2024年5月26日日曜日

お手頃価格でも音質がよくて使いやすいアンプを探す

以前の続きです。Amazonで見つけたPAM8403(1個約167円)、PAM8610(1個499円)、TDA2822M(←PDF)(1個732円)と、格安なアンプICモジュールを使った実験を行ってきましたが、いろいろな問題が発生して(それはそれで勉強にはなるのですが)しまうので、もう少ししっかりとした設計のアンプを使ってスピーカーの音を聴き比べてみたいと思うようになりました。

いつものようにAmazonを徘徊していて、Vbestlife(←Amazonのショップページ)で取り扱われているZK-MT21(←YouTube動画=Bluetooth対応2.1chパワーアンプ)を見つけて試してみることにしました。このパワーアンプには、TPA3116D2というアンプICが使われていて、同様の設計のものが複数見つかります。価格は、Amazonで2,670円でした。
#電源は、YAZAWA(YZW)のACM1000という出力電圧を変えられるACアダプタを使いました。

それから、自宅からStereo SoundDigiFiを見つけました。これは、共立エレショップで「ハイレゾ対応オーディオシステム豪華6点セット(HAU-6SET←取り扱い終了?)」が限定特価品として2,000円だったので衝動買いしていたものです。この中から、アンプの部分だけを使って試してみようと思います。
#以下の記事にくわしく書かれています。

もう一つ、YAMAHAのA100(←信頼できる資料が見つからず)というアンプが自宅に眠っていたことを思い出し、部屋の隅から引っ張り出してきました。その昔、自宅に録音スタジオのようなものを作ろうと考えて、モニタ用のアンプとして購入したのでした。(部屋が狭くて出す機会がなくなって、放置したまま本職が忙しくなって…)久しぶりに電源を入れてみましたが、問題なく音が出ました。このアンプを購入した当時の価格は忘れてしまいましたが、当時の自分にとっては決して安い買い物ではなかったように記憶しています。

ということで、この3つについて使用感などをまとめておきます。

〈ZK-MT21〉
今回聴き比べたものの中では、唯一高音・低音の調節ができるところが大きく違います。また、2.1 chサブウーファ対応となっていて、3つ目のスピーカーをつなげることができます。これまで聴き比べてきた格安アンプICモジュールたちとは音の安定感が違うので、普段使いに十分耐えられる音質だと感じました。今回は、サブウーファにスピーカーをつながずに聴き比べをしましたが、サブウーファ用のスピーカーを購入してつないでみたいと思いました。
#Bluetoothからの入力にも対応しているようなのですが、Bluetoothは別のものを使っているので、このアンプでは使う予定がありません。

〈DigiFi〉
特価品として購入しましたが、もともとはそれなりのお値段のものだったこともあり、十分に聴ける音質でスピーカーを鳴らしてくれました。基板むき出しのまま試用しましたので、常用するのには向いていない状態ではありますが、何かで筐体を作って(専用のアルミ筐体が販売されていたらしいのですが…)収めてしまうというということも可能だと思いました。このDigiFiは、USB DACなど他の基板とセットで販売されていて、こちらも面白そうなのでいろいろと試してみたいと思っています。

〈A100〉
音の再現性が高いと言いますか原音に近いといいますか、電子楽器や録音時のモニタアンプに使えるくらいクリアな音に感じました。チープなスピーカーユニットでもそれなりによい音で鳴ってくれました。しかし、しばらく使っていると右側のスピーカーの音が小さくなってしまいました。かなり古いので故障していてもおかしくはないです。このまま処分するのはもったいない気がするので、故障原因を探して直してみたいと思っています。

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