2022年9月3日土曜日

学校で猫を保護しました

 約1週間ほど前になりますが、校庭の端にあったミニサッカーゴールのネットに猫が絡まっているとの連絡があり、急いで見に行ったところ、血だらけ尿だらけになった猫がもがいておりました。かなりもがいたと見えて、ネットがぐるぐるに巻き付いてどうにも解きほぐすことができません。本猫も、シャーシャーギャーギャーともがき苦しんでいます。

30分ほど格闘して、かなりのところまで解きほぐすことができたのですが、猫の体力が厳しくなってきて、動かなくなってしまいました。少し体を揺すると頭を持ち上げて口を開くのですが、もうダメという状態。急遽ネットを切って救出することにしました。

腹部や後ろ足を中心に絡みついたネットを切り取り、どうにか取り除くことができましたが、本猫の体に全く力が入らず、虫の息な感じで動こうとしません。頼むから死なないでおくれと思いながら抱いていると、少しずつ体を動かし始めてどうにか立って歩ける状態になりました。ホッと胸をなでおろし、これでどこへでも行けるだろうと思って帰ろうとしました。すると、ずっとついて来て何かを訴えています。水をやったらたくさん飲みましたが、それでもついて来ます。状況が酷いことはわかっていましたので、このまま保護しなければ死んでしまうかもしれないと思いながらも、自宅で飼うのはどうかとためらわれました。(もし翌日までいたら保護しようかという思いはありましたが…)

翌日、校庭で寝転んでいる姿を見つけて生きていたことにホッとしました。歩く姿も普通な感じだったので、大丈夫かなと思いました。しかし、昼頃に見に行くと、朝いたところの近くに倒れ込んでいて、私が近づいても逃げる様子がありません。むしろついて来て何かを訴えています。妙に人懐っこくて助けてもらう方法を知っているかのようでした。仕方がないので、保護することにしました。とは言え、いろいろと難のある猫ですから、簡単には行きません。自分の手持ちも少ない状態で、どこまで世話ができるか頭の痛いところですが、いろいろと工夫しながら猫が元気になるように努力したいと思います。

猫は穴を開けたダンボールに入れて、帰りがけに100円ショップでケージの材料やトイレ用品、エサ皿やペットシーツなどを買い込んで、保護猫活動をスタートしました。人馴れ具合から飼い猫であった可能性もあり、しばらくは猫と一緒に出退勤しながら飼い主探しもしていきたいと思っています。

追記】保護猫を病院に連れていきました。(2022.9.3)

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