2023年6月7日水曜日

Apemanのアクションカメラを使ってみる

既に数年前になってしまいましたが、GoProを代表するアクションカメラが流行り始めた頃、AmazonApemanというメーカーのA79というアクションカメラを見つけて、値段が安かったのでどんなものかと思って衝動買してしまいました。本当は、授業の教材を作ったり、説明書代わりの動画を撮ったりすることを想定していたのですが、今の立場では自分で授業をする機会が極端に減った上に多忙になったこともあって、すっかり放置したままになっていました。最近になって自宅の機材を整理する中で「そう言えば…」と思い出し、どんなものか使ってみることにしました。

とは言え、特に何かの需要があったわけでもないので、とりあえず自分がDIY(木工)で作業をしているところを録画してみました。天気の良い日の屋外ではありましたが、録画したものを見ると全体的に明るさが足りない感じ。画質はドライブレコーダーと同じような感じです。カメラ自体の設定項目を見ると、ドラレコ用に作られていたシステムをアクションカメラ風の筐体に収めている感じがしました。USBケーブルで給電すると自動的に電源が入り、そのまま録画が始まる(車載カメラモード)設定にすることができるというのもドラレコ風の挙動です。安く売られていた理由がわかりました。

さて、これを何に使おうかと考えるところですが、素直にドラレコとして車に載せてしまうというのもありだと思います。(そのためのアタッチメントも付属しています)シガーソケットからUSB電源に変換するUSB充電器を使ってこのカメラに給電するようにしておけば、車を始動させると同時に録画をスタートさせることができますので、このカメラに一番合う使い方のように思います。

ビデオの解像度を4K30fpsにして、明るさの設定を上げればだいぶマシな映像にはなりますが、YouTubeで使えるようなレベルではないと思います。iPhoneなどのアプリで操作することもできますが、Wi-Fiを使った接続(カメラが簡易的なWi-Fiスポットのように振る舞う)を求められるため、普段Wi-Fiでネットに接続しているような場合には一度接続を切ってA79につなぐ必要があり、利便性はそれほど高くはありません。画角が広く短い距離で広い範囲が撮れるので、記録画像を残しておきたい時には使えるかもしれません。USB電源との間にUSB接続の人感センサーを取り付けると、防犯カメラとしても使えそうです。

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