態では傷の治りも悪くなるだろうと思いました。加えて、腹も壊し始めて体力が落ちていく感じ。このままではまずい。病院へ連れていかなければならないだろうと思い、職員に相談したところ、カンパを募るということに。申し訳なく思いましたが、ようやく病院へ行く目処が立ちました。

病院へ行く前に、病院の看護師さんに事情や状況を説明していろいろと教えていただいて病院まで連れていきました。今後のことを考えて、自宅から歩いて行ける距離のところで探しました。診ていただくと、傷口は良い状態で安心しました。便の検査や体温・体重など基本的なことを確認し、微熱があるとのことと。6ヶ月を超えた程度で1.98kgとのことでちょっと痩せている状態。猫風邪をひいていることと、虫がいるだろうとのこと。いろいろとお薬を処方してもらって本格的に治療をしていくことになりました。

〈処方していただいたもの〉※この他に試供品の消化器サポート餌をいただきました。

  • 抗生物質(飲み薬)
  • 整腸剤(飲み薬)
  • 駆虫剤(ブロードライン)
  • 点鼻点眼薬

動物病院の先生には事情を理解していただき、費用もぐんと抑えていただきました。涙が出るほどありがたい。 お腹を壊しているので餌を選ばないといけないらしく、指定された餌をネットで購入しました。子猫(キトン)用の餌がよいようで、より栄養価の高い餌が必要なようです。

病院へ行くために洗濯ネットに入れたのですが、予想以上にネットは嫌いなようで、キャリーバックの中で吐いてしまいました。ミニサッカーのゴールネットに絡まっていたことが思い出されたのか、帰宅してもしばらく落ち込んでいて餌も食べずに箱の中で寝ていました。夜になって少し元気になったところで処方された薬を使いました。抗生物質は小さくしてもらったのですが餌に混ぜてもうまく食べてくれず、抱っこして口に入れてシリンジで水を飲ませて流し込みました。この方法だと上手に飲んでくれました。

まだまだ心配は続きますし、もし里親に出すとしても最低限やっておかなければならない検査などもあるようなので、しばらくは保護猫活動をすることになりそうですが、できるだけのことはしてやろうと思っています。

学校で猫を保護しました

 約1週間ほど前になりますが、校庭の端にあったミニサッカーゴールのネットに猫が絡まっているとの連絡があり、急いで見に行ったところ、血だらけ尿だらけになった猫がもがいておりました。かなりもがいたと見えて、ネットがぐるぐるに巻き付いてどうにも解きほぐすことができません。本猫も、シャーシャーギャーギャーともがき苦しんでいます。

30分ほど格闘して、かなりのところまで解きほぐすことができたのですが、猫の体力が厳しくなってきて、動かなくなってしまいました。少し体を揺すると頭を持ち上げて口を開くのですが、もうダメという状態。急遽ネットを切って救出することにしました。

腹部や後ろ足を中心に絡みついたネットを切り取り、どうにか取り除くことができましたが、本猫の体に全く力が入らず、虫の息な感じで動こうとしません。頼むから死なないでおくれと思いながら抱いていると、少しずつ体を動かし始めてどうにか立って歩ける状態になりました。ホッと胸をなでおろし、これでどこへでも行けるだろうと思って帰ろうとしました。すると、ずっとついて来て何かを訴えています。水をやったらたくさん飲みましたが、それでもついて来ます。状況が酷いことはわかっていましたので、このまま保護しなければ死んでしまうかもしれないと思いながらも、自宅で飼うのはどうかとためらわれました。(もし翌日までいたら保護しようかという思いはありましたが…)

翌日、校庭で寝転んでいる姿を見つけて生きていたことにホッとしました。歩く姿も普通な感じだったので、大丈夫かなと思いました。しかし、昼頃に見に行くと、朝いたところの近くに倒れ込んでいて、私が近づいても逃げる様子がありません。むしろついて来て何かを訴えています。妙に人懐っこくて助けてもらう方法を知っているかのようでした。仕方がないので、保護することにしました。とは言え、いろいろと難のある猫ですから、簡単には行きません。自分の手持ちも少ない状態で、どこまで世話ができるか頭の痛いところですが、いろいろと工夫しながら猫が元気になるように努力したいと思います。

猫は穴を開けたダンボールに入れて、帰りがけに100円ショップでケージの材料やトイレ用品、エサ皿やペットシーツなどを買い込んで、保護猫活動をスタートしました。人馴れ具合から飼い猫であった可能性もあり、しばらくは猫と一緒に出退勤しながら飼い主探しもしていきたいと思っています。

追記】保護猫を病院に連れていきました。(2022.9.3)