以前から、「micro:bitでロボットカーを動かす」ことを教材化しようと個人的に研究をしていますが、これまで使ってきたものはServoモータを使用していることが多かったため、ディスカウントに限界を感じていました。安価で手に入るマブチモーター(130)のようなDCモータ(自宅にも在庫が大量にある)を使うことができれば、かなりのディスカウントになります。DCモータを動かすためには、micro:bitで直接コントロールすることはできず、モータを動かすための電源とモータドライバICが必要はなずです。
過去にTA7291S(datasheet)を使ったモータドライバICモジュールを作って、Arduinoやその互換機で動かしていましたが、このIC自体が1モータにしか対応していないため、これを2つのモータを動かすために使うとなると回路が大きくなってしまいます。(以前作ってみた1モータ+サーボステアリングなら使える可能性もありですが)そこで、たまたまAmazonで見つけたTB6612FNGという2チャンネルのモータドライバICを載せたモジュールを使ってみることにしました。
#購入時は、モジュール2個で1,499円でした。似たようなものでDRV8833というモータドライバICを載せたモジュールもあって、性能は若干落ちるようですがより安価なようです。
これを、FT-DC-002というアルミ筐体でDCモータを挟む構造になっているロボットカーキットやタミヤのユニバーサルプレートにダブルギヤボックス(ユニバーサルプレートと組み合わせるならツインモーターギヤーボックスの方がぴったりサイズです)とボールキャスターを組み合わせて作ったロボットカーベースに載せて動作実験をします。
#この自作ロボットカーベースは、スタジオMYUさんの「ミュウロボ」を参考にして作ったものです。
今回の作業は、サヌキテックネットさんの「DCモーターを制御する」を参考にしながら進めます。TB6612FNGモジュールは小さなブレッドボードに載せて、micro:bitはブレイクアウトボード(秋月電子通商の「micro:bit マイクロビットブレイクアウトボードキット」を使用:基板に「AE-MBIT-BREAKOUT_V」とシルク印刷されていた)に挿して、ジャンパワイヤーでつないで使うことにします。
ブレイクアウトボードに挿したmicro:bitをモータの制御に使ってラジコンカーを作り、もう一つのmicro:bitをラジコンカーのコントローラとして使います。見た目がごちゃごちゃした感じになってしまいましたので、もう少し整理してわかりやすくしていきたいと思います。
と、ここまででだいぶ情報量が多くなってしまいましたので、続きはあと2回に分けてまとめていきます。記事を公開したら、下のリストにリンクをはっていきます。
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