2022年8月17日水曜日

32bit CPUの古いサブノートPCにLinux Mint(LMDE 5)をインストールして延命を図る

普段からLinuxを常用する私ですが、先日Chromebook化できなかったAcer古いサブノートPCが複数台あるので、そのうちの1台を最新のLinux Mintにしてやろうと思い、MintのWebサイトを覗きに行くと、もはや32bitのCPUは蚊帳の外の扱いになっていて、ほとんど対応していない状況になっていることがわかりました。(常用しているのは、64bit版なので気づかなかった)ウインドウシステムによるいくつかのバージョンがあるLinux Mintですが、いろいろと調べていると、それとは別にLMDE 5というのがあることを知り、今回はこれを使ってみることにしました。

LMDE 5のダウンロードサイトへ行くと64bitと32bitのバージョンがあることがわかりました。「32-bit」のタグを選び、インストールイメージ(.iso)をダウンロードします。次に、Linux Mint PCの「USB イメージライタ」を使って起動USBメモリを作りました。これを使ってサブノートPCを起動すると、(少々エラーが出るものの)何とか無事に起動してくれました。
#ついでに、このサブノートPCのHDDをSSD(120GB)に換装してからインストール作業をしました。

デスクトップに「Install Linux Mint」というアイコンが出ているので、これを起動してインストール作業をはじめます。問題は、画面が小さいためにインストーラのウインドウが切れてしまう(ウインドウの下の部分が見えない)ことでした。ウインドウサイズの変更を試みたり、画面の解像度を変更してみたりしたのですが、全く効果はなし。仕方がないのでTABキーを使って見えない「次へ」スイッチを探りながら(何度も間違えて戻ったり進んだりしながら)ようやくインストールが進むところまでたどり着くことができました。後はインストールが終わるのを待つだけです。 SSDにしたからか、かなりスムーズにできた気がしました。

インストールが終わって再起動すると、次は長いアップデート作業を行います。マルチメディア関係、使用言語関係の追加インストールを終えて、(リポジトリを近くのミラーサイトに変更して)アップデートマネージャーのアップデートを終えると、長いアップデート作業の時間になりました。(こちらは別の仕事をしながらですが)アップデートが終わると、取りあえず使える環境が整いました。使用感としては、メインPCで使っているCinnamon Editionとほぼ同じで、全く違和感はありませんでした。今後これをどう使おうか考え中です。

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