2025年12月31日水曜日

令和7年末・令和8年始のごあいさつ

令和7年も年の瀬を迎えて、2025年が終わろうとしています。

興味をもったものは、自分が使えるお金の範囲内でとりあえず手を出してみる生活をしています。本業も忙しいし、自宅でやらなければならないことも多々あるので大したことはできませんが、自分を保つ意味でも必要なことかなと思っています。

その中で、やってみて面白いと感じたり、逆に情報が足りなくて困ったりしたエピソードを含めて、自分の備忘を兼ねてまとめてみているのがこのBlogです。振り返ってみると2010年に始めたので、もう15年もやっています。それまでは、Webページをメインに情報発信をしていましたが、それをBlogへ移行していくつもりで始めたのでした。

やってみると、Webページで作っていたときに比べて簡単に更新ができるし、「今」やっていることを発信するには、Blogの方が使い勝手が良いので、完全に方向性が変わってしまいました。Webページの方は、サービス終了に伴って閉鎖されてしまったものもありますが、プロバイダーと契約しているWebページは、残したままにしてあります。これまでの「成果物」を残しておくような感覚です。

令和8年を迎えるにあたって、このBlogで発信することは大きくは変わらないと思います。

音楽とか楽器とか、コンピュータとかガジェットとか、プログラミングとかフィジカル・コンピューティングとか、たまに城跡や教育のことも扱っていくと思いますが、その時その時に興味をもったことを扱っていくスタイルを続けていきたい思います。

多くの人の興味にはあまり関心がなく、ただ自分が面白いと思ったものだけに興味をもつ性分なため、これからも需要が高い発信にはならないだろうと思われるのですが、様々な同属の皆様(失礼!)の知恵や知識をお借りしながら、ぼちぼちやっていきたいと思っています。その際には、どうぞよろしくお願いします。

ということで、ここまで読んでいただいた皆様には、令和7年もご愛顧いただきありがとうございました。令和8(2026)年が良い年になりますよう願っています。m(_ _)m

2025年12月26日金曜日

Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)〜リズムパターンのプログラム

前回の続きです。BehringerRD-6(Analog Drum Machine)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってコントロールができるのか試してみようということで、SYNTHTRIBEとRD-6との接続までやってみました。今回は、実際にリズムパターンをプログラムしていきたいと思います。

リズムパターンのプログラム(エディット)の手順としては、以下のような手順で行うとよいと思います。
#各ボタンの機能については、先述の前回記事を参考にしてください。

  1. 本体に保存されているすべてのリズムパターンを「Dump」ボタンをクリックしてMac(PCでも同じ)に保存する
    ※必須ではありませんが、やっておくと変更前の元の状態に戻すのが楽になります。
  2. 自分でリズムパターンをプログラムする
    ※任意のリズムパターンをパターングループとパターンの番号を指定して「Recall」ボタンをクリックして読み込むか、PC等に保存してある「.seq」ファイルを「Import」ボタンをクリックして読み込むかしたものを改造することもできる
  3. できあがったリズムパターンを、パターングループとパターンの番号を指定してから「Store」ボタンをクリックしてRD-6に書き込む
  4. 本体のパターングループとパタンの番号を設定して「START/STOP」ボタンを押してリズムパターンを再生する

「Sequencer」の仕様として16分音符までの対応なので、複雑なリズムパターンを作りたい場合にはいろいろと工夫が必要な感じがしますが、昔ながらのちょっとチープな音でリズムを刻む感じは、懐かしくて心地よいです。アナログのドラムマシーンなので、音の安定性や挙動がおかしいと思われることもありますが、その際には、一度電源をOFFにして再度電源をONにすると元通りになるようです。また、いじりすぎてわけがわからない状態になってしまった場合には、「Dump」で作った「.sqs」ファイルで「Merge」できるようにしておけば安心だと思います。
#「General」タグ内の「Restore Factory Settings」ボタンをクリックして出荷時の状態に戻すこともできるようですが、リズムパターンは出荷時の状態には戻らないようです。

実機だけで設定を変更したりプログラムしたりするのが面倒なので、こういうソフトウェアを使ってMacやPCなどからコントロールすることができるというのはとてもありがたいことだと思います。(むろん、実機だけでも簡単に設定変更などができるインターフェイスがあるとありがたいのは間違いないのですが…)できることなら、Pro VS MINIも対応してもらえたらありがたいと思いました。(今後の対応に期待?)

「Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)」

2025年12月18日木曜日

Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)〜SYNTHTRIBEとの接続から

以前BehringerPro VS MINI(Hybrid Synthesizer)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってコントロールができるのかやってみて、うまく動かないことがわかったところまでを記事にしました。今回は、RD-6(Analog Drum Machine)を使って、iMacからコントロールできるかやってみたいと思います。

RD-6とiMacをUSB-Bケーブルでつないでから、SYNTHTRIBEを起動すると、自動的にRD-6が検出されて「Get Started」ボタンが表示されます。これをクリックすると、RD-6の本体の情報が表示されます。「General」タグでは、基本的な設定の確認・変更をすることができるようになっています。MIDIチャンネルの変更なども、このタグ内でできるようになっています。ファームウェアのアップデートが自動的に検出されるらしく、アップデートがある場合には「Firmware update is available.」というアラートが表示されます。アラート内の「OK」ボタンをクリックすればアラートの画面を閉じることができますが、アップデート作業が行われるまでは、毎回このアラートが表示されます。アップデートする場合は、SYNTHTRIBEのウィンドウ左側にある「Update」タグをクリックして、ファームウェアを更新する画面にしてから「Click to update」ボタンをクリックします。しばらく待つと、アップデートが完了したことが表示されました。(今回は、1.0.3から1.0.6へのアップデートでした)指示の通り10秒程度待ったあと、電源を入れ直して再起動します。
#「General」タグでは、工場出荷時の状態に戻すこともできるようになっています。

アップデートが終わったところで、SYNTHTRIBEからリズムパターンをプログラムしてみることにします。「Sequencer」タグをクリックしてシーケンス画面に移動すると、ドラムマシーンのリズムパターンをプログラムしたり、PC等に保存したり、RD-6本体に書き込んだりすることができるようになります。すべてが英語表記なので分かりにくいところもありますが、使ってみてわかったことをまとめておきます。(正しいかどうかは無保証ですので、参考にする場合はご自身の責任でお願いします)

Pattern Group 「Ⅰ」or「Ⅱ」
…パターングループを選択します。
Pattern 「1」〜「16」
…パターンの番号を選択します。

※2グループ16パターンで32パターンのリズムパターンを本体に保存できることになります。

「Store」ボタン 本体にリズムパターンを書き込む
…本体から読み込んだもの、PC等に保存された「.seq」ファイルを開いたもの、自分でプログラムしたものなどをグループとパターンの番号を指定して書き込みます。
「Recall」ボタン 本体のリズムパターンを読み込む
…本体に保存されているリズムパターンをグループとパターンの番号を指定して読み込みます。
「Import」ボタン PC等に保存されているリズムパターンを読み込む
…「.seq」ファイルとして保存されているデータを「Sequencer」に読み込みます。
「Export」ボタン 「Sequencer」で表示(プログラム)されているリズムパターンをPC等に保存する
…「Sequencer」上に表示(プログラム)されているリズムパターンを「.seq」ファイルとしてPC等に保存します。
「Dump」ボタン 本体内のすべてのリズムパターンをPC等に保存する
…本体に保存されているすべてのリズムパターンを「.sqs」ファイルとしてPC等に保存します。
「Merge」ボタン PC等に保存されている「.sqs」ファイルのデータで本体のリズムパターンを上書きする
…「Dump」で保存した「.sqs」ファイルのデータを本体に上書きします。

長くなってきてしまったので、実際のリスムパターンのプログラムは、次回ということにします。

「Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)」

2025年12月9日火曜日

Freenoveのコントロールボード(Arduino UNO R4互換)を使ってみる

Arduino® UNO R4が販売されるようになって2年以上が経過しています。そろそろ互換ボードが出てきても良いかなと思っていたところ、AmazonFreenoveという中国企業が互換機を販売しているのを見つけたので、どんなものかと思って買ってみました。Arduino UNO R4 Minima互換の「Control Board V5 Rev4 Mini(「V5 Rev4 Mini」と略記)」と、Arduino UNO R4 WiFi互換の「Control Board V5 Rev4 WiFi(「V5 Rev4 WiFi」と略記)」の2つです。
#Freenoveは、学習用のロボットキットなどを製造販売しているメーカーのようです。

本家UNO R4には、ルネサスの「RA4M1」というマイクロチップが搭載されています。チップの表面には、「R7FA4M1」と刻印されています。Freenove版のMiniとWiFiにも、同じくR7FA4M1チップが搭載されていました。同じチップが使われているということは、このチップ由来の不具合は、解消されていないままである可能性が高いということになります。そのあたりも含めて、これまでの知見をもとに検証をしていきたいと思います

今回の動作確認は、MacBook Proを使います。また、Arduino IDEは2.3.6を使うことにします。V5 Rev4 MiniをMacBook Proにつないで、Arduino IDEを起動します。「ツール」メニューから、「ボード:」を「Arduino UNO R4 Boards」→「Arduino UNO R4 Minima」を選択し、「ポート:」を「/dev/cu.usbmodem…(Arduino UNO R4 Minima)」を選択します。ボードマネージャで「Arduino UNO R4 Boards」をインストールしていない場合は、先にインストールしておく必要があります。

次に、「ファイル」メニューから、「スケッチ例」→「01 Basics」→「Blink」を開きます。これで、「→(コンパイル&書き込み)」ボタンをクリックすると、無事にLチカの動作確認ができました。基本的なことではありますが、互換機としての動作に問題はないようです。

V5 Rev4 Miniの動作確認ができたところで、続けてV5 Rev4 WiFiも動作確認をしていきます。同じ環境で動作確認をするために、V5 Rev4 WiFiに差し替えてから「ボード:」を「Arduino UNO R4 Boards」→「Arduino UNO R4 WiFi」に変更し、「ポート:」を「/dev/cu.usbmodem…(Arduino UNO R4 WiFi)」に変更します。動作確認用のプログラムとして、「ファイル」メニューから「スケッチ例」→「(Arduino UNO R4 WiFi用のスケッチ例)LED_Matrix」→「PlayAnimation」を開いて、「→(コンパイル&書き込み)」ボタンをクリックしてみました。すると、無事にマトリクスLEDにアニメーションが表示されて、問題なく動作することが確認できました。調子に乗って、以前の動作確認で使った、「Arduino UNO R4 WiFiを使って、ネットから日時取得 のプログラム」でも動作確認してみましたが、こちらも問題なくマトリクスLEDに現在時刻が表示されました。

Linuxでも試してみようと思い、Linux Mintで動かしている自作PCを使って確認をしてみました。結果としては、本家UNO R4と同じように、V5 Rev4 Miniの方は、「dfu-util」のエラーでコンパイル&書き込みができませんでした。V5 Rev4 WiFiの方は、「PlayAnimation」も日時表示も問題なくコンパイル&書き込みができました。ということで、FreenoveのArduino UNO R4互換コントロールボードでも、全く同じように使うことができることがわかりました。お買い得なのでArduinoブランドにこだわりがなければ選択肢としてありだと思います。

2025年12月1日月曜日

Pro VS MINIをiMacからコントロールできるのか

以前の続きです。BehringerPro VS MINIを購入して、古いMIDIキーボード(RolandのPC-300)でコントロールして音を出してみたところまでやりました。今回は、iMac(こちらもちょっと古め)につないでBehringerのDownload Centerからダウンロードしたソフトウェアが使えるのかやってみたいと思います。

先述の公式ダウンロードサイトでmacOS用の「SYNTHTRIBE(ダウンロード時のバージョンは、ver.2.9.0でした)」をダウンロードして、iMacにインストールします。そもそも、このソフトはBehringerが製造・販売する様々な電子楽器のコントロール(エディットやファームウェアのアップデートなど)をするためのもので、以前からどんなことができるのか使って試してみたいと思っていました。今回は、比較的新しいPro VS MINIにも対応しているのかどうか、確認してみたいと思います。
#ちなみにMIDI&CV/Gateキーボードの「SWING」については、「ControlTribe」という別のソフトウェアが用意されています。いずれも、ダウンロードサイト内で条件を選択しながら探さなければならないので、ちょっと面倒な感じがました。

まず、Pro VS MINIの電源は、USB-Cで供給されるようになっているので、ここからiMacにつないでみました。すると、とりあえず電源が入ることは確認できました。次に、SYNTHTRIBEを起動すると、Behringerのシンセサイザーたちの画像が次々に表示されるだけで、何も起こりません。一瞬、このソフトは製品紹介のソフトなのではと思ってしまいましたが、使っているUSB-Cケーブルが、電源用のものだったことに気がついてUSB 3.0対応のケーブルに交換しました。再びPro VS MINIの電源を入れて、SYNTHTRIBEを起動させようとすると、直後にアプリケーションソフト自体が落ちてしまうようになりました。どうやら、USB-CでつながっているPro VS MINIを探しに行って、何らかの処理をはじめたところで落ちてしまっているようでした。これは、USB 2.0対応のケーブルでやっても変わりませんでした。USBハブをはさまないでiMacに直接つないでも挙動は変わりません。やはり、現状のSYNTHTRIBEは、Pro VS MINIには対応していないのだろうと思います。
#表示される製品写真の中にも、Pro VS MINIは入っていませんでした。

ちょっと残念な気はしましたが、何か手がかりがないかと思って調べてみることにしました。英語の口コミ情報的なものをいくつか読みましたが、以前のバージョンでは使えたことがあったような…?どうして使えなくなってしまったのか。Behringerの公式ダウンロードサイトでは、Pro VS MINIの関連ソフトウェアとしてSYNTHTRIBEがダウンロードできるようになっているので、公式の認識では使えることが前提なのかもしれません。私が使っているiMacは、古いバージョンのmacOSで動かしている(最新のものにはアップデートできない)ので、それが不具合の原因かもしれないと思って、(本当は嫌だったけど…)普段遣いのMacBook Proでもいろいろと試してみましたが、結果は同じでエラーを吐いて落ちてしまいました。これ以上は、私の力ではどうすることもできません。状況に変化があったら、また検証していきたいと思います。現状では、MIDI INがあることを最大限利用して、MIDIキーボードやMIDIシーケンサーなどとつないで音源として活用することを考えたいと思います。

ここまでやってみると、以前に購入していた「RD-6(Classic Analog Drum Machine with 8 Drum Sounds, 16-Step Sequencer and Distortion Effect)」と「TD-3(Analog Bass Line Synthesizer with VCO, VCF, 16-Step Sequencer, Distortion Effects and 16-Voice Poly Chain)」について、SYNTHTRIBEでどんなことができるのか気になってきます。次回以降、これらの電子楽器について、SYNTHTRIBEの使用感を検証していきたいと思います。