2022年9月4日日曜日

K16からBluetoothスピーカーにつないでみる

前回、「RYECHER K16株式会社日進商事)」というBluetooth経由でオーディオ信号を受け取ってスピーカーを鳴らす機器を使ってPCからの音を鳴らしてみましたが、このK16には、オーディオ信号をBluetoothで飛ばす機能もあるので、試してみることにしました。使うのは、AUX端子です。オーディオ信号をK16のAUX端子に接続します。この状態で、スピーカーを外しておくと、外部のBluetoothスピーカーにオーディオ信号を飛ばすことができるというので、以下のような機器をつないでみました。

〈K16からつないだBluetoothスピーカー〉

今回実験したBluetoothスピーカーは、全て簡単に接続することができました。K16をいじらずにBluetoothスピーカーを切り替える場合は、前につないでいた方の電源を切って、次につなぎたい方の電源を入れてしばらく待つだけで接続できました。Bluetoothスピーカーの電源を入れる際に、K16とを近づけておくとつながりやすいようです。(なかなかつながらない場合は、K16の電源を入れ直した方が早くつながります)

テレビからのHDMI出力を映像と音声を分けて、この音声をK16でBluetoothスピーカーに飛ばしてみました。気になったのは、音声の遅延が発生すること。E-91が一番遅延が少なかったですが、よく聴いていると遅れていることがわかります。DAISOの2つは、モノラルのSR1323の方が遅延が少なく、DAISO_WS001は遅延が酷くて映像と一緒に使うのは無理があると思いました。いずれにしても、音声(音楽)を聴くだけであれば問題はないです。音楽を創作したり他の楽器や機器と一緒に使ったりしたい場合には、問題があるかもしれません。PCなどの直接Bluetoothでオーディオ信号を飛ばせる機器で使えば問題はないのですが、複雑なことをしようとすると不都合が生じてしまうようです。

よく考えると、K16にAUXでオーディオ信号を入力して、USB給電の300円スピーカー(DAISO)をつないでしまえば、後はBluetooth接続か、AUX入力かをリモコンで選択するだけでどちらからのオーディオ信号をスピーカーで鳴らすことができます。AUXの手前でミキサーや切替器を使えば、1つにまとめてAUXへ入れることもできます。つまり、WISH SUNのサウンドバーと同じようなことができるのですが、唯一違うところは充電式ではないところです。K16は電源のないところでは使えません。その意味では、ニッチなところを狙った商品と言えると思いますが、同じ場所でしか使わないという場合や気に入ったスピーカーをBluetoothで使いたいという場合などには、K16がとても便利だと思いました。

0 件のコメント: