2022年11月6日日曜日

カブトムシの世話(2022秋)〜ベランダ飼育でこれまでとの違いはあるのか

前回の世話から2ヶ月あまりが経ちました。この間も、折に触れてコンテナのフタを開けて中を覗いて様子を見ていましたが、このところ腐葉土のかさが減ってきて、そろそろ冬眠の時期にもなることから、餌となるマットを足してあげなければと思い作業をはじめました。(使っている腐葉土は、無添加の落葉広葉樹の葉のみを使ったものです)

カブトムシ用の飼育マットと違い、腐葉土は保水力が弱いので表面から5cm程はすっかり乾いています。カブトムシたちもこの当たりまで食べに来ることはありません。前回の世話の直後に、表面に出てきて亡くなっている個体が1頭ありましたが、何らかの原因で環境が合わなかったものと考えています。

乾いた腐葉土を取り除くと、フンが大量にある層が現れました。これらをどんどん取り除いていくと、くぬぎマットの塊が数箇所見つかりました。くぬぎマットにはきのこの菌糸が絡んでいて、その近くにカブトムシの幼虫(3令虫)が集まっていました。もともとは、くぬぎマットをまんべんなく敷いていたのですが、食べ進んでいるうちにきのこの菌糸が繁殖してしまったのか、きのこの菌糸があったため食べ残したのか真相はわかりません。いずれにしても、くぬぎマットもしっかりと食べていて、まるまると太った幼虫になっていました。全部で18頭(前回20頭)でした。

底の方は再び腐葉土の層で、こちらはかなり湿り気がありました。新しくくぬぎマット10Lを加えてよく混ぜ合わせ、その上にフンを取り除いた腐葉土&くぬぎマット(加水した朽木も一緒)を入れて、幼虫たちを放しました。さらにその上から腐葉土を20L程度入れてコンテナを満タンにしました。(朽木や腐葉土の中に農作業等で使うプラスチックと思われるものが混じっていることがあるので、取り除きながら作業をしました)

新居になってカブトムシ飼育をベランダで行っていますが、風があまり通らない構造になっているためか、コンテナ内があまり乾燥せず、きのこの菌糸がかなり広がっていました。カブトムシにとってどれだけの影響があるのかわかりませんが、大きなものは取り除いたので今後の経過を見ていきたいと思います。(取り除いたフンは、いつものように植栽に使います)

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