2026年1月24日土曜日

macOSで「ESP32」を使ってみる〜ESP32 DevKitV1を使えるようにする

以前の続きです。Wi-FiやBluetoothに対応したマイコンとして有名なESPRESSIF Systems社の「ESP32」シリーズを使ってみるという話です。前回は、私が持っている「ESP32」シリーズが載っているのマイコンボードを整理してみましたが、今回は、実際に使えるように環境を整えていきたいと思います。プログラミング環境としては、MacBook ProArduino IDE 2.3.7を動かして使うことにします。

まず大前提として、ESP32を載せたマイコンボードを使うには、USBからシリアルへ変換するIC(「CP210x」や「CH340」が使われていることが多いようです)のドライバが必要です。普通に使っていれば(自動的に?)インストールされているようですが、もしうまく接続できない場合には、USBシリアル変換ICのドライバが上手くインストールされていないのかもしれません。「CP210x」は、Silicon Laboratories社の製品で、「CP210x USB to UART Bridge VCP Drivers」→「Download and Install VCP Drivers」から必要なドライバをダウンロードして使うことができます。また、「CH340」は、Nanjing Qinheng Microelectronics社の製品で、「CH341SER.ZIP」から必要なドライバをダウンロードして使ってください。
#マイコンボードに載っているUSBシリアル変換ICは、ボードごとに違うことがあるので、ご自身でのご確認をお願いします。

手始めに、前回紹介したESP32搭載のマイコンボードの中から、「ESP32 DevKitV1(以下「DevKitV1」と略記)」を使えるようにしていきます。いわゆる「Lチカ」まで動作確認して、うまく行ったらWi-FiやBluetoothを使った動作確認までやっていきたいと思います。Arduino IDEには、「esp32」ボードマネージャがインストール済みです。
#ボードマネージャのインストール方法は、拙Blogの過去記事を参照してください。

DevKitV1をmicroUSBケーブルでMacBook ProにつないでからArduino IDEを起動します。「ツール」メニューから「ボード:」→「esp32」→「ESP32 Dev Module」をクリックして選択します。USBシリアルポートの方は、同じく「ツール」メニューから「ポート:」を選択したいところなのですが、DevKitV1を接続すると「/dev/cu.usbserial-xxxx」と「/dev/cu.SLAB_USBtoUART」の2つのポートが出現するので、どちらを選択したらよいかわかりません。そこで、USBシリアル変換チップの刻印を確認しました。すると「CP210」と刻印されていたので、「/dev/cu.SLAB_USBtoUART」の方を選ぶことにしました。
Google先生に尋ねたところ、古い記事ですが、「ArduinoIDE インストールして ESP32 使って LED 光らせるまで」と「macOSでESP32-dev-moduleを実験する。」の2つのページを見つけたので、部分的に使えそうなところを参考にしながら動作確認をしていきました。

接続が終わったら、「Blink」ができるかやってみます。「ファイル」メニューから「スケッチ例」→「01.Basics」→「Blink」とたどってLチカプログラムを開きます。そのまま「→(コンパイル&書き込み)」ボタンをクリックしても、コンパイルに失敗をしてしまってうまく動きません。そこで、先程紹介したWebサイトの情報から、プログラム内の「LED_BUILTIN」と記述されているところを、すべて「2」に変更してコンパイル&書き込みをやってみました。すると無事にコンパイルが通って書き込みが完了しました。プログラムの通りオンボードのLEDが点滅を繰り返して、Lチカ動作の確認をすることができました。

この勢い(?)で、ワイヤレスでコントロールするにはどうしたらよいか調べてみます。ESP32は、Wi-FiとBluetoothが使えます。どちらを使うかは、目的に応じて決めればよいだろうと思いますが、動作確認をするにあたって、それぞれの使い方を確認しておいた方がよいだろうと思って、できるだけわかりやすく簡単にできる方法がないか調べてみました。Wi-Fiの場合は、ESP32で簡易なWebサーバを作って、LANなどを介して別の端末からアクセスするという方法が簡単そうです。Bluetoothの場合は、ESP32にBluetoothの設定をプログラムして、Bluetoothに対応した別の端末からBLEアプリを使ってアクセスする方法がよさそうです。やり方を調べながら動作確認の参考になりそうなサイトもいくつか見つけたので、参考にしながら試してみようと思います。…続く。

「macOSで「ESP32」を使ってみる」

2026年1月17日土曜日

Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(TD-3)〜ベースパターンのプログラム

前回の続きです。BehringerTD-3(Analog Bass Line Synthesizer)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってコントロールができるのか試してみようということで、SYNTHTRIBEとTD-3との接続までやってみました。今回は、実際にベースパターンをプログラムしていきたいと思います。

ベースパターンのプログラム(エディット)の手順としては、以下のような手順で行うとよいと思います。
#各ボタンの機能については、このBlogの前回記事を参考にしてください。

  1. 本体に保存されているすべてのベースパターンを「Dump」ボタンをクリックしてPC等に保存する
    ※必須ではありませんが、やっておくと変更前の元の状態に戻すのが楽になります。
  2. 自分でベースパターンをプログラムする
    ※任意のベースパターンをグループ、セクション、パターンの番号を指定して「Recall」ボタンをクリックして読み込むか、Mac(PCでも同じ)に保存してある「.seq」ファイルを「Import」ボタンをクリックして読み込むかしたものを改造することもできる。
  3. できあがったベースパターンを、グループ、セクション、パターンの番号を指定してから「Store」ボタンをクリックしてTD-3に書き込む
  4. 本体のグループ、セクション、パタンの番号を設定して「START/STOP」ボタンを押してベースパターンを再生する

「Sequencer」の使い方は、RD-6のときとほぼ同じと言って良いと思います。ベースラインシンセの場合は、同時に音が出る設定にはならないようで、ベースパターンと音のエディットくらいしかできず、ニッチな電子楽器であることは間違いないように思いました。ただ、ソフトウエア上ではTD-3の方がより細かな設定を行うことができるようになっていて、ソフトウエアを使うよさが感じられました。これは、とても便利でありがたいと思いました。
#TD-3には「FILTER IN」端子や「CV OUT」「GATE OUT」端子もあって、他の電子楽器との接続が意識されているのかもしれないと思います。というようなことを考えていたら、「Use the Behringer TD-3 Filter in for some nice sounds! (featuring the Limited Yellow Edition)」という記事を見つけました。ここで紹介されているYouTube動画が楽しそうで、やってみたくなりました。(^^)

これまで、RD-6とTD-3を専用アプリの「SYNTHTRIBE」でコントロールしてみましたが、「Logic Pro」などのシーケンスソフトを使ってコントロールすることも考えてみたいところです。以前、DTMに取り組んでいたときのこともすっかり忘れているし、その間にもいろいろと進化をしているだろうし、使い方を思い出したり調べ直したりする必要はあるかもしれませんが、新しく購入した電子楽器も増えてきたのでちょっと本腰を入れてやってみるのもよいかと思っています。
#そうです。一番のネックは、時間的な余裕がないということです。(涙)

「Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(TD-3)」

2026年1月10日土曜日

Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(TD-3)〜SYNTHTRIBEとの接続から

以前の続きです。BehringerRD-6(Analog Drum Machine)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってRD-6の設定などをいじってみました。実機だけ操作では分かりにくいことも、このソフトウェアで簡単に設定を確認・変更したりプログラムしたりすることができて、とても便利だと思いました。今回は、TD-3(Analog Bass Line Synthesizer)を使って、同じくiMacからコントロールしてみたいと思います。

TD-3とiMacをUSB-Bケーブルでつないでから、SYNTHTRIBEを起動すると、自動的にTD-3が検出されて「Get Started」ボタンが表示されます。これをクリックすると、「General」タグ内にTD-3の本体の情報が表示されます。RD-6と同じように、このタグ内で基本的な設定の確認・変更をすることができるようになっています。今回も、「Firmware update is available.」というアラートが表示されて、アップデートが自動的に検出されたので「OK」ボタンをクリックしてアラートの画面を閉じてから、SYNTHTRIBEのウィンドウ左側の「Update」タグをクリックして、ファームウェアを更新することにしました。「Update」タグ内の「Click to update」ボタンをクリックします。「In DFU mode」になったと表示され、再び「Click to update」ボタンをクリックします。しばらく待つと、アップデートが完了したことが表示されました。(今回は、1.2.6から1.3.7へのアップデートでした)指示の通り10秒程度待ったあと、電源を入れ直して再起動します。
#RD-6と同じように、「General」タグから工場出荷時の状態に戻すこともできるようになっています。その他、「PolyChain」タグと「Calibration」タグがあって、RD-6よりも多くの設定がこのソフトでできるようになっています。

アップデートが終わったところで、SYNTHTRIBEからベースパターンをプログラムしてみることにします。「Sequencer」タグをクリックしてシーケンス画面に移動すると、ベースラインシンセのベースパターンをプログラムしたり、PC等に保存したり、TD-3本体に書き込んだりすることができるようになります。RD-6のときと同じように、すべてが英語表記なので分かりにくいところもありますが、使ってみてわかったことをまとめておきます。(今回も正しいかどうかは無保証ですので、参考にする場合はご自身の責任でお願いします)

Pattern Group 「Ⅰ」〜「Ⅳ」
…パターングループを選択します。
Pattern Section 「A」or「B」
…パターンセクションを選択します。
Pattern 「1」〜「8」
…パターンの番号を選択します。

※4グループ2セクション8パターンで64パターンのベースパターンを本体に保存できることになります。

「Store」ボタン 本体にベースパターンを書き込む
…本体から読み込んだもの、PC等に保存された「.seq」ファイルを開いたもの、自分でプログラムしたものなどをグループ、セクション、パターンの番号を指定して書き込みます。
「Recall」ボタン 本体のベースパターンを読み込む
…本体に保存されているベースパターンをグループ、セクション、パターンの番号を指定して読み込みます。
「Import」ボタン PC等に保存されているベースパターンを読み込む
…「.seq」ファイルとして保存されているデータを「Sequencer」に読み込みます。
「Export」ボタン 「Sequencer」で表示(プログラム)されているベースパターンをPC等に保存する
…「Sequencer」上に表示(プログラム)されているベースパターンを「.seq」ファイルとしてPC等に保存します。
「Dump」ボタン 本体内のすべてのベースパターンをPC等に保存する
…本体に保存されているすべてのベースパターンを「.sqs」ファイルとしてPC等に保存します。
「Merge」ボタン PC等に保存されている「.sqs」ファイルのデータで本体のベースパターンを上書きする
…「Dump」で保存した「.sqs」ファイルのデータを本体に上書きします。

長くなってきてしまったので、実際のベースパターンのプログラムは、次回ということにします。

「Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(TD-3)」

2026年1月3日土曜日

macOSで「ESP32」を使ってみる〜まずは情報の整理から

よんどころない事情により、「ESP32」を使ってフィジカル・コンピューティングに取り組んでみることになりました。「そんなことは、今までもやっていただろう?」というのは、ごもっともな話。このBlogでも度々話題にしてきたM5StackシリーズのCore Basicにも、ArduinoUNO R4 WiFiにもESP32が載っています。

ESP32は、中国のESPRESSIF Systems社が開発製造している無線通信(Wi-FiやBluetooth)に対応したマイコンで、小型のマイコンボードやマイコンモジュールのようなデバイスで使われることが多いようです。安価であることとArduino IDEでもプログラミングができることで、フィジカル・コンピューティングデバイスとして手軽に使えるメリットがあります。

ちょっとだけ歴史(?)をたどると、ESP32を使うようになる以前に「ESP-WROOM-02(ESP8266←Wi-Fiのみ対応でBluetoothは非対応)」の頃から購入して、いろいろと試してきました。このBlogでもMKZ4ワイルドミニ四駆を動かしたときにも使いました。

ESP32のプログラミングをはじめるにあたって、自宅にある「ESP32シリーズ…データシート(←PDF)」のマイコンを載せたマイコンボードで、Arduino(互換機を含む)やM5Stack以外のものを整理してみました。以下、左側に「ボード名(シルク印刷などを頼りにした)」を示して、右側に調べてわかった情報についてまとめておきます。

ESP32-DevKitV1
(公式のDevKitsの中にはない)
Amazonで購入
Aideepen
ESP32 CP2102 Wireless WiFi Bluetooth Development Board Micro USB Power Module Dual Core ESP 32 ESP 32S ESP 32 Similar ESP8266
※サイト内の検索窓で「ESP32」を検索して見つけました。シルク印刷の「DEVKITV1」では出てきません。
【刻印】ESP-WROOM-32…データシートは見つけられませんでした。
ESP32-CAM
(同名のボードが複数販売されている)
※Amazonで購入
DM社(詳細不明)
Ai-Thinker社製品の模造品か。Ai社なら技適は取得済み(刻印なしなので使用注意)
【刻印】ESP32-S…データシート(←PDF)
→技適「ESP32-S
Maixduino
(マイコンボード+小型液晶パネル)
※Amazonで購入
Sipeed
MaixDuino Development Board
【刻印】ESP32-WROOM-32データシート(←PDF)
XIAO ESP32-S3
(切手サイズのマイコンボード)
マルツで購入
Seeed Studio
Seeed Studio XIAO ESP32S3 シリーズの入門ガイド
【刻印】ESP32-S3データシート(←PDF)
XIAO ESP32-C3
(切手サイズのマイコンボード)
※マルツで購入
Seeed Studio社
Seeed Studio XIAO ESP32C3の使用開始
【刻印】ESP32-C3データシート(←PDF)
XIAO ESP32-C6
(切手サイズのマイコンボード)
※マルツで購入
Seeed Studio社
Seeed Studio XIAO ESP32C6の使用開始
【刻印】ESP32-C6データシート(←PDF)

私が所有しているESP32系のマイコンボードを整理すると、こんな感じになりました。長くなってきたので続きは次回以降にしますが、今後は動作環境を整えて動作確認などをしていきたいと思います。

macOSで「ESP32」を使ってみる」

  • ESP32 DevKitV1にWi-Fiからアクセスしてみる

2025年12月31日水曜日

令和7年末・令和8年始のごあいさつ

令和7年も年の瀬を迎えて、2025年が終わろうとしています。

興味をもったものは、自分が使えるお金の範囲内でとりあえず手を出してみる生活をしています。本業も忙しいし、自宅でやらなければならないことも多々あるので大したことはできませんが、自分を保つ意味でも必要なことかなと思っています。

その中で、やってみて面白いと感じたり、逆に情報が足りなくて困ったりしたエピソードを含めて、自分の備忘を兼ねてまとめてみているのがこのBlogです。振り返ってみると2010年に始めたので、もう15年もやっています。それまでは、Webページをメインに情報発信をしていましたが、それをBlogへ移行していくつもりで始めたのでした。

やってみると、Webページで作っていたときに比べて簡単に更新ができるし、「今」やっていることを発信するには、Blogの方が使い勝手が良いので、完全に方向性が変わってしまいました。Webページの方は、サービス終了に伴って閉鎖されてしまったものもありますが、プロバイダーと契約しているWebページは、残したままにしてあります。これまでの「成果物」を残しておくような感覚です。

令和8年を迎えるにあたって、このBlogで発信することは大きくは変わらないと思います。

音楽とか楽器とか、コンピュータとかガジェットとか、プログラミングとかフィジカル・コンピューティングとか、たまに城跡や教育のことも扱っていくと思いますが、その時その時に興味をもったことを扱っていくスタイルを続けていきたい思います。

多くの人の興味にはあまり関心がなく、ただ自分が面白いと思ったものだけに興味をもつ性分なため、これからも需要が高い発信にはならないだろうと思われるのですが、様々な同属の皆様(失礼!)の知恵や知識をお借りしながら、ぼちぼちやっていきたいと思っています。その際には、どうぞよろしくお願いします。

ということで、ここまで読んでいただいた皆様には、令和7年もご愛顧いただきありがとうございました。令和8(2026)年が良い年になりますよう願っています。m(_ _)m

2025年12月26日金曜日

Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)〜リズムパターンのプログラム

前回の続きです。BehringerRD-6(Analog Drum Machine)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってコントロールができるのか試してみようということで、SYNTHTRIBEとRD-6との接続までやってみました。今回は、実際にリズムパターンをプログラムしていきたいと思います。

リズムパターンのプログラム(エディット)の手順としては、以下のような手順で行うとよいと思います。
#各ボタンの機能については、先述の前回記事を参考にしてください。

  1. 本体に保存されているすべてのリズムパターンを「Dump」ボタンをクリックしてMac(PCでも同じ)に保存する
    ※必須ではありませんが、やっておくと変更前の元の状態に戻すのが楽になります。
  2. 自分でリズムパターンをプログラムする
    ※任意のリズムパターンをパターングループとパターンの番号を指定して「Recall」ボタンをクリックして読み込むか、PC等に保存してある「.seq」ファイルを「Import」ボタンをクリックして読み込むかしたものを改造することもできる
  3. できあがったリズムパターンを、パターングループとパターンの番号を指定してから「Store」ボタンをクリックしてRD-6に書き込む
  4. 本体のパターングループとパタンの番号を設定して「START/STOP」ボタンを押してリズムパターンを再生する

「Sequencer」の仕様として16分音符までの対応なので、複雑なリズムパターンを作りたい場合にはいろいろと工夫が必要な感じがしますが、昔ながらのちょっとチープな音でリズムを刻む感じは、懐かしくて心地よいです。アナログのドラムマシーンなので、音の安定性や挙動がおかしいと思われることもありますが、その際には、一度電源をOFFにして再度電源をONにすると元通りになるようです。また、いじりすぎてわけがわからない状態になってしまった場合には、「Dump」で作った「.sqs」ファイルで「Merge」できるようにしておけば安心だと思います。
#「General」タグ内の「Restore Factory Settings」ボタンをクリックして出荷時の状態に戻すこともできるようですが、リズムパターンは出荷時の状態には戻らないようです。

実機だけで設定を変更したりプログラムしたりするのが面倒なので、こういうソフトウェアを使ってMacやPCなどからコントロールすることができるというのはとてもありがたいことだと思います。(むろん、実機だけでも簡単に設定変更などができるインターフェイスがあるとありがたいのは間違いないのですが…)できることなら、Pro VS MINIも対応してもらえたらありがたいと思いました。(今後の対応に期待?)

「Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)」

2025年12月18日木曜日

Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)〜SYNTHTRIBEとの接続から

以前BehringerPro VS MINI(Hybrid Synthesizer)をiMacにつないで、Behringerの「Download Center(ダウンロードサイト)」から入手した「SYNTHTRIBE」を使ってコントロールができるのかやってみて、うまく動かないことがわかったところまでを記事にしました。今回は、RD-6(Analog Drum Machine)を使って、iMacからコントロールできるかやってみたいと思います。

RD-6とiMacをUSB-Bケーブルでつないでから、SYNTHTRIBEを起動すると、自動的にRD-6が検出されて「Get Started」ボタンが表示されます。これをクリックすると、RD-6の本体の情報が表示されます。「General」タグでは、基本的な設定の確認・変更をすることができるようになっています。MIDIチャンネルの変更なども、このタグ内でできるようになっています。ファームウェアのアップデートが自動的に検出されるらしく、アップデートがある場合には「Firmware update is available.」というアラートが表示されます。アラート内の「OK」ボタンをクリックすればアラートの画面を閉じることができますが、アップデート作業が行われるまでは、毎回このアラートが表示されます。アップデートする場合は、SYNTHTRIBEのウィンドウ左側にある「Update」タグをクリックして、ファームウェアを更新する画面にしてから「Click to update」ボタンをクリックします。しばらく待つと、アップデートが完了したことが表示されました。(今回は、1.0.3から1.0.6へのアップデートでした)指示の通り10秒程度待ったあと、電源を入れ直して再起動します。
#「General」タグでは、工場出荷時の状態に戻すこともできるようになっています。

アップデートが終わったところで、SYNTHTRIBEからリズムパターンをプログラムしてみることにします。「Sequencer」タグをクリックしてシーケンス画面に移動すると、ドラムマシーンのリズムパターンをプログラムしたり、PC等に保存したり、RD-6本体に書き込んだりすることができるようになります。すべてが英語表記なので分かりにくいところもありますが、使ってみてわかったことをまとめておきます。(正しいかどうかは無保証ですので、参考にする場合はご自身の責任でお願いします)

Pattern Group 「Ⅰ」or「Ⅱ」
…パターングループを選択します。
Pattern 「1」〜「16」
…パターンの番号を選択します。

※2グループ16パターンで32パターンのリズムパターンを本体に保存できることになります。

「Store」ボタン 本体にリズムパターンを書き込む
…本体から読み込んだもの、PC等に保存された「.seq」ファイルを開いたもの、自分でプログラムしたものなどをグループとパターンの番号を指定して書き込みます。
「Recall」ボタン 本体のリズムパターンを読み込む
…本体に保存されているリズムパターンをグループとパターンの番号を指定して読み込みます。
「Import」ボタン PC等に保存されているリズムパターンを読み込む
…「.seq」ファイルとして保存されているデータを「Sequencer」に読み込みます。
「Export」ボタン 「Sequencer」で表示(プログラム)されているリズムパターンをPC等に保存する
…「Sequencer」上に表示(プログラム)されているリズムパターンを「.seq」ファイルとしてPC等に保存します。
「Dump」ボタン 本体内のすべてのリズムパターンをPC等に保存する
…本体に保存されているすべてのリズムパターンを「.sqs」ファイルとしてPC等に保存します。
「Merge」ボタン PC等に保存されている「.sqs」ファイルのデータで本体のリズムパターンを上書きする
…「Dump」で保存した「.sqs」ファイルのデータを本体に上書きします。

長くなってきてしまったので、実際のリスムパターンのプログラムは、次回ということにします。

「Behringerの電子楽器をiMacからコントロールしてみる(RD-6)」