2024年8月13日火曜日

Behringerのアナログドラムマシーン(RD-6)とアナログベースラインシンセサイザー(TD-3)を同期させてみた

前回の続きです。BehringerRD-6に続いてTD-3を購入し、両方とも試用するところまではやってみました。次は、他の楽器とつないで一緒に音を鳴らすことに挑戦してみたいと思います。はじめの一歩として、そもそも対で使われることが想定されているRD-6とTD-3を同期させてみます。
RD-6の基本コントロールマニュアル(なぜか「日本語版クイックガイド」という名前で保存先を聞かれますが、中身は「基本コントロールマニュアル」です)も見つけたので、今回はこれも参考にしています。

事情により、現在自室で様々な取組を同時に行っているため、かなり手狭で楽器の試用環境を広げることができません。とりあえずつなげて同期させて音が出るかだけを確認するため、Amazonで見つけたAU-401(←Google先生に聞いていただければ…)というミニステレオプラグ(TRS)対応のヘッドホン出力用ミキサーを購入し、RD-6とTD-3のそれぞれのPHONE出力からAU-401につないで、以前このBlogで紹介したXY-C50L(←YouTubeの動画)というステレオD級アンプにつないでスピーカーから音を出すという構成で動作確認をすることにしました。

同期の方法はいくつかあるようですが、今回はSYNC入出力を使うことにしました。ドラムマシーンのRD-6からの信号でTD-3を動かしたいと思います。そのためのTD-3側のセッティング方法を以下に箇条書きでまとめておきます。

  • シーケンスが止まっているか確認する(止まっていなければ止める)
  • 「Function」ボタンを押す
  • 「BACK」と「WRITE/NEXT」ボタンを同時に押す
    ※以下3秒以内に何もしないと変更モードが解除されます
  • 「4」キーボタンを押してクロックソースを「TRIG」に設定する(1=INT、2=MIDI、3=USBとなっている)
  • クロックレートを設定する(5=1PPS、6=2PPQ、7=24PPQ、8=48PPQとなっている)
    ※デフォルトが7=24PPQだったので、そのままにしました
  • RD-6のSYNC OUTとTD-3のSYNC INをTSケーブルでつなぐ

これで準備完了です。TD-3の「START/STOP」ボタンを押してから、RD-6の「START/STOP」ボタンを押すとベースとドラムが同時にスタートして同期した状態で演奏されました。なかなか面白いです。これまでは、ドラムとベースラインの演奏はMIDI音源だけでやってしまっていたので、つなげることを意識する必要がなかったのですが、今回のようにRD-6とTD-3をつないで同期させて音を鳴らすというのは、MIDIがない時代に戻ったようで不便でもあり電子楽器を動かしている楽しさもありで結構ハマりそうです。

今後やってみたいこととしては、KORGSQ-1(ステップシーケンサー)でドラムやベースにタイミングを与えつつハーモニーをつくり、BehringerのSWING(MIDI&CV/Gateキーボード)で様々な音源をコントロールしながら演奏してみたいと思っています。

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