2021年4月11日日曜日

iMacのキーボードをメカニカルキーボードにしてみた

このところ、キーボードがマイブームとなっています。前回、プログラム可能なキーボードのことを書きましたが、これがとても便利で重宝しています。これからもいろいろとやってみたいと思って、ネタを仕入れているところです。

これまでにも何度かキーボードのことを話題にしましたが、最近のMacBook Proを含むノート(ラップトップ)PCに搭載されている、キーストロークの浅いキーボードはあまり好みではないので、iMacを含むデスクトップマシーンには、打鍵感のしっかりとしたキーボードを使っています。自宅のiMacでは、昔eMac(過去に存在した教育市場向けのMac)に付属していたUSキーボードを使用していました。(もともとiMacについていたBluetoothキーボードは、ファイルサーバで時々使っている)

eMac(情報がほとんどない…)のキーボードは、しっかりとした作りなのにおしゃれな感じなので長年愛用していたのですが、いつだったか、飲み物をこぼしてしまったことをきっかけに、いくつかのキーの動きが悪くなっていました。キーキャップを抜いて掃除をしたものの、汚れが取り切れていないのか、キーキャップの戻し方が悪かったのか、経年劣化か、…いずれにしても気持ちの悪い状態になっていました。

 自宅で現役で使っているキーボードは、Linuxで使っている(これも16年近く愛用している)A4TECH(今の会社がその昔のものと同じかどうかはわかりません)のAntiRSI KB-6というキーボードと主にRaspberry Piで使っているPFUHHKB Lite 2です。KB-6はPS/2接続で、HHKB Lite 2はUSB接続です。両方ともメンブレン方式のUSキーボードですが、その割に打鍵感がよくキーのブレも少なくて愛用しています。HHKB Lite 2の方はそれなりの値段がしましたが、KB-6の方は$27(グアム旅行中にセール品をGet)だったのでHHKB Lite 2の半額くらいで買ったものです。しかも丈夫で長持ち。

いろいろと品定めをした結果、iMac用にはメカニカルキーボードを購入することにしました。とは言え、あまり予算もないので、Amazonで見つけたHavitという中国メーカーの赤軸89キーのUSキーボード(KB487L)を選びました。メカニカルキースイッチには、JIXIANと刻印されていました。Cherry MX互換赤軸キースイッチというやつです。前回紹介した、プログラム可能な9キーのキーボードも赤軸キースイッチ(OUTEMUというメーカーのCherry MX互換)だったので、クリック感のないリニアストロークタイプのものです。キースイッチの形はそっくりですが、打鍵感を決めるのはキースイッチだけではないので手触りや押し心地、押したときの音などに違いがあります。

iMacにつないで今のところ問題なく使えています。感動したのは、音楽再生がこのキーボードからコントロールできること。昔のiMacについていたリモコンが使えなくなって、しばらく音楽を聴いていなかったのですが、これでキーボードを手前においておけば音楽が聴けるようになりました。(常用しているMacBook Proの3歩先に置いているだけだからそのくらい動けと…)とは言え、まだ使い始めて間がないので、じっくりと使い込んでみたいと思います。そのうち、いろいろカスタマイズを初めてしまうかも知れませんが…。

2021年4月2日金曜日

MacでKoolertronのマクロキーボードをプログラムする(AMAGを使う)

仕事の効率化のために、キーボードのスイッチを使って思い通りの文字列を入力したり、それぞれのキーにいろいろな機能を持たせたりすることが長年の夢でした。Arduino LEONARDO系(ATmega32u4)の技術を使えばできそうだということはわかったのですが、本格的に取組むことができず時間だけが過ぎていました。

そんな折、Amazonでプログラム可能なマクロキーボードを見つけました。キーの数はそれほどいらないので、3*3の9キーのものを選んで購入しました。1つ目に買ったものは、付属していたユーザーガイドを頼りに、その中に示されていたURLから専用の設定変更ソフトをダウンロードしてやってみましたが、うまく設定変更ソフトと接続できず返品しました。ちょっと高かった2つ目(これがKoolertronというメーカーのもので、OUTEMUというメーカーのCherry MX互換赤軸キースイッチが使われていた)は、Amazonのレビューが豊富だったので行けるかなと思ったのですが、ユーザーガイドに書かれたURLから設定変更ソフト(これがAMAGというものだった)をダウンロードして使ってみてもうまく接続できませんでした。(AMAGの方が他のものでも使えるようで、汎用性が高い印象でした)

Amazonの商品ページのレビューを眺めていると「AMAGキーボードクライアント」なる文字列を発見。これをキーワードとして検索すると、ユーザーガイドらしきPDFファイルを見つけました。これは、マクロキーボードに付属していたユーザーガイドとそっくりで、設定変更ソフト(AMAG)のURLや説明動画のURLがリンクになっていたので、これを利用しました。再びダウンロードしたAMAGは、「amag.app.zip」という名前の全く同じものでした。このzipファイルを解凍したときに、「amag」と英文のPDFファイルが現れます。これをよく読む必要がありそうだということに気づき、苦手な英語にチャレンジすることにしました。(初見は拒否反応があるので読む気にもならない)

解凍されたPDFファイルには以下のようなことをする必要があると書かれていました。

  1. ターミナル(Terminal)を起動する
  2. 「gcc --version」と打って「return」キーを押す
  3. 「ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)”」と打って「return」キーを押す(ここでパスワードの入力と、再び「return」キーを押すことを求められるので指示に従う)←インストール作業が行われるのでしばらく待つ
  4. 「brew install libusb」と打って「return」キーを押す←少し待つ
  5. 「brew install libusb-compat」と打って「return」キーを押す←少し待つ

ここまでで、基本的な設定は終了のようです。もしうまく接続ができなかった場合は、さらに英語の説明に従って作業をする必要があるようですが、今回はうまくいったようです。念の為、再起動もしました。1つ目に購入したものには、付属していた紙のユーザーガイドとは違うGUIの専用ソフトらしきユーザーガイドのPDFファイルが入っていたのですが、使い方が書かれていただけで、このような作業が必要なことが書かれていませんでした。残念。

おもむろに、マクロキーボードをUSBで接続し、AMAGを起動して「Connect」を押すと、マクロキーボードのデフォルトの設定が吸い出されて表示されました。これで設定変更ソフトからプログラムすることができるようになりました。AMAGを起動すると、アプリケーションの名前は「Bootmapper」となるのはどうしてなんだろうと素朴な疑問はあるのですが、使い込んでいくうちにさらに便利な使い方を見つけられるかもしれません。ちょっと楽しくなってきました。

2021年2月21日日曜日

Linux版Scratchの日本語入力の状況を確認する

前回、事情によりScratch 1.4での教材開発を諦めて、今後はScratch 3.0で教材開発を行っていくことにしたのですが、ふとRaspberry PiのScratchでは「日本語入力はどうなっているのかな?」と疑問に思いました。と言うのもLinux版のScratch 1.4では、日本語のインライン入力ができず、テキストエディタ(「メモ帳」的なもの)で日本語テキストを打ち込んで、コピーしてScratchにペーストするというとても面倒なことをしなければならなかったのです。

早速、検証環境として使ってるRaspberry Pi 3Bと常用しているLinux Mintで動かしているPCで「〈こんにちは!〉という」ブロックに日本語入力ができるか、保存の際にファイル名に日本語入力ができるかの2つを確認していきます。日本語変換はFcitx-Mozcを使います。

  1. Raspberry Pi 5.4.83-v7+ ※「uname -a」コマンドで確認した
    • Scratch 1.4(オフライン)…Mozc起動せず
      • ブロックに日本語入力…×
      • 保存時に日本語入力…×
    • Scratch 3.0(オフライン)
      • ブロックに日本語入力…○
      • 保存時に日本語入力…○
    • Scratch 3.0(オンライン)※Chromiumブラウザー
      • ブロックに日本語入力…○
      • 保存時に日本語入力…○
  2. Linux Mint 19.3
    • Scratch 1.4(オフライン)…Mozc起動せず
      • ブロックに日本語入力…×
      • 保存時に日本語入力…×
    • Scratch 3.0(オフライン)…Mozc起動せず
      • ブロックに日本語入力…×
      • 保存時に日本語入力…×
    • Scratch 3.0(オンライン)※FirefoxブラウザーおよびChromiumブラウザー
      • ブロックに日本語入力…○
      • 保存時に日本語入力…○

RPiのScratch 3.0(オフライン)が日本語入力に対応していることに驚きました。つまり、MintのScratch 3.0でも日本語入力ができるようにすることができるかもしれないということ。(若干ややこしい)試しに、Wine上で動かしているScratch 1.4(Windows版)でも試してみましたが、日本語入力が文字化けしてしまいました。こちらは文字コードの問題のように感じたので、設定をいじれば使えるようになるかもしれません。(Scratch 3.0(Windows版)は、エラーを吐いて起動してくれませんでした)

そう思って調べていると、RPiのScratch 1.4で日本語入力ができるようにする設定の仕方を解説したブログのページを見つけました。「#6 スクラッチ1.4の日本語入力設定【Raspberry Pi】」です。これを参考にしてターミナルを開いて以下のようにやってみました。

$ sudo mousepad /usr/bin/scratch
※Raspberry Pi OSのテキストエディタは、Mousepadがインストールされているため。

その後、テキストエディタで以下のように設定を書き換えます。

〈変更前〉
$WRAPPER "$VM" $VMOPTIONS “$IMAGE” …※以下略
〈変更後〉
$WRAPPER "$VM" $VMOPTIONS -vm-display-x11 -compositioninput “$IMAGE” …※以下略

Raspberry Pi OSを再起動して、Scratch 1.4を起動して試してみましたが、日本語入力ができるようになっていました。調子に乗って、MintのScratch 1.4でも同じことを試してみました(Mintのテキストエディタは、「xed」を使っている)が、Mozcは起動するようにはなったものの文字化けしてしまいました。でも、あと少しな感じです。

Scrstch 3.0の方は、公式にLinux版が公開されていないので何か特別なチューンが必要な感じがしていますが、調べてもなかなか良い情報が得られませんでした。また時間を見つけてチャレンジしてみます。

2021年1月31日日曜日

Raspberry PiでScratch 3.0を使って音が出るか検証する

macOSが32bitアプリケーション非対応(10.15 Catalina以降)になってから、これまで愛用してきたMac版Scratch 1.4が動かなくなり、自宅でWindowsを使わない私にとっては、常用しているLinux MintWineを動かしてWin版Scratch 1.4を使うか、直接Linux版Scratch 1.4を使うかの2択を迫られています。
#悩んでいる理由は、過去記事を参照のこと。

年明けにRaspberry PiのScratch 1.4を使っていて、音が出ていないことに気づきました。常用しているLinux Mint 19.3 Mateで確認したところ、Linux版Scratch 1.4では問題なく音が出て、Wine上で動かしたWin版Scratch 1.4では、「ニャー」しか音が出ませんでした。
#Wine上の方は、MIDI音源の設定ができていないためと思われます。

結論から言うと、Raspberry Pi OS(Raspbian)が、最近ALSAの「PulseAudio」を使うようになり、これにScratch 1.4が対応していないために音が出ないのだそうです。
#例によって、abee2さんに教えていただきました。https://twitter.com/abee2/status/1335152928793841665 

ならばと思い、Scratch 3.0ではどんな環境で音が出るのかを検証してみることにしました。試したのは(1)AV JACKにつないだ有線スピーカー、(2)Bluetoothスピーカー、(3)USBオーディオ経由のヘッドホン、の3つです。Bluetoothを使うためにRaspberry Pi 3Bで検証することにしました。

(1)有線スピーカー(AV JACK接続)※ダイソーで300円で購入したもの
#参考「ダイソー300円USBミニスピーカーで遊ぶ
Chromiumブラウザー
・YouTube動画…○

TiMidity++
・MIDIファイル…○

Scratch 3.0(オフライン)
・ニャー…○
・ドラム音…○
・楽器音…○

Scratch 3.0(オンライン)※Chromiumブラウザー
・ニャー…○
・ドラム音…○
・楽器音…○

(2)Bluetoothスピーカー ※ダイソーで500円で購入したもの
#参考「SR9910型 - ダイソー500円Bluetoothスピーカーの調査と分解
Chromiumブラウザー
・YouTube動画…○

TiMidity++
・MIDIファイル…○

Scratch 3.0(オフライン)
・ニャー…○
・ドラム音…○
・楽器音…○

Scratch 3.0(オンライン)※Chromiumブラウザー
・ニャー…○
・ドラム音…○
・楽器音…○

(3)USBオーディオ(Headphone Set)※3D SOUND使用
#参考「USB 3D SOUND を集めてみました
Chromiumブラウザー
・YouTube動画…○

TiMidity++
・MIDIファイル…○

Scratch 3.0(オフライン)
・ニャー…○
・ドラム音…○
・楽器音…○

Scratch 3.0(オンライン)※Chromiumブラウザー
・ニャー…○
・ドラム音…○
・楽器音…○

どのパターンも無事に音が出ました。コンソールから「alsamixer」コマンドを使うと、「カード」と「チップ」の欄に「PulseAudio」と表示されます。Linux Mintでは、「カード」は「HDA Intel PCH」、「チップ」は「Realtek ALC887-VD」と表示されるので、このあたりがScratch 1.4で音が出るor出ないの差になっているのではないかと思います。

今後は、本格的にScratch 3.0へ移行することを考えようと思います。

2021年1月10日日曜日

100均のUSB充電の機器たちをUSB HUBで効率よく充電(給電)する実験

最近、乾電池ではなくバッテリーを内蔵するものが多くなり、さらにその多くがUSB経由で充電するようになっているように感じています。iPhoneとかiPadなどの携帯端末類は当たり前としても、マウスやキーボード、おもちゃ類(ラジコンヘリとかドローンとかゲームコントローラとか)、M5Stackなどのマイコンガジェット類もUSB充電になっています。そもそも、様々な機器がUSB給電になっていて、今使っているMacBook ProはUSB-Cでの給電だし、Raspberry PiニンテンドークラシックミニファミコンなどもmicroUSB(RPi 4はUSB-C)給電です。こうなってくると、あれもこれもUSBケーブルでつながれていて、ケーブルの混雑がすごいことになっています。

この状況を少しでも改善しようと考えました。特に私がよく衝動買いしてしまう100均で取り扱われている製品の充電用USBケーブルをできるだけ効率よくまとめる方法がないか考えてみました。ケーブルの抜き差しはできるだけ避けたいし、ケーブルの本数も増やしたくない。何とかならないものかと考えて、スイッチ付きのUSBハブの活用を思いつきました。

ということで、今回購入したのは、Sabrentというメーカーの4ポート(USB 3.0対応)のHUB(HB-UM43)で、スマホやタブレットのバッテリーチャージには使えず、4ポート合計で5V900mAh以上で使ってはいけないことになっていました。逆に言えば、900mAを超えなければバッテリーチャージにも使えるということだと解釈し、試してみることにしました。試したものは以下のとおりです。

電流を測るためにUSB接続の簡易な電圧/電流計(CHARGER Doctor)を用いて測定しました。精度は悪いかもしれないのであくまで参考程度として。表示機(7segLED)の関係で、10mAよりも小さい電流は表示できなくなっています。(電圧計測範囲:3.5V〜7V、電流計測範囲:0A〜3A)USB電源はカシムラ製のAS-36(USBは2口で合計3.4A)を使いました。

実験検証のためにそれぞれの機器の電池をある程度消耗(リチウムイオン電池は完全放電するとバッテリーが痛むらしい)してから充電を始めてどのくらいの電流になるのか測ってみることにしました。

500円の音楽再生機能付きBluetoothスピーカーは、電池が少なくなってくると「No Battery. Please charge.」と言います。この状態で電源スイッチをOFFにして充電を開始しました。すると赤いLEDが点灯し、電流計には0.56Aと表示されました。1時間くらいで充電が完了し、赤いLEDが消えました。

600円の防滴機能付きBluetoothスピーカーは、電池が少なくなってくるとピポ音が鳴ります。この状態で電源スイッチをOFFにして充電を開始しました。すると赤いLEDが点灯し、電流計には0.27Aと表示されました。こちらは、20分程度で0.25Aと徐々に電流が小さくなっていく感じで、充電が終わると0.04A〜0(検出できない)Aになり、赤いLEDが消えました。

300円のBluetoothイヤホン・マイクは、電池が少なくなってくると「No Battery.」と言います。この状態から充電を開始すると、赤いLEDが点灯し、電流計には0.08Aと表示されました。15分程度で0.04Aになり、程なくして赤いLEDが消灯しました。

いずれの機器も900mA(0.9A)を超えることはありませんでした。充電を終えた後も問題なく動作しています。これらの機器は、充電時に必要な電流量が異なるようですが、可能な範囲で使用すれば問題なさそうです。試しに、500円スピーカーと600円スピーカーを同時に充電してみましたが、ときどき0.9Aと表示されるのですぐに止めました。単純にたし算をすればよいというものでもないようです。

今後は、他の機器でも給電できるか試してみようと思っています。なお、メーカー非推奨の使用方法ですので、もし真似をされる場合は自己責任でお願いします。

2020年11月20日金曜日

中華製ビデオキャプチャーボードでChromebookの画面をキャプチャする

衝撃的な値段の例のビデオキャプチャボードが有名なようですが、そんなこととはつゆ知らず、よんどころない事情があってAmazonで安価なものを探していたところ、電源もドライバーのインストールも必要なく、さまざまなOSに対応していると謳ったビデオキャプチャボードを見つけて即買い。例のビデオキャプチャボードの2倍くらいのお値段でしたが、USBコネクタ部分がケーブルになっているので負荷が軽減できると考え、「良い買い物をした」と自分で納得させながら使ってみることにしました。

「よんどころない事情」というのは、「Chromebookの画面をキャプチャして教材を作る」ということ。GIGAスクール構想の関係で1人1台のChromebookが導入されるのは良いのですが、現場の環境に合わせて、あるいは授業や教材に合わせて簡易なマニュアルやワークシートなどの教材を作ってあげなければなりません。ところが、セキュリティで固められたChromebookは、スクリーンショットを外部ストレージに保存することができません。クラウドを使っているので、その中に教材類を入れておくという使い方を想定しているのかもしれませんが、今回導入されたChromebookとクラウド上でファイル共有が許されている授業用PCは、授業を行う全員の教職員分はありません。(学級数にも満たない)その上、教職員もChromebookの使い方を研修しなければならない状態のため、教職員向けの研修教材(あまり児童には知られたくないことも含まれる)も作らなければならず、これをクラウドに置いておくことは管理上の問題が生じるので避けたいところです。

そこで、校務用のPC(教職員にほぼ1人1台分導入されている)でも教材づくりができるように、Chromebookの画面をキャプチャするビデオキャプチャボードを使ってみることにしたわけです。これまでは、画面をデジカメで写真にとってごまかしていた(!)のですが、写真だと光の具合できれいに見えないし、レンズの関係で水平・垂直がきれいに出ないので加工がしにくいという欠点があります。今回使ったビデオキャプチャボード(VENKIMというメーカー(セラー)の商品)は、HDMIからの信号をUSBカメラのように変換するもので、Webカメラ(UVC)に対応しているソフトで観ることができます。VENKIMは中国の企業のようですが、商品自体に商品名や型番等の記載はなく、似たような形状のものがたくさんあることからどれも似たようなものなのではないかと推察。カメラの名前として「HD31(video)」と出てきますが、後でわかったことですがこの名前は同じような機能を持つ他のメーカー(セラー)のものでも同じなので、形状だけでなく中身も似たようなものなのだと思われます。Amazonの商品ページに書かれていた仕様は以下の通りです。

  • PS4XboxNintendo Switchなどのゲーム機(HDMI出力のある各種機器)から、ビデオ/音声をPCに表示したり、録画/ライブ配信(ライブ)したりすることができる。
  • USB 2.0
  • HD 1080p/30fps
  • 最大入力解像度:3840x2160@30Hz
  • 最大出力/録画解像度:1920x1080@30Hz、1280x720@60Hz 1600x1200@60Hz
  • WindowsMacAndroid OSで使用可能
  • VLCメディアプレーヤーOBSスタジオXSplitなどのライブビデオ録画アプリケーション対応
  • プラグアンドプレイ対応

今回は、Webcamoidで使ってみることにして、試しにこれを使ってRaspberry PiのHDMI出力をMacBook ProにインストールしたWebcamoidで見てみましたが、特に問題なくRPiの画面をキャプチャすることができました。これはなかなか便利です。

早速これをChromebookで試してみようと思ったのですが、HDMI出力がなかったので、USB 3ポートかUSB-CポートからHDMI出力に変換するケーブルが必要だということがわかりました。またまたAmazonで探してQGeeMというというメーカーのUSB-CからHDMIを出力する変換ケーブルを購入しました。ようやくこれでChromebookの画面をキャプチャして画像ファイルとして保存することができるようになりました。多少の遅延はありますが、ライブ配信をするような使い方をするわけではないので、十分実用的だと思います。今後は、これらに類似したものを公費で購入して、先生方にも使っていただこうと思っています。

2020年10月25日日曜日

自作PC(B365M-HDVとi3-9100)のケース(Core 1100)を交換する→GeForce GT 1030を使えるようにする

新しい自作PCを使えるようにする続きです。自宅にあった古いLindowsのPCケースに入れて一応完成させた自作PCでしたが、電源スイッチ周りがヘタっていて反応がイマイチな状態になっていることに気づきました。否、そもそもこのPCケースを使わなくなった理由が、何となくスイッチの動きが鈍くて使うのをやめていたということをすっかり忘れていたのでした。この際だから、もうしっかり作り込んでしまおうと考えて、PCケースを新調することにしました。

購入したのは、Fractal DesignCore 1100というPCケースで、AmazonB365M-HDV(Micro ATX)マザーボードのサイズに合うものでできるだけ安いものを選んで購入しました。(よく調べたら、スウェーデンの会社なんですね)黒の筐体に白いケースFANとPCI-eスロットのカバーも白。センスの問題だと思うけれど、これはこれでアリかもと思いました。地味にありがたいのは、ネジ類とケーブルを束ねるロックタイが付属していること。(私の場合は、両方とも自宅にあるからなくても大丈夫なんだけどね)

ちょっと手間だけれど、今まで使っていたPCケースからパーツ類を外します。そのまま新しいPCケースに入れて使うものと、捨てるものと、別の機会に使うものとに分けます。古いPCケースの電源スイッチは、中のスイッチ本体は特に問題なし。PCケース側のスイッチパネルのバネ部分がダメになっていて、キシキシと音がするし動きが鈍い。経年劣化ということで捨てることにしました。気を取り直して、PCの組立を始めます。PCケースを新しくするので、ついでに他のパーツも追加購入してみました。今回追加で購入したパーツは以下の通りです。

  • 80+ BRONZE電源…FSPOwltech 500W ATX電源(RA-500B
  • 2.5inch HDD…Seagate Barracuda 1TB(ST1000LM048)
  • DVD-RWドライブ(9.5mm)…TSST(東芝サムスン)TS-U633J←生産中止?詳細不明
  • ビデオカード(PCI-e)…MSINVIDIA GeForce GT 1030 2GB OC(VD6348
  • 無線LANカード(PCI-e)…Ziyituod AC 1200Mbps WiFi Card with Bluetooth 4.2(WIE7265

Amazonで安く売っているのを狙って購入していますので、特にこだわりはありません。とは言え、動かないのは困るので、レビューやその他のサイトでチェックをして、評判の悪いものは避けています。

ということで、古いPCケースから全てのパーツを取り除いて、新しく組み直します。あまり作り込んではいなかったものの、電源を交換するので全てのケーブルを外すところからはじめてかなり時間がかかりましたが、マザーボードの移動から各種パーツの移動・配線を済ませ、動作確認をするところまで組み上げました。

いざ電源を入れて動作確認をしようとしたところ、マザーボードの起動画面が表示された後、画面がブラック・アウトしたまま何も表示しなくなりました。ビデオカード(GeForce GT 1030)の挿し方が悪かったのかもしれないと考えて、もう一度挿し直しましたが改善されませんでした。仕方がないのでビデオカードを外してIntel内蔵グラフィック(マザーボードのHDMI出力)を使って起動させると、問題なくLinux Mint 20が表示されます。(ビデオカードを抜かないとマザーボードのHDMI出力からも何も映りませんでした)そこで、「ソフトウエアの管理(ソフトウエアマネージャ)」で「NVIDIA」と「NVIDIA driver」を検索し、「Nvidia-settings」「Nvidia-prime」「Nvidia-driver-450」「Nvidia-utils-450」を入れてみました。(「Nvidia-driver-450-Server」もインストールしようかと思いましたが、「Nvidia-driver-450」とバージョンが若干違うことと競合する感じもあるのでやめておきました)
#現時点での最新版が「450」シリーズなのですが、この選択が正しいかどうかは保証の限りではありませんので、お試しいただく場合は自己責任でお願いします。

ここで改めてビデオカードを挿して起動すると、問題なく画面が表示されました。ドライバマネージャを開いて見てみると、使用できるドライバの一覧も表示されるようになっていました。これでGeForce GT 1030からの画面表示の問題は解決しました。

内蔵した無線LAN+Bluetoothカード(Intel Dual Band Wireless-AC 7265搭載)も問題なく動いていて、無線LANへの接続やBluetoothのペアリングも問題ありません。残すところは、メインのSATA SSD以外に載せている256GBのM.2 SSDと1TBの2.5inch HDDをどのように活用するかということが課題です。他にも動作確認できていないところがあるので、時間を見つけて確認していきたいと思います。