2024年6月22日土曜日

DAISO 300円スピーカーのエンクロージャーを自作する

以前、スピーカーのエンクロージャーを自作したことについてまとめましたが、その後もスピーカー作りにハマって作り続けています。
#徐々に試してみたいことが増えてきて(複雑になってきて)、1つのスピーカーを完成させるのに時間がかかるようになってきています。

普段メインで使っている自作PCには、YouTubeなどでも大人気なDAISO300円スピーカー(税込330円)をつないでいました。特に不満もなく快適に使えていたのですが、他のスピーカーを試すために抜き差ししたり移動したりしているうちに調子が悪くなり、音が出にくくなってしまいました。分解して中を見ると、スピーカーの導線が断線していました。この状態から、単純に修理するだけではつまらないと思い、修理のついで(?)にエンクロージャーを自作してみることにしました。

材料は、いつものようにDAISOで扱われている木箱や木の板、キルト芯(圧縮タイプ)などを使いましたが、コネクタやケーブルは、秋月電子Amazonで購入したオーディオ用のものを使いました。その他に、バスレフポートを付けたり密閉性を高めるために隙間テープを使用したりして、チープなスピーカーユニットを常用するための工夫を盛り込んでみました。出来上がりはこんな感じになりました。

アンプについては、Amazonで見つけて2,670円で購入したVbestlife(←Amazonのショップページ)のZK-MT21(←YouTube動画)というBluetooth対応2.1chパワーアンプ(←これまで使っていたもの=TPA3116D2搭載)ではなく、同じくAmazonで見つけて1,699円で購入したSinilinkXINYI Sini Audio(←YouTube動画=XY-C50L)というBluetooth、USBメモリ、AUX-INに対応したステレオD級アンプ(AP3050D搭載←データが見つかりません…)を使って音の確認をしました。
#同じアンプがいろいろなところで販売されています。私が買ったものよりもさらに安く扱っているところもあるようです。

同じスピーカーユニットでも、エンクロージャーとアンプを変えるとこんなにも音が変わるのかと思うほど、好みの音で鳴ってくれるようになりました。エンクロージャーの容積が約2Lくらいに大きくなったことで、音の響きが良くなったのかもしれません。300円スピーカーに付いているアンプは、低音を抑えてあるのであまり低音が響かなかったのですが、今回使ったアンプとバスレフポートの組み合わせで低音もよく鳴るようになったと思います。

反面、ボーカルの入った楽曲では楽器の音に厚みを感じるものの若干歌声が埋もれてしまうような印象でした。ナレーション入りの動画などでは特に問題は感じませんでしたが、ボーカルが入った曲をしっかり聴きたい場合はイコライザーなどで調節する必要があるように感じました。
#その後、ボンドで取り付けた側面の板に隙間があることがわかったので、密閉するために木工パテで埋めたところ、音の輪郭がはっきりするようになってボーカルもだいぶ聴きやすくなりました。

DAISO 300円スピーカーは、もともと値段の割に良い音で鳴ることで有名なスピーカーなので、低音が響かない代わりにボーカルがしっかりと聴こえます。そもそもこのスピーカーは、そういうバランスで作っているとも言えるので、バランスの調整はなかなか奥が深いと思いました。

2024年6月16日日曜日

「micro:bitでフィジカル・コンピューティング」のためにいろいろなブレイクアウトボードを使ってみる

以前から、micro:bitを使ってロボットカーを動かすなどさまざまな実験をしてきましたが、簡単にいろいろなものをつないで試用するために地味に重要なのは「ブレイクアウトボード」でした。私の場合は、以前から秋月電子通商の「micro:bit マイクロビットブレイクアウトボードキット(AE-MBIT-BREAKOUT_V)」を使っていますが、自宅には他にも同じような機能をもつブレイクアウトボードをいくつか買ってあります。今回は、それらを紹介しつつ使用感の違いなどを比べてみたいと思います。

1つ目は、先ほど紹介した秋月電子の「AE-MBIT-BREAKOUT_V」ですが、1個650円で購入しました。縦型で安定感もあり、一番良く使っています。ブレイクアウトボードとして完成されている感があるので、ロボットの中に組み込むことはあまり想定されていない設計になっているように思います。私は、樹脂製のワンタッチスペーサをつけて使っていますが、スペーサではなくネジ止めで固定することも可能です。

このブレイクアウトボードは、micro:bitを挿して前面と背面にピンコネクタなどが接続できるようになっています。前面側には、「0」「1」「2」「3V」「GND」の二極ネジ端子台(ターミナルブロック)があり、背面側には、「P3」〜「P16」「3V」「P19」「P20」「GND」のピンソケットがあります。それぞれ二極ずつ挿せるようになっているので、接続するものの配置を工夫することもできます。(同時に2つのものをコントロールできるかどうかは試していません)

2つ目は、SparkFunの「Qwiic micro:bit Breakout」で、Switch Scienceで1個1,155円でした。シンプルで割り切ったデザインになっているので、ロボットの中に組み込むのには向いていると思います。スペーサ用の穴は2つだけなので、固定の仕方には工夫が必要かもしれません。

こちらのブレイクアウトボードは、ピンヘッダが1列についていて、左側から「GND」「GND」「3V3」「0」〜「16」「19」「20」と並んでいます。私が取り組んでいるロボットカーを動かすような用途であれば、このブレイクアウトボードが1番シンプルでわかりやすく、初学者向きなのではないかと思いました。

3つ目は、Kitronikの「Edge Connector Breakout Board for the BBC micro:bit」で、Switch Scienceで1個715円でした。エッジコネクタは自分でハンダ付けするタイプのもので、ハンダ付けが苦手でなければお買い得感はあると思います。ただ、教材としての使用を想定すると、ハンダ付けが必要な箇所が多いため、あらかじめハンダ付けされているものを選んだ方が幸せになれると思います。

こちらのブレイクアウトボードは、二極のピンヘッダがついていて、左側から「3」「0」「4」〜「7」「1」「8」〜「12」「2」「13」〜「16」「3V」「0V」「0V」と並んでいます。この並び方は、micro:bitの端子部分の並び方(入出力端子)と同じになっています。これをわかりやすい/使いやすいと思うか、そうでないかは意見が分かれるところではないかと思いました。

これらの試用をまとめている間に、「カードエッジコネクタ」だけを使えば、安価に目的に合った使い方ができることを教えてもらって、ちょっと目からウロコ状態になりました。調べてみると、いろいろなところで取り扱いがあるのですが、今回はSwitch Scienceで1個330円で購入しました。モータドライバICモジュールをカードエッジコネクタをつけてしまえば、ロボットカー作りに特化したブレイクアウトボードが出来上がってしまうのではないか、これで配線ごちゃごちゃ問題も一気に解決するのではないかと期待を膨らませています。(カードエッジコネクタのピンのピッチとユニバーサル基板の穴のピッチが合わないのが難点ですが…)

2024年6月9日日曜日

Linux MintのSSDをより大きなものに換装する(SSDのお引越し)→結局再インストール

様々な作業で常用している自作PCLinux Mintで動かしている)には、256GBのM.2 SSD(SATA)を載せていたのですが、安く手に入れたものを実験的に載せたまま使っていました。楽器の試用アンプ&スピーカーの実験ロボットカー作りなどなど、いろいろなことをやっている中で、要所でPCが必要になる状況があって、ソフトをインストールするにも作業環境を整えるにもファイルを作るにも、SSDの容量不足が作業効率に影響するようになってきてしまいました。この容量不足を解消するために、起動SSDを容量の大きなものに換装(引っ越し)することにしました。

今回の作業は、技術評論社の⁠gihyo.jp⁠で公開されている「より大きな容量のSSDにデータ移行する」を参考にしました。コピー先として、512GBの普通のSATA SSDをPC内部に接続して、USBメモリにLinux Mintのブートイメージを焼いておいたものをPCに挿して起動しました。ここからの作業は、以下の通りです。
#PC内部に接続したコピー先として用意したSSDは、フォーマットされていなかったので先にFAT32でフォーマットしておきました。この作業が必要かどうかは検証していないので不明です。

  1. Linux Mint(Lm)メニューから「GParted」を検索して起動する。
  2. 起動したGPartedで、「GParted」メニューから「Devices ▶」とたどって、コピー元とコピー先のSSDが認識されているか確認する。(「View」メニューから「Device Infomation」にチェックを入れておくとこの後の作業が楽になります)
  3. コピー元のM.2 SSDのパーティションテーブルを確認し、コピー先のSATA SSDも同じ設定にする。(「Device」メニューから「Create Partition Table」を選択して、「partition table type」のプルダウンメニューから同じパーティションテーブルを選んで「Apply」ボタンをクリックします)
  4. コピー元の1つ目のパーティションの上にマウスカーソルをもっていって右クリックし、「Copy」を選択する。
  5. コピー先の未設定のパーティションの上にマウスカーソルをもっていって右クリックし、「Paste」を選択する。パーティションのサイズ変更などができるウィンドウが開くので、設定を変更せずのそのまま「Paste」ボタンをクリックする。
  6. コピー元の2つ目のパーティションの上にマウスカーソルをもっていって右クリックし、「Copy」を選択する。
  7. コピー先の未設定のパーティションの上にマウスカーソルを持っていって右クリックし、「Paste」を選択する。パーティションのサイズ変更などができるウィンドウが開くので、パーティションサイズを最大にしてから「Paste」ボタンをクリックする。
  8. GParted画面中央あたりにある緑色のチェックマークをクリックするとコピー作業が始まる。(気長に待つ)
  9. コピーが完了したら、起動に使ったUSBメモリを抜いて、コピー元のSSDをPCから外す。(Flagsの設定が引き継がれなかったので、「Partition」メニューから「Manage Flags」を選択して、「boot」と「esp」にチェックを入れました)

これで起動SSDのクローンは終わったはずです。この状態から、PCの電源を入れて起動させました。電源は入るものの、UEFIの設定をして起動ドライブの確認をしてから保存&再起動してもLinux Mintは起動してくれませんでした。電源ONの後、起動プロセスが動き出さない感じで、SSDのクローンは失敗したと判断しました。
#GPartedでM.2 SSDを見たときに、UEFIを使う場合の本来の設定とは違う設定になっていて違和感を覚えたのですが、それが原因かどうかは検証していないのでわかりません。

仕方がないので、OSの再インストール作業をすることにしました。幸い、もともと使ってたM.2 SSDはそのまま手元にありますので、USBに変換する基板に乗せてPCに挿せば、中のデータを使うことができます。インストール先となるSATA SSDは、いろいろといじってしまったのでフォーマットからやり直してクリーンインストールすることにしました。無事にインストール作業が完了し、はじめに行う様々な設定を終わらせましたが、以前の状態に戻すにはまだ時間がかかるので、ぼちぼちやっていきたいと思います。

2024年6月1日土曜日

格安アンプIC(PAM8610)モジュールとDC-DCコンバータIC(MT3608)モジュールを使うときのノイズ対策

このところ、アンプとスピーカーの実験にハマっているところですが、Amazonで見つけた格安アンプIC(PAM8610)モジュールにDC-DCコンバータIC(MT3608)モジュールを組み合わせてパワーアンプシステムを使ったときに、ノイスがひどくて困ったところから偶然に対策が見つかったので、本当にその対応で良いのかを含めて考えてみたいと思います。
#いつものことながら、間違えている可能性もありますので真似される場合は自己責任で。

アンプとスピーカーの実験の音源として、Linux Mintで動かしている自作PCから、Bluetoothでスピーカーにつないで音を出しているのですが、電波状況によって音が割れたり遅延が発生したりとなかなか手強い状態で、これを何とかできないかといじりだしたのが始まりでした。
#自作PCには、Bluetooth 2.1対応のドングル(PLANEXBT-MicroEDR1X)を挿して、RYECHER K16というオーディオ信号をBluetooth化する機器に接続しています。これまでは、ここにDAISO300円スピーカーを接続して使っていました。

これまで使っていたDAISOスピーカーを外してPAM8610アンプICモジュールとMT3608 DC-DCコンバータICモジュールを組み合わせてパワーアンプシステムを作成し、自作エンクロージャーに収めたスピーカーをつなぎました。MT3608 DC-DCコンバータICモジュールの出力電圧は、12Vに設定しました。(テスターで電圧を測りながら、ポテンショメータを回して調節しました)この状態で電源を入れると、スピーカーから発振しているような音が出ました。過去にアンプとスピーカーをつないで電源を入れたときに出てきた音(ノイズ)とはちょっと違う印象を受けました。以前は、アンプのボリュームを上下させると、ノイズ自体の音量が上がったり下がったりするだけだったのですが、今回は、ボリュームの上下で音程が変化しました。(シンセサイザーみたい←これはこれで研究してみたい気もします)

そこで、発振している可能性があるとするとDC-DCコンバータかなと当たりをつけて、ポテンショメータを回してノイズの変化をみることにしました。すると、電圧を低くするとノイズは消えていくのですが、完全にノイズが消えたところでスピーカーから何の音も出なくなりました。おそらくアンプ回路を動かすための最低電圧を下回ってしまったものと思います。逆に電圧を高くしていくと、発振の拍の間が長くなっていき発振が収まることがわかりました。このときの電圧がだいたい24Vでした。12Vの2倍ということも、発振が収まった理由なのではないかと直感的に感じました。
#その他の対策として、MT3608 DC-DCコンバータICモジュールの出力側のケーブルにフェライトコアをはさんでみました。「サー」っというホワイトノイズのような音が少し軽減された感じで音量を上げなければ気にならない程度までノイズを減らすことができました。

さて、問題はこの対処方法で良いのかどうかという点です。通電したまま数時間使ってみたところ、MT3608 DC-DCコンバータICモジュールのICやコイル部分などの部品ははほんのり温かくなるものの、異常発熱しているよう箇所は見つけることができず、PAM8610アンプICモジュール側も小さなヒートシンクや電子部品に多少の温かみを感じるものの、こちらも問題を見つけることができませんでした。PAM8610アンプICの動作電圧は、15Vまでのはずなのですが問題なく動いているのはなぜなのか、どこかで電圧降下しているのか、回路を追って確認してみるしかないのかもしれません。(時間と知識が足りていないorz)

これまで、さまざまなアンプ(ICモジュールを含む)の実験で使用していた電源は、YAZAWA(YZW)のACM1000というACアダプタでしたが、今回のような問題は発生したことがありませんでした。K16からのUSB給電 5V(別のUSB電源でも結果は同じ)をMT3608 DC-DCコンバータICモジュールに入れてDC12Vを作り、これをPAM8610アンプICモジュールに入れて使うと発振してしまうということです。USB 5Vの給電が悪いのか、MT3608 ICモジュールに発振を防止する回路が足りないのか、MT3608 ICモジュールで作った12Vの電気がPAM8610アンプICには合っていないのか、どこかに問題があって発振してしまうのだと思います。(MT3608 ICモジュールのスイッチング・レギュレータのPWM制御と関係があるような気がしているのですが、どうだろうか…)これが、24Vだと発振せずにしかも問題なく音が出るということがどういうことなのか、勉強しなければならないことがまだまだたくさんあると思いました。
#その後1ヶ月以上使っていますが、ノイズが発生することはなく異常発熱などの問題も発生していません。スイッチング・レギュレータの発振問題については、そもそも有名な問題らしくAmazonで扱われているMT3608 DC-DCコンバータICモジュールについても、発振してしまうことを問題点として報告しているレビュアーもいました。

〈参考資料〉

2024年5月26日日曜日

お手頃価格でも音質がよくて使いやすいアンプを探す

以前の続きです。Amazonで見つけたPAM8403(1個約167円)、PAM8610(1個499円)、TDA2822M(←PDF)(1個732円)と、格安なアンプICモジュールを使った実験を行ってきましたが、いろいろな問題が発生して(それはそれで勉強にはなるのですが)しまうので、もう少ししっかりとした設計のアンプを使ってスピーカーの音を聴き比べてみたいと思うようになりました。

いつものようにAmazonを徘徊していて、Vbestlife(←Amazonのショップページ)で取り扱われているZK-MT21(←YouTube動画=Bluetooth対応2.1chパワーアンプ)を見つけて試してみることにしました。このパワーアンプには、TPA3116D2というアンプICが使われていて、同様の設計のものが複数見つかります。価格は、Amazonで2,670円でした。
#電源は、YAZAWA(YZW)のACM1000という出力電圧を変えられるACアダプタを使いました。

それから、自宅からStereo SoundDigiFiを見つけました。これは、共立エレショップで「ハイレゾ対応オーディオシステム豪華6点セット(HAU-6SET←取り扱い終了?)」が限定特価品として2,000円だったので衝動買いしていたものです。この中から、アンプの部分だけを使って試してみようと思います。
#以下の記事にくわしく書かれています。

もう一つ、YAMAHAのA100(←信頼できる資料が見つからず)というアンプが自宅に眠っていたことを思い出し、部屋の隅から引っ張り出してきました。その昔、自宅に録音スタジオのようなものを作ろうと考えて、モニタ用のアンプとして購入したのでした。(部屋が狭くて出す機会がなくなって、放置したまま本職が忙しくなって…)久しぶりに電源を入れてみましたが、問題なく音が出ました。このアンプを購入した当時の価格は忘れてしまいましたが、当時の自分にとっては決して安い買い物ではなかったように記憶しています。

ということで、この3つについて使用感などをまとめておきます。

〈ZK-MT21〉
今回聴き比べたものの中では、唯一高音・低音の調節ができるところが大きく違います。また、2.1 chサブウーファ対応となっていて、3つ目のスピーカーをつなげることができます。これまで聴き比べてきた格安アンプICモジュールたちとは音の安定感が違うので、普段使いに十分耐えられる音質だと感じました。今回は、サブウーファにスピーカーをつながずに聴き比べをしましたが、サブウーファ用のスピーカーを購入してつないでみたいと思いました。
#Bluetoothからの入力にも対応しているようなのですが、Bluetoothは別のものを使っているので、このアンプでは使う予定がありません。

〈DigiFi〉
特価品として購入しましたが、もともとはそれなりのお値段のものだったこともあり、十分に聴ける音質でスピーカーを鳴らしてくれました。基板むき出しのまま試用しましたので、常用するのには向いていない状態ではありますが、何かで筐体を作って(専用のアルミ筐体が販売されていたらしいのですが…)収めてしまうというということも可能だと思いました。このDigiFiは、USB DACなど他の基板とセットで販売されていて、こちらも面白そうなのでいろいろと試してみたいと思っています。

〈A100〉
音の再現性が高いと言いますか原音に近いといいますか、電子楽器や録音時のモニタアンプに使えるくらいクリアな音に感じました。チープなスピーカーユニットでもそれなりによい音で鳴ってくれました。しかし、しばらく使っていると右側のスピーカーの音が小さくなってしまいました。かなり古いので故障していてもおかしくはないです。このまま処分するのはもったいない気がするので、故障原因を探して直してみたいと思っています。

2024年5月17日金曜日

手軽に入手できるモータドライバICが「micro:bitラジコンカー」で使えるか試してみる

以前TB6612FNGを載せたモータドライバICモジュール(2個で1,499円)を使って、マブチモーター130同型のDCモータを動かしてラジコンカーを作ってみましたが、今回は、もっと安価なモータドライバーICモジュールをAmazonで見つけたので試してみることにしました。
#今回は、FT-DC-002タミヤユニバーサルプレートダブルギヤボックスで作った自作ロボットカーベースで動作確認しています。

micro:bitのプログラムは、ロボットカー側が以前に作ったものから「最初だけ」のアナログ出力を取り除いたものを使いました。これは、今回使うモータドライバICモジュールに、アナログ出力を受け入れるところがなく、電源入力が1系統(おそらくモータドライバICを動かす電源とモータを動かす電源が共通になっている)しかなかったためです。ラジコン側は、何も変更せずに同じものが使えます。電源は、micro:bitからの3Vは使えず、単4電池2本の電池ボックスを使って3Vを作り、モータドライバICモジュールにつなぎました。

1つ目に試したモータドライバICモジュールは、TC1508AというデュアルHブリッジドライバーICを載せたモジュールで、3個で599円(1個約200円)で購入しましたものです。
#後日、同設計でMX1508というICに載せ替えたものも見つけました。価格は12個で1,520円(1個約127円)でした。

この配線でFT-DC-002も自作ロボットカーベースも両方とも問題なく駆動させることができました。

2つ目は、1つ目のTC1508Aのモジュールと同じ設計で、HブリッジドライバICだけMX1616Hに載せ替えたモジュールで、6個で699円(1個約117円)で購入しましたものを使いました。
#datasheetが中国語しか見つからなかったので、Google翻訳で翻訳してもらって読みました。「MX」は、中国のMixicというメーカーが作った半導体であることを意味しているようです。

こちらも、問題なく駆動させることができました。

3つ目は、FBで教えていただいた、L9110SというHブリッジドライバICを2つ載せたモータドライバICモジュールで、5個で795円(1個159円)で購入しました。IC自体のデータシートは見つけることができましたが、このモジュールの情報が少なく画像データを見ながら試用しました。

見た目と構造が上2つとは違いますが、こちらはシングルHブリッジドライバーICを2つ載せたモジュールで、理論的には上2つと同じように使うことができるはずです。入力側のシルク印刷が「どうしてこうした?」な感じもしますが、問題なく駆動させることができました。

試用した3つのモータドライバICモジュールは、すべて問題なく使うことができました。今回もmicro:bitは、ブレイクアウトボード(以前から使っている秋月電子通商micro:bit マイクロビットブレイクアウトボードキット(AE-MBIT-BREAKOUT_V)」)に載せましたが、モータドライバICモジュール側の接続が簡素化されたため、線の数が減ってごちゃごちゃ感が多少改善されました。

課題として見えてきたのは、MOTOR-AとMOTOR-Bのつなぎ方をどう決めるかということ。「赤」を「+」、「黒」を「-」として考えた場合、モータ側の配線が、あらかじめ右用と左用のように線を逆にして配線しておくか、それとも左右関係なく同じ向きで配線しておくかによって、モータドライバICモジュール側へのつなぎ方を変えないと意図とは異なる動作になります。単純にどちらが良いと言えるものでもなさそうなので、どう決めていくか(あるいは決めないで試行錯誤のネタにするか)を考えなければならないと思いました。

2024年5月4日土曜日

スピーカーユニットと自作エンクロージャーを組み合わせてスピーカーシステムを作ってみた

以前、100均の材料でスピーカーユニットのエンクロージャーを作ってみましたが、その後もいろいろと材料や道具を買い込んで、試行錯誤しながら自作エンクロージャーを作ってみています。今回は、途中経過的な話にはなりますが、これまで試しに作ってみたものを紹介してみます。

今回は、過去に使っていた格安なアンプICモジュールではなく、Amazonで購入したVbestlife(←Amazonのショップページ)というところで取り扱われていたZK-MT21(←YouTube動画=Bluetooth対応2.1chパワーアンプ)を使いました。このパワーアンプには、TPA3116D2というアンプICが載っていて、似たような製品がたくさんあります。(全てにTPA3116D2が使われているかどうかまでは確認できませんでした)Amazonで2,670円で購入しました。

自作エンクロージャーは、主にDAISOで取り扱われている木製の箱や切れ端で作ったような木材・板材、MDF材などを組み合わせて作っています。吸音材としては、キルト用の芯(キルト芯)やカラーフェルトを使っています。これらの材料は、他の100均でも見ることがあるので、入手性は高いものと思います。

スピーカーをはめ込む穴は、ホールソーや自在錐を使って空けましたが、MDF板の切断は普通の両刃ノコギリを使いました。大きなものを作る場合は、ジグソーや丸鋸があった方が良いかもしれません。(ジグソーはあるけど、丸鋸は買おうか迷っている)

スピーカーユニットは、以前に紹介した「DAISOで購入したいろいろなもの」から取り出したスピーカーユニットを使いました。はじめて作ったものには、3.3Ωの磁石が見えないスピーカーユニット(以前の紹介で1番上の写真のもの)を使っています。あえて背面を密閉しないで、空き方を調整できるようにして音の違いを調べることができるようにしました。

スピーカーユニット自体が小さいので迫力には欠けるのですが、クリアで良い音に聴こえました。音源が距離的に近い感じに聴こえます。

2番目に作ったものは、以前の紹介で2番目の写真のスピーカーユニット(4Ω3W)を使いました。磁石が大きく低音が期待できたので、密閉式のエンクロージャーにしました。

高音から低音までしっかり聴こえてバランスが良い気がしました。演奏の中にいる感じが1番目のものに比べて増していて、好みとしては一番良いと思いました。

3番目に作ったものは、uxcellで取り扱われている5cmのスピーカーユニット(8Ω0.5W)をAmazon経由で購入して、これに合わせて作ってみました。1番目と同じように磁石が見えなくなっているタイプのスピーカーユニットで、低音は期待できなかったのですが、そんなスピーカーでバスレフ型のような形にしたらどうなるだろうと思って設計してみました。

予想以上に低音が鳴りませんでした。明らかに「スピーカーから出ている音」としか感じられず、すっかすかな音でした。単純に設計が悪かったということも考えられますが、用途が限られているように思いました。

今回、聴き比べのためにTASCAMDR-44WLという録音機材を使って空気録音をしました。ノイズが少なく雑音をあまり拾わないため、音の良さにも驚きました。ついでに、DAISOの300円スピーカーでも試してみましたが、自作エンクロージャーでは感じられなかった「空間(奥行き?)」が感じられてスピーカーユニットの特性の違いかなと思いました。