2009年7月11日土曜日

KNOPPIX 6.0.1でEtoysとScratchを動かしてみました

1CD LinuxやUSBメモリにインストールしたLinuxなどの動作テストをするために作ったPCで、USBメモリにインストールしたKNOPPIX 6.0.1にEtoys3.0やScratch1.4をインストールしてみました。

Etoysは、SqueakLandからdebパッケージをダウンロードしてインストールしました。
http://squeakland.org/download/

Scratchは、最新版の1.4がUbuntu用のdebパッケージのみリリースされているので、これを使うことにしました。
http://info.scratch.mit.edu/Linux_installer

ちょっと驚いたのは、起動してすぐに日本語表示になったことです。これまでは、はじめに英語表示を日本語表示に直す必要がありましたが、そのまますぐに使える状態でした。すばらしい!

残念ながら、日本語入力には対応していないのでやりたいことが制限されてしまいますが、ひとまず動いたということで、満足しています。
#日本語入力については、別のソフト(テキストエディタか何か)で打ち込んでおいて、コピー&ペーストすれば入力することができます。少々面倒ですがどうしてもという場合はこの方法でもいいのではないかと。

とは言えできるだけ早く、日本語入力にも対応して頂けると助かるなぁと思っているところです。

【追記】同環境でDolittleの動作確認もしてみました。パッケージ管理ソフトからOpenJDKを選択してインストールし、KNOPPIXのホームに展開したDolittleを「java -jar」コマンドで動かしてみました。問題なく起動&動作しました。(2009.7.21)

2009年7月4日土曜日

Scratch 1.4リリース

リリース候補で使用実験を続けていたScratchですが、ようやく正式版1.4がリリースされました。
http://info.scratch.mit.edu/Scratch_1.4_Download

まずはMac版を試してみました。日本語文字の扱いについていくつかバグがあったのですが、それも解消されていい感じの仕上がりになっています。これからもう少し使い倒してみたいと思います。

次に、Ubuntuに導入していた1.4rcを今回のものに置き換えてみました。相変わらず日本語入力はできないものの、日本語表示も問題なくクリアし、動作については問題なさそうな雰囲気でしたが、「保存」と「ファイル」→「開く」を選択すると、バグ(「Message Not understood:findTokens:」と書かれた窓にエラーメッセージがずらずらと並んでいる)が発生してしましました。これは、比較的日本語にもよく対応しているSqueakVM 3.7-7を使っても、もともとLinux版Scratch 1.3.1に入っていたSqueakVM 3.9-8を使っても同じ結果となりました。かなり残念です。

ついでに、WineでWin版のScratch 1.4を直接動かしてみました。こちらの方も日本語入力はできませんでしたが、「保存」と「開く」にバグはなく、問題なく作ったファイルを保存して開くことができました。そもそも、非力なマシーンを使ってScratchを使いたいと思っているので、Wineで動いてもあまりうれしくないのですが、とりあえすUbuntuではWin版のScratch 1.4を使っていくことにします。

ライブCDで学習環境の構築実験2

ライブCDを使って学習環境を構築する実験のつづきです。今回は、DSL(Damn Small Linux)4.4jpとAUSTRUMI1.8.5jpで実験してみました。いずれも、「ライブCDの部屋」で公開されているものを使わせていただきました。
#日本語環境を含めて100MBを超えるくらい。

DSL4.4jpは、一昔前のLinuxな感じの使い心地で、子どもたちに使わせるのは難しいかもしれないなぁと感じました。Scratchなどのソフトウエアのインストールもちょっと手間がかかりそうな気配。.debがうまく使えずPerlのスクリプトもうまく動きませんでした。DSLにはその派生版としてDSL-Nというのがあるのですが、こちらはカーネル2.6系を使っているそうなので、今度試してみようと思います。
#ちなみにこの書き込みは、実験用のラップトップPCにDSL4.4jpをインストールして書き込んでいます。

【追記】DSL-Nでも試してみましたが、残念ながらうまく行きませんでした。ついでに、SimplyMEPISという1CDLinuxを見つけたので試してみましたが、これはX windowシステムを起動させることができませんでした。(2009.7.4)

AUSTRUMI1.8.5jpは、軽量なわりにシンプルかつ洗練されたデスクトップで、「使える」と直感しましたが、残念ながら実験用のラップトップPCでは、起動させることができませんでした。起動しないというのは根本的な問題なのであきらめるしかありません。

Scratchがインストールできて、古いラップトップPCでも動かすことができるようになるまでには、もう少し実験を続ける必要がありそうです。

2009年6月28日日曜日

UbuntuにUSB接続の各種デバイスをつなぐ

ちまたには、USB接続のさまざまなデバイスが出回っていますが、そのほとんどが「Mac/Win対応」と書かれていて、「Linux対応」と書かれていることは希です。しかし、Linuxでも動かないでも無い(微妙な表現ですみません)場合が多く、実際にさまざまなデバイスをLinuxで使っています。

ちょっとした興味から、いくつかのデバイスについて「ひょっとしたらLinuxでも動くんじゃないかなぁ」と思い、動作テストを行ってみました。

(1) 古いeMacが生きていた頃、とある研究のために購入したUSB接続のWebカメラ(I-O DATA)を使っていました。しかし、新しく購入したMacBookにはiSightカメラが標準でついているため、捨てるのももったいないのでしまい込んでいました。これをUbuntuで使えないかと思い早速接続してみました。

Webカメラからの映像を表示するソフトを起動すると、カメラは認識されていない様子。そこで「lsusb」コマンドを使って確認してみると「ID 0c45:6030 Microdia VideoCam ExpressII」として認識されいてることがわかりました。さて、ここからどうすればカメラが使えるようになるのか。試行錯誤が続きそうな気配です。
#「dmesg」コマンドで確認しても、認識されていることがわかります。

(2) ゲーム用のコントローラがどの程度使えるのか試してみようと考え、近所のPCショップで期間限定で安売りしていたゲームパッド(ELECOM)を購入してきました。

これをつなぐと「ID 0079:0011」と表示されるのみで、デバイス名は表示されませんでした。こちらも、簡単には使えそうにありませんでした。

(3) かなり古いバーコードリーダー(NEC)を見つけたので、これも接続してみました。こちらは認識&使用とも全く問題ありませんでした。これはすばらしい!

これからLinuxをデスクトップ用途として常用することを考えると、こうしたデバイスの認識&使用がスムーズに行えることが重要になってくると思います。さまざまなところで努力されていることと思いますが、そうしたノウハウをできるだけ集約し、簡単に使うことができるようにしていく必要があると感じています。

2009年6月24日水曜日

ライブCDを利用して学習環境を構築したい

「ライブCD」というのは、OSを1枚のCDやDVDに焼いて、そこから起動できるようにしたものを言います。KNOPPIXはその代表と言っていいくらい有名です。

以前からお世話になっている「ライブCDの部屋」というサイトがあるのですが、このところ、様々なライブCDが登場してかなりにぎわっている感じになっています。

中でも私が注目しているのは、次の3つです。

  • PCLinuxOS 2009.1…Mandrivaベース
  • SLAMPP lite 2.0…SLAXベース
  • Dreamlinux 3.5…Debianベース

そもそもKNOPPIXで学習環境を構築しようという試みを続けていたのですが、ここへ来て手元の古いPC(KNOPPIXの教育利用に関する研究のために無償貸与されていたもの)が最新のKNOPPIXでは動かなくなり、他のものを模索している中で上の3つに行き着いたのでした。

本当は、とても軽くて古いPCでもサクサクと動作してくれるPuppy Linuxに注目していたのですが、使いたいソフトのインストールが難しく(RPMやdebも使えず、tarからのインストールもかなり手間がかかる感じ)、学習環境を構築するのに時間がかかりすぎることから断念しました。そして、それに変わる軽くて古いPCでも快適に使えてメジャーなパッケージ形式が利用できるものを探していたのです。

いずれにしても一長一短あって、思い通りというわけには行かないようです。何か成果として報告できることがあったら、続きを書きます。

2009年6月14日日曜日

Scratch1.4rc on Linux

先日から取り組んでいるScratch 1.4のリリース候補のテストですが、マイナーな使い方とは思いつつ、Linuxでの動作実験に細々と取り組んでいます。

テスト用のマシーンで動かしているUbuntu 9.04に、Mac版のScratch 1.4rcから持ち込んだScratch.imageおよび.iniを使ってLinux版Scratch 1.3.1の1.4rc化を始めました。この他に持ち込まなければならないものは、CameraPluginとWeDoPlugin、それからlocaleフォルダ内の.poファイル一式です。一連のファイルを所定のところにコピーすると、あとは「runscratch.sh」をダブルクリックするだけで問題なく起動しました。

KNOPPIX 5.1.1ベースのEdu 7でも同様の手順でLinux版Scratch 1.3.1の1.4rc化をやってみました。こちらも問題なく起動しました。昨年は、楽器音が出なくて苦労しましたが、今回は難なく音も出て、ドラム音も出るようになっていました。
#音色数が少ないので全種類の音が出るわけではないですが…。

問題点は、日本語入力と録音ができないこと。この点については、1.3.1の時と変わっていません。スタッフの関係でLinux版の開発にはあまり積極的に取り組めないと聞いていますので、どこまで対応して頂けるかわからないのですが、今後の改善に期待をしているところです。
#今年も、Scratchを使った研究が続けられそうなので、是非!

2009年6月11日木曜日

Scratch 1.4rcが公開されました

次期Scratch 1.4のリリース候補版が公開されました。
http://info.scratch.mit.edu/Scratch_1.4_Release_Candidate

現在のところMac版とWin版のみです。そもそもMacユーザな私は、まずMac版を試してみました。一番大きく変化したところは、「演算」のコマンドが増えたことでしょうか。インターフェイスも若干変わって使いやすくなったように思います。
#「変数」の日本語2バイト文字の扱いについて、バグがあることがわかっています。

追加された機能も申し分ありませんし、WeDoとの親和性を高めるための拡張も行われており、これからの進展が楽しみです。

と書いて終わりでは何なので、Ubuntu 9.04上の(1)WineでWin版のScratch 1.4rcを試し、ついでに(2)Linux版の1.3.1のScratch.imageにMac版の1.4rcのScratch.imageを入れ替えてみました。

(1)については、メニューなどの日本語2バイト文字が正常に表示されない問題に遭遇しましたが、locale/ja.poのWinで使うフォントを設定するところに、明示的に「IPAゴシック」と書き込むことで正常に日本語が表示されました。ただ、私の環境ではWineで日本語入力ができない(多分どこかの設定をいじらないといけない)ので、日本語入力について試すことができていません。

【追記】Wineで日本語入力ができるようにしました。(ちょっと長い文になると変換できないのですが)Scratchでも日本語入力ができるか試してみましたが、残念ながら文字化けが発生して日本語は入力できませんでした。(2009.6.14)

(2)については、Mac版の「Scratch」の中身に侵入し、今までになかったプラグインをコピーしてUbuntu 9.04のScratch/squeak/3.9-8(同3.7-7も)へ持ち込みました。合わせて、Mac版に付属の「locale」の中身をすべてコピーし、Ubuntu 9.04のScratch/localeへ持ち込みました。これだけで、とりあえず使える環境が整いました。相変わらず日本語入力は不可能(Squeak 3.7-7を使っても文字化けする)なのですが、これも今後の対応に期待したいと思っています。