2022年9月3日土曜日

保護猫を病院につれていきました

前回の続きです。保護した猫はとても臭くて不衛生な感じだったので、シャンプーシートを使って体中をふきました。ノミのフンも大量に出てきました。耳の中も汚かったので、ペット用のウェットシートでふいて、少しは匂いが落ち着いてきました。(隙間の細いコームを使ってノミとフンを取り除きました)

傷口を見ると、腹部と足、背中に傷があり、かさぶたができかけていたので様子を見ていくことにしました。それ以上に心配だったのは、目やにと鼻水が出ていること。一応、目は開いているし、目やにや鼻水を取り除けば餌を食べられる程度なので、命に関わるほどではないにしても、体力が落ちている状態では傷の治りも悪くなるだろうと思いました。加えて、腹も壊し始めて体力が落ちていく感じ。このままではまずい。病院へ連れていかなければならないだろうと思い、職員に相談したところ、カンパを募るということに。申し訳なく思いましたが、ようやく病院へ行く目処が立ちました。

病院へ行く前に、病院の看護師さんに事情や状況を説明していろいろと教えていただいて病院まで連れていきました。今後のことを考えて、自宅から歩いて行ける距離のところで探しました。診ていただくと、傷口は良い状態で安心しました。便の検査や体温・体重など基本的なことを確認し、微熱があるとのことと。6ヶ月を超えた程度で1.98kgとのことでちょっと痩せている状態。猫風邪をひいていることと、虫がいるだろうとのこと。いろいろとお薬を処方してもらって本格的に治療をしていくことになりました。

〈処方していただいたもの〉※この他に試供品の消化器サポート餌をいただきました。

  • 抗生物質(飲み薬)
  • 整腸剤(飲み薬)
  • 駆虫剤(ブロードライン)
  • 点鼻点眼薬

動物病院の先生には事情を理解していただき、費用もぐんと抑えていただきました。涙が出るほどありがたい。 お腹を壊しているので餌を選ばないといけないらしく、指定された餌をネットで購入しました。子猫(キトン)用の餌がよいようで、より栄養価の高い餌が必要なようです。

病院へ行くために洗濯ネットに入れたのですが、予想以上にネットは嫌いなようで、キャリーバックの中で吐いてしまいました。ミニサッカーのゴールネットに絡まっていたことが思い出されたのか、帰宅してもしばらく落ち込んでいて餌も食べずに箱の中で寝ていました。夜になって少し元気になったところで処方された薬を使いました。抗生物質は小さくしてもらったのですが餌に混ぜてもうまく食べてくれず、抱っこして口に入れてシリンジで水を飲ませて流し込みました。この方法だと上手に飲んでくれました。

まだまだ心配は続きますし、もし里親に出すとしても最低限やっておかなければならない検査などもあるようなので、しばらくは保護猫活動をすることになりそうですが、できるだけのことはしてやろうと思っています。

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