2023年12月9日土曜日

TFabWorksのサーボコネクトボードを使ってみる

micro:bitを活用したロボットカーの教材化を考える中で、4年近く前に買って活用の機会を逃していたTFabWorksスピーカー付きサーボコネクトボードの使用感を確かめてみることにしました。購入した当時は、Servoモータについての知識がそれほどなくて、このボードに合うServoモータがどのようなものか分からず、Amazonで安く手に入れたもので試してみて、思ったような動きにならなかった(連続回転ができなかった)ので挫折したままになっていたのでした。

どうやら、以前に購入した安いMicroServoモータは、いずれも180°のものだったらしく、TFabWorksのサイトで公開されているサンプルプログラムではうまく動かすことができなかったのでした。そこで、再びAmazonで360°のServoモータを探して購入し、試してみることにしました。結果はあっさりと連続回転で動かすことができるようになりました。
#見た目で区別するのは、ほぼ無理だと思います。

動くと分かれば、これをロボットカーっぽく仕上げたいところです。そこで、タミヤの楽しい工作シリーズNo.193(スリムタイヤセット)の55mm径をこのServoモータに取り付けました。そして、車輪を付けたServoモータを強力な両面テープでサーボコネクトボードに貼り付けてロボットカーの出来上がりです。Geekservo動かしたときのプログラムを少し変えて動作確認ができました。(「P1」と「P2」を使います)
#ボールキャスターもつけてありますが、これが元々の付属品だったかは忘れてしまいました。orz

トータル金額が、ボードとServoモータでそれなりのお値段になってしまうので、児童が一人一つ買うような教材にはなりにくいとは思いますが、以前Tiny:bitのようにいろいろできて逆に教材として扱いにくいということはありません。拡張性はありませんが、micro:bit自体に5*5のLEDやV2以降ならスピーカーやマイクもついているので、考えようによっては様々な応用が考えられると思います。

ここまでいくつかのロボットカー(ラジコンカーも)を試してみて、それぞれのプログラムに共通性がないことがネックになりそうな気がしています。共通でないことを利用して、プログラムの仕組みを学ぶということも考えられなくはないのですが、気軽に動作確認をしたり、カスタマイズしたり、ロボットカー自体を自作したりする場合、何か基準になる標準的プログラムの作法のようなものがあると便利だと思いました。

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