2023年8月4日金曜日

Linux MintでArduino UNO R4 Minimaが使えるかやってみる

以前の続きです。Linux Mint動かしているPCArduino UNO R4 Minima(以下「R4 Minima」と略記)が使えるかやってみました。MintにインストールされていたArduino IDEは、64 bit版ver.1.8.19(現時点での最新版)でした。

R4 MinimaをUSB-C↔USB-AケーブルでPCとつないだ状態でArduino IDEを起動します。すると、macOSの時と同じようにR4 Minimaを使うためにパッケージをインストールしろという案内が表示されます。リンクになっている文字列をクリックすると、「ボードマネージャ」のウィンドウが開いて「Arduino UNO R4 boards」パッケージが表示されます。「インストール」ボタンをクリックしてインストールするところまで同じで、特に問題なくすぐにパッケージがインストールされてR4 Minimaが認識されました。

この状態で、「ツール」メニューから「ボード」→「Arduino Renesas UNO R4 Boards」とたどって「Arduino UNO R4 Minima」を選択します。「シリアルポート」の方も、「(Arduino UNO R4 Minima)」がついている方を選択しました。これで準備ができたはずでした。試しにと思い、Lチカプログラムを書き込もうとしましたが、エラーが出てしまいます。どうやらDFU(Device Firmware Upgrade)ユーティリティ関連のエラーのようで、うまくプログラムが書き込めないことがわかりました。

どうしたものかとGoogle先生に聞いてみると「DFU Error - Cannot Upload Sketch to R4 Minima」にArduino IDEでエラーが起きていることが報告されていました。
#「Arduino OPTA、ダウンロードエラーの詳細」によると「世界中で困っている」らしいです。(^^;;;
#macOS上のArduino IDEでは問題なく使えるので、Linux版の修正更新を待つ以外ないのかもしれません。

同様に、Linux版のArduino IDE ver.2でもやってみました(Linux Mintの「ソフトウエアマネージャ」から「Arduino」を検索してVer.2(ver.2.1.1)を見つけてインストールした)が、結果は同じでDFUユーティリティのエラーが出て書き込めませんでした。orz

2023年7月26日水曜日

MacでArduino UNO R4 Minimaを動かしてみました

Arduino UNOの現時点での最新版として、R4シリーズ(MinimaWiFi)がリリースされています。少し前にアナウンスがあったので知ってはいたのですが、買ってしまうと本業に支障が出ると思ったため購入を控えておりました。ここに来て、仕事が一段落したタイミングで入荷のお知らせがあったため購入してみました。
#R4シリーズには、ルネサスRA4M1チップ(32bit Arm® Cortex®-M4内包)が使われています。

まずはMacBook Proにつないで動作確認をしてみます。インストールしてあったArduino IDEは、ver.1.8.16でした。Arduino IDEのダウンロードサイトからver.1.8.19をダウンロードしてインストール(zipを解凍してアプリケーションフォルダ内に上書きするだけ)しました。

次に、Arduino UNO R4 Minima(以下「R4 Minima」と略記)をUSB-C↔USB-AケーブルでMacとつないだ状態でArduino IDEを起動します。(既にLチカプログラムがインストールされているようで、給電すると自動でオンボードのLEDが点滅します)すると、Arduino IDEからR4 Minimaを使うためにはパッケージのインストールが必要というような案内が表示されます。リンクになっている文字列をクリックすると、「ボードマネージャ」のウィンドウが開いて「Arduino UNO R4 boards」パッケージが表示されます。「インストール」ボタンをクリックしてインストールスタート。特に問題なくすぐにパッケージがインストールされ、R4 Minimaが認識されるようになりました。

この状態で、「ツール」メニューから「ボード:」→「Arduino Renesas UNO R4 Boards」とたどって「Arduino UNO R4 Minima」を選択します。「シリアルポート:」の方は、R4 Minimaを抜き挿しして確認すると「/dev/cu.usbmodem…」として認識されているようなのでこれを選びました。試しにLチカプログラムの点滅時間を変更して何回か書き込んでみましたが、問題なく書き込めました。
#しばらくいじっていると、「/dev/cu.usbmodem…(Arduino UNO R4 Minima)」と表示されるようになりました。これなら迷わなくてよいです。

以前はベータ版だったArduino IDE ver.2.xが、現在はver.2.1.1になってむしろ主流になっているようなので、ArduinoのダウンロードサイトからmacOS用のものをダウンロードしてインストールして試してみました。こちらは、すんなりと「Arduino UNO R4 Minima」を選ぶことができて、同時に接続先として「/dev/cu.usbmodem…」と表示されていました。1ステップで簡単に設定ができるようになって便利になりました。同じようにLチカプログラムを書き込んでみましたが、問題なく書き込めました。Arduino IDEは、インターフェイスがわかりやすく進化したver.2.1.1の方が使いやすいように感じました。ver.2.xを使っていろいろと試してみたいと思います。

2023年7月17日月曜日

古いMebius(Puppy Linux)でBluetoothやWi-Fiが使えるかやってみる

このところ、BluetoothやWi-Fiで試行錯誤することが多くなっている気がしますが、だいぶ昔に情報処理推進機構(IPA)の「学校教育現場におけるオープンソースソフトウェア活用にむけての実証実験(「教育現場におけるデスクトップ Linux 導入の実証実験を開始」PDF)」に参加した際に導入していただいた、SHARPMebiusPC-AL50G5)が十数台、諸事情により手元にあります。これまでは、小学生向けの学習活動にプログラミングを含むフィジカル・コンピューティングを持ち込む研究にも活用してきましたが、最近では時々ピンチヒッター的にパソコンクラブなどで活用していただくのみで、ほとんど余生を送る状態になっております。

OSは、自分でカスタマイズしたPuppy LinuxPhysical Computing Puppy)で動かしています。だいぶ古いPCですのでどこまで使い続けられるかわからないのですが、これまでも、様々なメンテンナンスをしながら使い続けていて、壊れていないので捨てるのはもったいないが、用途が限られているという状態になっています。当然のことながら、CPUも古いシングルコアのAthlon(Athlon XP-M 2000+)ですし、骨董的な価値もなく、悪く言えば不良在庫でしかありません。もうこれ以上延命措置を施すのもどうかと思うのですが、大変な状況をともに乗り越えてきた愛機たちでもあるため、簡単に手放すことができないでいます。

そんな中、「せめてBluetoothや無線LANが使えたなら…」と思い、ダメモトで試してみることにしました。試したのは、USB接続のBluetoothドングルとWi-Fiドングルです。

〈Bluetooth〉

〈Wi−Fi〉

結論から言うと、「HardInfo(USB Devices)」からは見えるものの、「ネットワークの設定」などで認識されることはなく、機能させることはできませんでした。私が作ったPhysical Computing Puppyは、Wary-511-01jをベースにしていて、このPuppy Linuxの無線接続に関する情報が全くと言っていいほどありません。見つかったのが、「ぱそとら」さんの「PUPPY LINUX 無線lan接続」という記事くらいでした。
#ここで使われているのは、Precise-550JP版だったようです。Puppy Linux日本語版サイトでは、Precise-571JP(2014.1.18)が最新版のようです。

いろいろと調べて回ると、特にBluetoothはLinuxカーネルレベルで対応していないものがあって、Bluetooth 5.x系は新しいカーネルが必要な感じでした。やはり、新しいPuppy Linuxを使う方が良い気がしてきました。別の需要があって複数台あるこの古いMebiusの内、近々10台程度を使う予定があります。久しぶりにScratch 1.4もいじっているのですが、これとは別に新しいPuppy Linuxを試す環境を作らなければならないことになります。ちょっと頑張ってみようと思いますが、続きは別の機会に。

2023年7月2日日曜日

カブトムシの世話(2023初夏)〜ベランダ飼育(1年間)の成果は

昨年の秋の世話からだいぶ時間が経ってしまったカブトムシ飼育ですが、冬の間にも時々飼育コンテナを開けて霧吹きで水分補給をしたり、GW明け頃から加水した朽木を投入したりして様子を見ていました。今年は、大きな飼育用コンテナに18頭の幼虫しかいない状態だったため、クヌギと腐葉土を混合したマットは餌としても十分と考えて、春の時期に掘り出す作業を止めていました。(仕事が忙しかったというのもあったけれど)

とは言え、6月中旬を過ぎてもなかなか羽化の様子が見られなかったため、少し心配になっていたところ、6月下旬になってマットからカブトムシの匂いがしてきました。羽化直後のカブトムシは、すぐにはマット上に現れません。その後も、昼間はマットの中にいることが多く、夕方から早朝でないと見ることができません。羽化の手がかりになるのは、カブトムシの独特の匂いです。マットを注意深く観察すると、今までなかったカブトムシが通った穴が1つ見つかりました。夏のカブトムシゼリー給餌をスタートします。

翌日の朝、ゼリーの減り具合を見たところ、あまり減っている様子がなくてちょっと残念な気分になりました。ちょっと早かったかもしれないと思いつつ、さらに翌日からの雨もあって数日放置してしまいました。そして、7月になったところで様子を見てみると、4頭のオスのカブトムシがマットの上に出てきていました。餌はすっかり食べきっていて、大きな角の1頭が残念なことになっていましたが、後は元気に動いていました。

急いで給餌を再開したところ、1頭のカブトムシがすぐに餌に寄って来ました。夕方再び様子を見てみると、大きな角のカブトムシが2頭、小さな角のカブトムシが2頭、メスのカブトムシが2頭の合計6頭を確認することができました。どれも元気で飛び出そうとするくらいでした。大きなコンテナで18頭の飼育だったためか、以前よりサイズが大きいように思いました。夏の暑さ対策を考えながら、飼育を続けていきたいと思います。

2023年6月25日日曜日

Linux MintでLMMSを使ってみる

以前、Linux Mintで動かしている自宅のPCにインストールしてあるRosegardenで、MIDIインターフェイスを通して外部音源を鳴らすことはできました。さらに、内部音源を使うことはできないかといろいろと試行錯誤していたところ「LMMS(Linux Multi Media Studio)」というシステムがあることを知り、早速使ってみることにしました。

ダウンロードサイト(Linux・Mac・Winに対応しているので、それぞれのダウンロードサイトが用意されている)から最新版をダウンロードすると「.AppImage」という拡張子の付いたファイルがダウンロードされます。このファイル上で右クリックをして、プロパティから「パーミッション」タグを選択して「プログラムとして実行可能」のチェックボックスにチェックを入れます。これで、ダブルクリックでアプリとして起動するようになります。初回だけは、ファイルの保存場所について確認されますが、それ以降は(「ゴミ箱」以外の)どこに置いてもダブルクリックで起動します。
#最近のLinuxの流儀にならえば、/usr/bin/とか、/usr/share/あたりに置くのが正しいのかもしれませんが、今回は/homeの自分のフォルダの中に置いて、デスクトップにランチャー(右クリックで「+ここに新しいランチャーを作成…」)を作り、アイコン名と起動コマンドを設定してみました。これで、デスクトップのアイコンから起動することができるようになりました。

試しに、「ソング エディター」ウィンドウの1番上のトラック(「Triple Oscillator」というソフトウエアシンセサイザーが設定されている)に簡単なフレーズを入力してみます。入力したい位置でダブルクリックすると「ピアノロール」というステップ入力のような画面が表示されます。ここに音の高さと長さを設定して、簡単なフレーズを作ってみました。再生ボタンで無事に演奏されることを確認。ソング エディター側の再生ボタンを押しても演奏されました。個々のトラックに楽曲の演奏に関わるデータを入れていくことで曲全体を完成させるようなイメージで、DTM環境としては申し分ない機能が備わっていると感じました。

次に、SMF(スタンダードMIDIファイル)のデータをインポートして内部音源が鳴るかどうか確認することにしました。インポート直後は再生ボタンを押しても音が鳴りませんでした。ウィンドウの左側に並んだメニューから「Instrument Plugins」を選択し、開いたリストに先程のTriple Oscillatorを見つけました。演奏データが入力されているトラックには別のプラグインが設定されているようですが、これをTriple Oscillatorに変更する(ドラッグ&ドロップ)と無事に楽曲が再生されました。Instrument Pluginsには、様々なタイプのソフトウエアシンセサイザーが搭載されていて、外部の音声ファイルを再生するソフトウエアシンセサイザーやパーカッション専用のソフトウエアシンセサイザーもありました。

これまで、Rosegardenで苦労していたので、こうも簡単に内部音源が鳴ってしまうのは肩すかしな感じですが、ユーザー目線でこのようなシステムを作ってくださった方々に感謝し、ありがたく使わせてもらおうと思いました。今後は、外部MIDI音源やMIDIキーボードなどとの接続がどうなっているのかなど、いろいろと検証していきたいと思います。

2023年6月21日水曜日

ちょっと一息(いろいろな壁に阻まれて整理中)

最近は趣味的なことを中心に、主がやってきたことをつらつらと書いてきたこのBLOGですが、このところいろいろな壁に阻まれて先に進めないことが多くなってしまっています。そもそも素人が興味本位でいろいろと手を出すものだから、行き詰まるのは当然といえば当然なのですが、自分の頭を整理するためにもここでちょっと一息入れてやろうとしていることを整理したいと思います。

〈音楽関係〉

  • CV/Gateのアナログ・シンセサイザーをMIDIで動かせるか
  • MIDIATOR(MS-101)でMIDI⇔SERIAL変換で何ができるか
  • IchigoJamでMIDI楽器をコントロールする
  • littleBitsでアナログ・シンセサイザーをコントロールする
  • Arduinoでアナログ・シンセサイザーをコントロールする
  • 自作ブレスコントローラー(マイクの改造)とScratchで音楽を演奏する
  • LinuxのRosegardenで内部音源を鳴らしてみる

〈PC関係〉

  • 内蔵Wi-FI&Bluetoothカードの使用感を比べてみる
  • 古いPCでWi-FI&Bluetoothが使えるか
  • USB接続のGPS受信機で何ができるかやってみる
  • グラボの違いでBlenderの使用感が変わるか
  • Linux MintXAMPPをインストールして使ってみる

〈マイコン・電子工作〉

この他にも、BLOGネタになりそうなメモがいくつかありますが、今回ピックアップしたものも含めてこれから本腰を入れて取り組んでいくものとボツにするものを精選していきたいと思います。そもそも趣味の世界の話なので、やりたいと思うものが最優先です。とは言え、お金がかかるものはすぐにはできないのでどうしても後回しになりがち。買った当時は面白いと思っていたのに、多忙によって長らく放置してしまったことで、世間的に需要がなくなっているようなものもありそうです。

2023年6月7日水曜日

Apemanのアクションカメラを使ってみる

既に数年前になってしまいましたが、GoProを代表するアクションカメラが流行り始めた頃、AmazonApemanというメーカーのA79というアクションカメラを見つけて、値段が安かったのでどんなものかと思って衝動買してしまいました。本当は、授業の教材を作ったり、説明書代わりの動画を撮ったりすることを想定していたのですが、今の立場では自分で授業をする機会が極端に減った上に多忙になったこともあって、すっかり放置したままになっていました。最近になって自宅の機材を整理する中で「そう言えば…」と思い出し、どんなものか使ってみることにしました。

とは言え、特に何かの需要があったわけでもないので、とりあえず自分がDIY(木工)で作業をしているところを録画してみました。天気の良い日の屋外ではありましたが、録画したものを見ると全体的に明るさが足りない感じ。画質はドライブレコーダーと同じような感じです。カメラ自体の設定項目を見ると、ドラレコ用に作られていたシステムをアクションカメラ風の筐体に収めている感じがしました。USBケーブルで給電すると自動的に電源が入り、そのまま録画が始まる(車載カメラモード)設定にすることができるというのもドラレコ風の挙動です。安く売られていた理由がわかりました。

さて、これを何に使おうかと考えるところですが、素直にドラレコとして車に載せてしまうというのもありだと思います。(そのためのアタッチメントも付属しています)シガーソケットからUSB電源に変換するUSB充電器を使ってこのカメラに給電するようにしておけば、車を始動させると同時に録画をスタートさせることができますので、このカメラに一番合う使い方のように思います。

ビデオの解像度を4K30fpsにして、明るさの設定を上げればだいぶマシな映像にはなりますが、YouTubeで使えるようなレベルではないと思います。iPhoneなどのアプリで操作することもできますが、Wi-Fiを使った接続(カメラが簡易的なWi-Fiスポットのように振る舞う)を求められるため、普段Wi-Fiでネットに接続しているような場合には一度接続を切ってA79につなぐ必要があり、利便性はそれほど高くはありません。画角が広く短い距離で広い範囲が撮れるので、記録画像を残しておきたい時には使えるかもしれません。USB電源との間にUSB接続の人感センサーを取り付けると、防犯カメラとしても使えそうです。