このところ、Linux Mintで運用しているPCにNVIDIA系のグラフィックボードを載せて動作確認をしたりベンチ台で実験したりしています。グラフィックボードのセッティングを確認したり変更したりするソフトとして、WindowsだとMSIのAfterburnerが有名なようですが、Windowsを使っていない私には何物なのかさっぱりわかりません。そこで、同じようなことができるLinuxのソフトがないか探していると、「GreenWithEnvy」というのがあることを知り、どのくらい使えるものか確かめてみることにしました。
調べてみると、このGreenWithEnvyは「Flatpak」で簡単にインストールできることがわかりました。(Flatpakは、アプリケーションやランタイムを管理するツールです)自宅で使っているLinux Mintには、Flatpakがインストールされていました。はじめに、GreenWithEnvyのインストールイメージをダウンロードします。ダウンロードが終わったら、「ダウンロード」フォルダ内のGreenWithEnvyインストーラのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。「パーミッション」タグを選択して、「プログラムとして実行可能」にチェックを入れます。(これをやっておかないと、インストール後にうまく起動しませんでした)プロパティウインドウを閉じて、再び右クリックして「別のプログラムで開く」→「Software Manager」を選択します。(右クリックで「Software Manager」がトップに表示されている状態は、パーミッションの「プログラムとして実行可能」がチェックされていないかもしれません)あとは、ソフトウェアマネージャーからインストールすることができるようになりますので、「インストール」ボタンをクリックして待つだけです。
軽く使ってみましたが、グラフィックボードの状態がわかるだけでなく、消費電力やGPU Fanの動作についてのセッティングが可能なようです。オーバークロックの設定ができそうなところもありますが、メインPCのGTX 1650では設定ができないようでした。何かの条件が合えば設定ができるようになるのかもしれません。また、画面表示はすべて英語で、部分的に文字化けしているところがあるので、部分的に日本語に対応しようとしてフォントがうまくあたっていない状況なのかなと推察しました。今後は、ベンチ台に載っているマザーボードのSSDにインストールして、いろいろなグラボの動作確認をする際に活用したいと思います。
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