2009年12月30日水曜日

Gainer & Ardumotoにピンヘッダをハンダ付け

先日購入した小さなGainerとArduinoからモータを制御するArdumotoにピンヘッダをハンダ付けしました。私が使っているのは安物のハンダゴテ(30W)なので、前の作業のときに芯の先の部分が崩壊していたのでした。これを、自宅にあったハンダゴテの芯(以前に買ったもので使わずに取ってあった)に差し替えて使いました。コテ先が細く平たくなっているので、なかなかの使い心地。でも、どこにどうやってピンヘッダを付けたら良いのか、資料がないのであっちこっちのサイトを探し回って写真を頼りに付けてみることにしました。(たぶんまあ間違いはないかと…。)リズムに乗ってさっさとハンダ付け終了。こんな作業も板についてきた感じ。

さてさて、次は動作実験と行きたいところですが、GainerもArdumotoもどうやって使うのか詳しい資料を持っていない(Sampleのソースを見るだけでも勉強にはなりますけど)ので、あっちこっちネットで探すことに。一々探しまわるのは面倒なので、Gainerの解説本をAmazonでポチっとしてしまいました。年明けには届く予定。しばらく実験はストップです。(まぁそんなことをしている時間もないのですけどね。)

Ardumotoの方は、それこそ資料が足りないので悩みましたが、こういうものを小学生向けの教材にするためには、モータが使えるというのはとても重要なことだと思うので、ちょっとがんばって調べ回りました。すると、「Ardutank」というArdumotoを使った電子工作をされている方がいらっしゃったので、このサイトを参考にして実験を進めてみることにしました。

ここまで調べて、そういえばモータも買ってない(いやぁ他のロボットについているのならあるんですけどね)ことに気づいて、またまた実験中断。なんとも行き当たりばったりです。本業の傍らでやっているから、一気にさっと進めることができないんです。(^_^;;;

【追記】近所の100円ショップで、電池で動くおもちゃの電車を買いました。モータがねらいです。試行錯誤しながら、10番と11番を指定する(それぞれ1つずつ合計2つのモータを動かすことができる)ことで、無事モータが動きました。ちょっと感激でした。(2009.12.31)

2009年12月27日日曜日

KNOPPIX4RoboからGainerを制御する

少し前にKNOPPIX4RoboからGainerを動かしてみたいというようなことを書きましたが、そろそろ我慢ができなくなってきて、とうとうGainerを購入してしまいました。

購入したのは、SparkFun製の小さなGainerで、まずその小ささに驚きました。次に、これを動かすために、あっちこっち情報を探し回って、(Macでの動作確認は難なくできたのですが…)ようやく以下のようなことが分かりました。
  • Processingというソフトを使えば、LinuxからGainerを動かせるらしい
  • GainerのサイトにあるProcessing用のソフトウエア・ライブラリを使うらしい
  • Gainerとの接続にはRXTXcomm.jarを使うらしい
参考にしたのは、「GAINERを使ってみよう」と「GAINER-千秋ゼミ」というサイトでした。

必要なものをダウンロードして、HDDにインストールしてあるUbuntu 9.10とKNOPPIX 6.0.1にインストール&動作を確認してから、KNOPPIX4Roboに入れてみました。すると、JavaはJREではなくJDKを入れるようにという催促がありました。ただでさえCDの容量のギリギリ一杯なのに、これ以上どうやって入れるんだと若干キレぎみになりつつ、以下のパッケージを削除しました。
  • xtightvncviewer
  • wvdial
  • wpasupplicant
  • wireless-tools
  • vpnc
  • ocropus
  • testdisk
  • festival関連パッケージ
ここまでで、かなりすっきりシェイプアップしましたので、おもむろに「sun-java6-jdk」をインストールしてカスタマイズを完了し、ISOファイルを作成してCDに焼きました。別のPCで動作確認をしましたが、既知のバグはあるもののそれ以外は特に問題はなく、無事に新しいKNOPPIX4Roboが完成しました。

この分野は、どんどんおもしろくなって行く感じですが、このおもしろさを共感していただける方というのは、どのくらいの割合でいらっしゃるのか心配ではあります。少なくとも小学校の先生をやっている方々だけに限定をすると、私の活動はかなりマイノリティーなのではないかと…。

2009年12月13日日曜日

カブトムシの幼虫の世話をしました

そろそろカブトムシの幼虫が冬眠する頃ではないかと思い、糞のそうじとマットの補充作業を行いました。前回、10月の終わり頃にそうじをしたときには、大量の糞が出てきて「聞きしに勝る大食い」を実感しましたが、「そろそろ寒いので、あまり食べていないのでは…」という予想に反して大量の糞が出てきました。(これを土に混ぜて植物の栽培に利用する予定)

前回に比べてひと回り大きくなったカブトムシの幼虫が全部で7匹。(どうやら、初めにいた8匹のうちの1匹は死んでしまった様子)寒さにも耐えてゆっくりと蠢(うごめ)いておりました。マットをふるいにかけながら糞を取り除き、不足分は水分補給した新しいマット(近くのDIYショップのようなところで購入しました)を入れて、ちょっとつき固めてカブトムシの幼虫を入れてやりました。突然外に出された彼らは、マットの上に置くと、もぞもぞと中に入って行きました。これで作業は無事完了です。驚いたのは、マットの中に沈めておいた「朽ち木」が跡形もなく食い尽くされていたこと。すごい勢いで食べちゃうんだなぁと思いました。

これで冬眠してくれれば、春まで放置しても大丈夫かなぁと思っています。それにしても、冬でもカブトムシの幼虫を飼育するためのものって、売っているものなんだなぁと改めて感心してしまいました。(今までそんなに気にしていなかったので…)それだけ、カブトムシを幼虫から飼っている人がいるということでしょうね。

2009年12月5日土曜日

次なる野望

これまでのKNOPPIX4Robo関連のネタで取り上げてきたArduinoなどをコンピュータから制御することを、「フィジカルコンピューティング」というらしいです。今後の目標として、日本発のGainerにも対応させて行きたいと思っていますが、いかんせんLinuxでの動作実績が少なく、オフィシャルサイトでも、WinとMacのソフトしか用意されていない様子。多分に力技っぽいですが、RubyやPythonで動かすことができるらしいということはわかりましたが、苦戦しそうな気配です。
#まぁ、すぐにやろうと思っていないので。(^_^;;;

そもそもGainerに載っている「PSoC」というマイコンがちょっと面白い感じなんですね。興味をそそられるところですが、さまざまなものをつなげることを考慮すると、Arduinoの方が安価にさまざまなものをつなげられそうなので、しばらくはArduinoだけで十分かなぁと思っています。
#イヤ、まぁすぐに心変わりする可能性もありますけど…。

それよりも、OpenOffice.orgの子ども用テキスト作成のプロジェクトを立ち上げたまま、あまり手も加えず、遅々として作業が進んでいない現状があります。お集まりいただいた皆様には、かなり申し訳ない状態になっています。
#それでも、一応Impressの簡単なテキストだけは作ったんですけどね…。orz
#本当は、もうちょっと本格的なものにしたいのですが、こっちは単なる作業じゃなくて、文を書かなければなりませんからねぇ(と言い訳してみる)。

KNOPPIX4Robo 1.0および同2.0の完成版をつくりました

これまで開発を続けてきたKNOPPIX4Roboですが、本業の方もかなり多忙なため、どこかでけりをつけて一旦開発を終了しようと思いました。先日、LXDEのメニューにアプリケーションを登録する方法がわかったので、この作業をもってKNOPPIX4Roboの開発を一旦終了し、今後はメンテナンスのみにします。

作業の行程は先述の通りですが、1.0と2.0の2系列を残すことにしました。1.0系は、ScratchEtoysDolittleをインストールしたもので、主にミュウロボを動かせるように(Picoボード(Scratch)と世界聴診器(Etoys)が使えるのは言うに及ばず)ソフトウエアを加工して頂いて収録しました。OpenOffice.orgは削除してしまいましたが、GIMPやMPLAYERを残していますので、描画や画像の加工、動画の視聴が可能になっています。

2.0系は、1.0系で対応したミュウロボに加えて、Arduinoを動かすことを目指して開発したもので、Arduinoソフトウエアだけでなく、Catenaryもインストールしてありますので、ScratchからArduinoをコントロールすることができるようになっています。反面、GIMPやMPLAYERを削除し、compizも使えなくなっているので、もともとのKNOPPIX 6.0.1の雰囲気はうすくなっています。

これからは、この2つのKNOPPIX4Roboを携えて、プレゼンなどをしていきたいと思います。今回開発した2つのKNOPPIX4Roboが、思考・判断・表現の力を育てるツールとして子どもたちの学習活動に活用されることを夢見つつ…。
#と言いながら、KNOPPIX 6.2が気になっていたりして…。(^_^;;;

2009年12月3日木曜日

LXDEのメニューにアプリケーションを登録する

これまで、拙作KNOPPIX4Roboにインストールした様々なアプリケーションは、シェルスクリプトをデスクトップに並べたり、フォルダごと$HOMEにインストール(コピー)しておいて、ファイルマネージャでシェルスクリプトをたどって起動させていましたが、より完成度を高めるためにLXDEのメニューに登録しようと考えました。

Webサイトの情報から、「/usr/share/applications」に入っている「*.desktop」ファイル(正体はテキストファイル)をいじれば良いことが判明し、早速HDDにインストールしてあるKNOPPIX6.0.1を使ってカスタマイズに挑戦しました。

やり方は至って簡単。$HOMEにインストールしたアプリケーションのフォルダに、シェルスクリプトを入れておいて、そのシェルスクリプトを起動するようにdesktopファイルを作成しました。(書き方は、他のアプリケーションのdesktopファイルを参考にしました)一番厄介だったのは「Arduino」でした。どうやっても「arduino-0017/arduino」シェルスクリプトがdesktopファイルから動かないのです。いろいろ試行錯誤を重ねましたが有効な手立てがないまま2日たち、最後の手段として「/usr/bin」の中にarduinoという名前の新しいシェルスクリプトを用意して、そこから$HOMEフォルダ内の「arduino-0017/arduino.sh(紛らわしいので「.sh」をつけました)」を動かそうと試みました。すると、あっさり「arduino」コマンドで起動するようになりました。(もっと早くこの方法にたどり着きたかった…。(^_^;;;)これを、desktopファイルに書き込んで、Arduinoも無事に起動させることができるようになりました。

これで、ちょっとスマートなKNOPPIX4Roboができあがりそうです。時間を見つけて作業をしてみたいと思います。

2009年12月2日水曜日

ScratchからArduinoを動かしてみました

先日、LinuxやMacでArduinoを動かしてみたことを書きましたが、次のステップとしてScratchからArduinoを動かすことに成功しました。以前にも紹介した、CatenaryというJavaソフトを利用すると、ScratchからArduinoを動かすことができるようになります。Webサイトの情報を頼りにCatenaryをダウンロードし、UbuntuとMacで起動することを確認しました。

さて、ここからは手順通りにやらないとうまく行きません。まず、Scratchを起動します。バージョンは1.3.1でも1.4でもかまわないようです。次に、「調べる」の中にある「〈スライダー〉センサーの値」もしくは「〈ボタンが押された〉」となっているブロックの上で右クリック(Control+クリック)します。表示されたメニューの中から、「遠隔センサー接続を有効にする」を選びます。

今度は、Catenaryの番です。Scratchの準備が整ってからCatenaryを起動すると、Scratchにつながっている旨の英語のメッセージが表示されます。あとは、ScratchからArduinoに命令を送れば良いという訳です。
#Catenaryのzipファイルには、Linux、Mac、Windowsに対応したものが同梱されているので、解凍した後は必要なものだけを残して後は削除してもかまわないようです。

この方法で、Ubuntu9.10とMacOSX10.5.8で動作を確認をしましたが、問題なく動きました。(Ubuntuでは、lib内の*.jarファイルを実行可能にする必要があるかもしれません。)次は、これをKNOPPIX4Roboでやってみようと思います。
#やりたいことがどんどん増えるのは、うれしいような、しんどいような…。(^_^;;;

2009年11月29日日曜日

KNOPPIX4RoboでArduinoが動きました

昨日、LinuxでArduinoを動かしてみたということを書きましたが、同じように拙作KNOPPIX4RoboでもArduinoを動かしてみることにしました。

既に環境は整っているので、以前に作っていたものを「cp -Rp」コマンドで別ディレクトリとしてコピーし、「Arduino-0017」とEtoys 4.0ベースの「Arduino.7」を展開して/home/knoppixに追加保存しました。

次に、「# apt-get install gcc-avr」と「# apt-get install avr-libc」をして、必要なパッケージをインストールしたら、またまたかなり大きくなってしまいました。このままではCDに納まらないので、「QEMU」「mplayer」「GIMP」を削除しました。compizもいらないのではないかと思って削除したら、できあがったCDのウィンドウ表示がおかしくなってしまったので、compizのプラグインと設定マネージャだけ削除することにしました。こうしてできあがったものを、例の長いコマンドでISOファイルにしてCDに焼きました。

動作確認もしてみましたが、今のところ問題ない状態です。ただ、現状ではデスクトップにシェルスクリプトを並べて、残りは/home/knoppixに保存してある各フォルダの中から起動するようになっています。今後はこれらを、LXDEのメニューから起動できるようにしたいと思っています。

2009年11月28日土曜日

LinuxでArduinoを動かしてみました

先日、Make:Tokyo Meetingに参加して、Scratchな皆さんのところへ行ってきました。ついでに、どんなイベントなのか興味があったのでふらふらと会場を回ってきましたが、手作り電子楽器やさまざまな電子工作の展示&デモがあって、血が騒いできてしまいました。会場内で、電子部品の即売をしていたのですが、以前から私の周辺で話題になっていた「Arduino」のはじめようキット(発光ダイオードとかブレッドボードなどのセット)が安売りされていたので、「Arduinoをはじめよう」と一緒に衝動買いしてしまいました。

販売していた方に、「Linuxでも動きますか?」と尋ねたところ、「自分はやったことがないけどArduinoを動かすソフトはJavaベースだし、Linux用のパッケージも用意されている」とのこと。早速自宅へ戻ってArduinoのWebサイトからLinux用のtgzパッケージをダウンロードし、Ubuntu 9.10とKNOPPIX 6.0.1で動作実験をすることにしましました。
#もちろん、Mac用もダウンロードしました。(^_^)Mac用のものは、すぐに使うことができました。

ArduinoのWebサイトの情報によると、「sun-java6」が必要とのこと。幸い既にインストールしてあるので、それ以外に必要なものを追加でインストールしました。(Synapticパッケージマネージャを使いました)
  • gcc-avr
  • avr-libc
これで、Arduinoのソフトが動くはずなのですが、ソフトは起動するもののプログラムしたものがうまく動きません。(「wiring_analog.c」の77行めの「pin」の辺りがおかしいと言われる)何がいけないのだろうと思ってあっちこっち検索してみましたが、それらしい情報に巡り会えません。これは、よほどマイナーなことか、あるいは、よほど簡単なことなのだろうと考えて、取り合えずパーミッションの設定を確認しました。すると、「lib」フォルダや「libraries」フォルダ内の「*.jar」ファイルのパーミッションが、ことごとくリードオンリーに設定されていて、これを実行可能に変更しました。すると、難なくプログラムまでうまく動いたので、Arduinoへ転送してみました。これも難なくクリアし、LinuxからArduinoを動かすことに成功しました。
#はじめにUbuntu 9.10で確認した後、同様の手順でKNOPPIX 6.0.1でも動作確認できました。

そもそも、前回紹介した「KNOPPIX4Robo」で動かせるものがミュウロボだけだったので、他のものも動かせるようにしたいと考えて、Arduinoを動かせるようにと考えたのでした。Scratch&ミュウロボなどに比べて、Arduinoは格段にレベルが高いのですが、Scratchから動かせるような話やEtoysでも動かせる話も聞いたので、次はKNOPPIX4RoboでもArduinoが動くようにしてみたいと思います。

2009年11月22日日曜日

KNOPPIX 6.0.1 for Roboが出来上がりました

これまで、KNOPPIX 6.0.1をカスタマイズしてEtoysやScratchを動かせるようにする実験をしてきましたが、ロボットをコンピュータで制御することを通して、子どもたちが「構成的」に学習できる環境を構築することを目標として、次のような条件で本格的なKNOPPIX 6.0.1のカスタマイズをはじめました。
  1. 小学生がプログラミングを通して学ぶのに適したソフトウエアを導入する
  2. ロボット制御に対応したLinux版(KNOPPIXで動作する)のソフトウエアを導入する
  3. 小学生を対象とした本活動に適した、安価で使いやすいロボットを制御できること
この条件に合うものとして、ソフトウエアは、(Squeak)Etoys 3.0、同4.0、Scratch 1.4、同MyuRobo 1.4(阿部さんに作って頂きました)、Dolittle 2.0、同2-1pre(兼宗さんに作って頂きました:未公開)の6つのソフトウエアを導入し、スタジオミュウ製のミュウロボを動かせるものを作ることにしました。

以前にやったことから発展させて、Javaを導入してDolittleが動くようにすることがはじめの課題でした。そのために、「apt-get update」ができなければなりません。あらかじめ、読み書き可能な状態でHDDをマウントし、ネットワークの設定(/lib/init/rw/resolvconf/resolv.conf)をカスタマイズのために用意した方へコピーします。これで、「apt-get update」できるようになりますので、リストを更新して「apt-get install sun-java6-jre」でJava6を導入し、同fontsと同pluginも合わせて導入しました。

この状態で、Etoys 3.0とScratch 1.4をdebパッケージファイルからインストールし、それ以外のソフトは展開した状態でKNOPPIXのホームにコピーしておきました。

さあ!これでCDのISOイメージを作ろう!と思ったら、700MBを軽く越えている感じ。これだとCDには納まらないので「DVDにするか!」とも思いましたが、そもそもCDで手軽に同環境を構築することを目指していたので、ここは必要ないものを削除しまくることにしました。

削除したパッケージは以下の通り。
  • Icedove
  • VirtualBox
  • Pidgin
  • Orca
  • Xgnokii
  • Linphone
  • GPRSコネクト
  • ISDNツール
ここまでで、かなりコンパクトにまとまりましたので、例の長いコマンドと格闘しながらどうにかISOイメージを作ることができました。

そして、起動実験を済ませて今ブログを書いているというわけです。目標としていたものは、無事すべて動作させることに成功しました。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

2009年11月20日金曜日

Ubuntu 9.10をHDDにインストールなど

普段サブで使っているPC(そもそもは各種Linux OSのテスト用PC)のUbuntuを9.04から9.10にアップグレードしてみました。はじめは、アップデート・マネージャからアップグレードしてみたのですが、諸々インストールしていじりまくっているためか、あっちこっちでうまく動かない感じがしたので、思い切ってクリーンインストールすることにしました。

こういう「お引っ越し」で面倒なのは、必要なファイルのバックアップと復元です。Macで使わなくなったUSB2.0接続の外付けHDDがあるので、そちらにダウンロードしてインストールしたdebパッケージやzipファイルなどをコピーし、Wine上で動かしていたWindows用ソフトウエアもコピーしました。次に、自分のHOMEフォルダを丸ごとコピーして、引っ越し準備完了。

UbuntuのWebサイトから9.10のISOイメージファイルをダウンロードして、CDに焼いてPCを起動し、インストール作業を開始しました。(今回は本家のサイトからダウンロードしましたが、日本語を使うならJapanese Teamのサイトからの方が良いと思います。)

HDDへのインストール後、日本語環境に不足があるということで、いくつかのファイルが自動的にダウンロード&インストールされ、無事にUbuntu 9.10のインストールが完了しました。すぐさま、Synapticパッケージ・マネージャを使ってsun-java6、Wine1.2などをインストールしました。(Micropolice、FreeCIV、Simutrans、WesnothなどのゲームやMuseシリーズ、Rosegarden、ZynAddSubFX、Alsa Modular Synthなどの音楽関連ソフトもインストールしました)
#今まで、「jackd」の動かし方がイマイチ分からないところがあったのですが、英語のメッセージを頼りにしながら、簡単に動かすことができるようになりました。(次の課題は、デーモンとしてバックグラウンドで起動しておくこと)

最後の仕上げとして、ScratchやEtoysなどのdebパッケージをインストールして元の作業環境に戻すことができました。大きな変化はあまり感じられませんが、それぞれのソフトウエアのバージョンが微増し、ちょっとだけ使いやすくなった感じはあります。

ついでと言っては何ですが、電源のファンが起動時にけたたましい音をあげていたので、その対策にファンカバーを付けることにしました。こちらもあっさり作業を終了し(少々改造が必要でしたが…)、さらにケースファンの回転数を調節するファンコントローラーを付けて若干の静音化に成功しました。これで、夜中にPCを起動しても、家人を起こさずに済みます。(^_^;;;

2009年11月8日日曜日

KNOPPIX 6.0.1にScratch 1.4とEtoys 3.0を入れたISOイメージ作り

KNOPPIX 6.0.1をベースにした、ISOイメージ作りに挑戦してみました。
#「KNOPPIX HACKS(オライリー)」を参考にしました。

はじめに、用意したHDD(今回はUSB接続の40GB HDDを用意)をext3でフォーマットしてからルートに移動し、このHDD内に「source/KNOPPIX」というディレクトリを作成し、CD-ROMから起動したKNOPPIX 6.0.1の「/KNOPPIX/*」をコピーします。
# cp -Rp /KNOPPIX/* source/KNOPPIX
続けて、カスタマイズ作業の準備に入ります。まず、「/home/knoppix/」に入れておいて直接動かすScratchMyuRobo 1.4を、「source/KNOPPIX/home/knoppix」にコピーしました。合わせて、作業中に必要になるであろう「Desktop」「Documents」フォルダを「source/KNOPPIX/home/knoppix」内に作成し、Desktopフォルダには、ScratchMyuRobo 1.4を動かすシェルスクリプトをコピーしておきました。EtoysとScratchのdebパッケージとScratchの日本語版で使われるpoファイルは、「source/KNOPPIX/root」にコピーしておきました。

この後、chrootで「source/KNOPPIX」をルートとして起動し、カスタマイズ作業を開始します。はじめに、「mount -t proc /proc proc」とおまじないをかけます。(元の環境で作業をしたいときは、「umount /proc」をしてから「Control + D」でchrootを抜け出します。)次に、十分なディスク領域を確保するために、OpenOffice.org関連のファイルを削除することにしました。
# apt-get --purge remove openoffice.org-core
# apt-get --purge remove openoffice.org-common
# apt-get --purge remove openoffice.org-l10n-ja
※OOoを削除した後は、LXDEデスクトップマネージャーのタスクバーから、OOo関連の設定を削除する必要があります。「/home/knoppix/.config/lxpanel/LXDE/panels/panel」を開いてOOoに関する設定を削除しました。

次にEtoysScratchのdebパッケージを「dpkg -i」でインストールし、poファイルを「/usr/share/scratch/locale/」フォルダにコピーしました。仕上げに「# apt-get clean」でゴミを削除します。さらに細かなカスタマイズも可能ですが、KNOPPIXのカスタマイズは今回が初めての作業でもあり、早く動作実験をしたいこともあって、ここまででchrootでの作業を終了しました。

HDD内に「master」フォルダを作成し、ISOディスクイメージを作成するために、KNOPPIX CD-ROM内の/bootフォルダと/KNOPPIX/KNOPPIX以外の/KNOPPIXフォルダ以下のファイルをmasterフォルダにコピー(同期)します。
# rsync -a --exclude "/KNOPPIX/KNOPPIX" /mnt-system/ master/
続いて、source内に作ったKNOPPIXフォルダを圧縮イメージに変換します。恐ろしく長いコマンドを正確に打ち込む必要があるので、特に注意が必要です。
# mkisofs -R -U -V "〈任意の名前〉(filesystem)" -P "〈任意の名前〉" -hide-rr-moved -cache-inodes -no-bak -pad source/KNOPPIX | nice -5 /usr/bin/create_compressed_fs - 65536 > master/KNOPPIX/KNOPPIX
さらに、md5sumsのチェックサムリストを作るために、次のように打ち込みます。
[master]# find -type f -not -name md5sums -not -name boot.cat -exec md5sum {} \; >> KNOPPIX/md5sums
さて、いよいよISOイメージの作成です。このコマンドも長いので、正確に打ち込むよう注意が必要です。
# mkisofs -pad -l -r -J -v -V "KNOPPIX" -no-emul-boot -boot-load-size 4 -boot-info-table -b boot/isolinux/isolinux.bin -c boot/isolinux/boot.cat -hide-rr-moved -o knoppix.iso master/
これで、カスタマイズしたKNOPPIXのISOイメージが完成しました。CD-Rに焼いて動作確認しましたが、問題ありませんでした。時間はかかりますが、それほど難しくないところがありがたいです。これで、オープンソースを活用したコンピュータ制御(プログラミング)の学習環境が手軽に持ち運べるようになりました。

2009年11月2日月曜日

scratch_1.4.0.debian.12_i386.debのインストール

Linux版Scratchのdebian.12(scratch_1.4.0.debian.12_i386.deb)が出たので早速ダウンロードしてインストール作業をはじめました。

これまでにインストールしてあった「debian.*」は、「/usr/lib/scratch/」に「Scratch.image」などをインストールし、「/usr/share/scratch/」に「Plugins/」などをインストールする仕様になっていて、連携がうまくできていない(Scratchを起動しても「/usr/share/scratch/」の方は参照していない感じ)状態にありました。そのため、デフォルトで英語だけしか使えず、日本語などを使う場合は、「/usr/lib/scratch/」の方に必要なフォルダやファイルをコピーする必要がありました。

その点、今回の「debian.12」は、インストールされる場所そのものは変わっていませんが、「/usr/share/scratch/」を参照するようになり、日本語表示も簡単にできるようになりました。まだ、日本語のインライン入力はできないものの、テキストエディタなどで日本語文字列を作り、コピー&ペーストで日本語入力もできるようになりました。
#SqueakVM 3.7-7JPatchedを使わなくても良い。

普段使っているUbuntu 9.04(最近HDDを80GBにして、環境を再構築した)では、難なくインストール作業(dpkg -i)を終了し、動作も確認できました。録音にも対応して、ますます使いやすくなりました。

勢いに乗ってKNOPPIX 6.0.1でもインストール作業をしてみましたが、ことごとく失敗してしまいます。どうやら、「/etc/gnome/」というフォルダがないので作業が完了できなかったというようなことを言っているようです。(英語のエラーメッセージ)そこで、mkdirで「/etc/gnome/」フォルダを作りインストール作業を続行しました。すると、無事にdebian.12のScratchがインストールされました。
#合わせて阿部さんに作って頂いた「ja.po」などを「/usr/share/scratch/locale」に上書き保存しました。

これで、だいぶ実用レベルになってきました。すでにこれを使った活動を進めている最中です。子どもたちがどんなものを作ってくれるのか、とても楽しみにしています。

2009年11月1日日曜日

OSC 2009 Tokyo/Fallに行ってきました

今年、東京で2回目の開催となったOSC 2009 Tokyo/Fallに行ってきました。短時間で必要最小限のところを回って来ましたが、中でも一番のお目当ては、「KNOPPIX/Math 2009」でした。これをGetし、急いで帰路につきました。

帰宅して、早速動作確認をしました。部品を寄せ集めて作ったライブCDの動作確認用のPC(Celeron 2.0GHz搭載)で起動させたところ、8インチ液晶モニタの画面の表示がずれてしまうという現象に出会いました。「自動調整」もうまくいかなかったので、Celeron 2.66GHzを載せた別のマシーンで起動実験を続けました。こちらは問題なく起動しました。そこで、このマシーンを使って「CFカード」にKNOPPIX/Math 2009をインストールし、動作実験を継続することにしました。

先ほどの、ライブCDの動作確認用のPCでは、DVDから起動するとうまくいかないのに、CFカードから起動すると、普通にデスクトップが表示され、問題なく使えることが分かりました。また、以前に作ってあったリサイクルPCでも問題なく動作してくれました。

USBメモリやCFカードにインストールするメリットは、容易にカスタマイズができること。変更した所だけ、「継続的なKNOPPIXディスクイメージ」に保存しておいてくれるので、コンピュータの電源を落としても、次に起動した時には、カスタマイズした環境で使いつづけることができます。もし、カスタマイズに失敗しても、「knoppix.image」を読み込まずに起動して、もう一度「継続的なKNOPPIXディスクイメージ」を作り直せば、また元の状態から始めることができます。それに、CD-ROMから起動するよりも少し速く起動します。USBメモリはUSB 2.0が必須(1.1だと遅すぎる)ですが、CFカードはマザーボードに直接IDE→CFカード変換ボードを差し込んでいるので、余計に速く感じます。SSDも流行っているので、今後はHDDレスで安定したSSDなPCが出現するとおもしろくなってくると思っています。

2009年10月22日木曜日

IPAフォントのUbuntu 9.04へのインストール

もともとUbuntu 9.04をインストールしていたHDD(40GB)が手狭に感じていたのですが、ちょっとした不具合が発生し、Ubuntuが起動しなくなってしまいました。どうしても必要なデータはバックアップしてありましたし、いろいろいじくりまくっていて「1からやり直すのは面倒だけどどうしようかなぁ…」と思っていたところだったので、思い切って別のHDD(その辺にあった80GB)に載せ換えることにしました。
#在庫を確認したら、80GBはあと2台ありました。(^_^;;;

CDからUbuntuを起動し、HDDへインストールした後、バックアップしてあったファイルをコピーして使える状態に戻す作業を始めました。JavaやWineの設定も簡単に完了(導入時よりもスムーズな気が…こっちのスキルアップが原因か?)し、プリンタもあっけないくらいに簡単にドライバがインストールされました。

そんな中、「フォントのインストールってどうするんだっけ?」というところでストップしてしまいました。フォントの設定ができるようなものが見当たらず、さてはどこかのフォルダに突っ込むんだろうと当たりをつけて、探して回りました。すると、「/usr/share/fonts/」というフォルダを見つけました。さっそくここへIPAフォントVer.3を解凍して入れました。

Ubuntuの日本語フォーラムでは、フォントキャッシュの初期化も必要であるようなことが書いてあったので、書かれていた通り「sudo fc-cache -f -v」してフォントキャッシュを初期化しました。すると、無事にIPAフォントが使えるようになりました。近々9.10が出るような噂を耳にしましたが、それまで9.04でがんばってみたいと思います。

2009年10月17日土曜日

コンピュータ制御の学習環境について(ちょっと整理)

これまでの研究の中で、コンピュータ制御の学習環境として使用を検討し、利用可能だったソフトウエア&ハードウエアをプラットフォームごとに整理してみます。
#ソフトウエアの下に何も書かれていないものは、ソフトウエアは動いたものの動作確認できたハードウエアがないということを表しています。
一見してわかる通り、ソフトウエアの動作確認ができたからと言って、接続したハードウエアがうまく動くとは限りません。比較的Windowsで動作がスムーズなのは、圧倒的なシェアによって、ほとんどのソフトウエア&ハードウエアが「Win対応」を標準としているからだと思います。となると、LinuxやMacはかなり分が悪いことになります。orz

自分でソースをいじったり、ハードを改造したりできるような技術があればよいのですが、そう簡単にはうまくいきませんね。

【追記】Linux版scratch_1.4.0.debian.12_i386.debでは、録音にも対応して頂いたようです。(2009.11.2)

2009年10月12日月曜日

博物館・史跡めぐり

夏休みに、子どもたちに出した宿題を採点していて、自分の方がやりたくなってしまった「博物館・史跡調べ」ですが、先日やっと(二学期制の)1学期が終わったのでやってきました。
#イヤ、まぁ「趣味だろう?」と言われればそれまでなんですけどね…。(^_^;;;

今回は、「近すぎて行けなかったところ」をテーマにして、1日で3カ所を回りました。

始めに行ったのは、埼玉県富士見市の「難波田城公園」です。
http://www.city.fujimi.saitama.jp/gakushuu73/bunka88.html
中世に作られた難波田(南畑とも)氏の城館で、堀や曲輪、橋などが復元されていました。あまりにもきれいに整備されているため、本物の遺構なのかどうか、ちょっと疑問がわいてしまいます。(本丸のあった場所は住宅地ですし)むしろ、古民家ゾーンの移築された民家の方が、見応えがありました。資料館で難波田城の資料を買ってきました。

次に、我が所沢市の「滝の城」へ行きました。
http://www.asahi-net.or.jp/~ju8t-hnm/Shiro/Kantou/Saitama/Takino/index.htm
以前ちらっと行ったことがあるのですが、その時は別の行程の途中で立ち寄っただけだったので、じっくりと見られませんでした。なので、今回はじっくりと見てきました。北条氏照ゆかりの城だけあって、堀のつくりがとても巧みです。格子堀も発見されているそうで、高低差の激しい地形を利用した、天然の要害であったことがよくわかりました。そもそも、この地からは別の時代(城として使われた時代よりも古い時代)のものが出土したらしく、横穴墓のようなものだったのではないかと思われます。墓の上に城っていうのも驚きの組み合わせですね。

最後に、東京都小金井市の「江戸東京たてもの園」へ行きました。
http://tatemonoen.jp/index.html
ここは、江戸時代から昭和初期までのさまざまな建物が移築・復元されている屋外博物館です。中に入ることができる建物もあります。行った日に「お茶会」を催していたため、入場無料ということで、ちょっと得した気分で見ることができました。私の目的は、建築家・前川國男邸を見ること。建築を学ぶ学生さんらしき人たちも見に来ていました。狭いながらも機能的で、シンプルなのにどこか落ち着く雰囲気の建物でした。その他の建物も回ってきましたが、やはり一番印象に残ったのは前川邸でした。(なぜか「鬼太郎の家」なんていうのもありましたが…。)

こういう休日のすごし方というのも良いなぁと思いながら、買ってきた資料を見ながら余韻に浸っています。特に「江戸東京たてもの園」は、見逃していたところもあり、もう一度行ってみたくなりました。

2009年10月11日日曜日

プログラミングができるWebアプリケーション

Web2.0とか、Webアプリケーションとか、ASP(Application Service Provider)という言葉が目新しさを失いつつありますが、MSもGoogleも目指すところは「OS=Webブラウザ」であり、ユーザにその垣根を意識させないようなOS開発することなのだそうです。

で、Webブラウザの可能性を広げるという意味で、Webブラウザ上でプログラミングができちゃうものがあるので紹介します。

eBasic
Webブラウザ上でBASICプログラミング(ちょっと懐かしいかも)ができるWebサイトです。イーテキスト研究所という、この業界では結構メジャー(かなり主観的評価)な出版社のサイトで、このeBasicに関わる本も出版されています。私自身は、何年前だか忘れるくらい前に、PC-8801でBASICプログラミングを学びました。(その前に、MSXマシーンでやった気も…)このプログラム自体は、Flashでつくられているようなので、プラグインをインストールしていないと動かせないのですが、この辺りも「OS」に対する「機能拡張」と「Webブラウザ」に対する「プラグイン」が似た関係であると考えれば、Webブラウザにはまだまだ様々な可能性がある気がしてきます。

オンライン版ドリトル
これも懐かしい(?)タートルグラフィックのソフト(LOGO)に似ているドリトルのオンライン版です。このプログラムはJavaアプレットになっているため、やはりJavaのプラグインが必要です。こちらは、日本語でのプログラミングができますので、それだけでも敷居が低く、小学生でも十分に活用できると思います。ドリトルのサイトは資料が充実していますので、誰でも手軽に始められると思います。

私自身が、「プログラミングと制御」について少しだけ勉強している最中なので、これからはこうしたWebアプリケーションでロボットを動かす(自分の手元にあるものだけでなく、遠くのものを遠隔操作することも)ことができると面白いのではないかと思っています。
#でも、小学校のPC&ネットワーク環境では、Webアプリケーションの使用を厳しく制限していることがあるので、活用されにくいかもしれません。

本当は、MacやLinuxでいろいろなロボットを動かせると面白いのですが、Win対応のものばかりで、MacやLinuxに対応した「ロボットを制御できるソフト」や「ロボット製品」が少ないのが難点なのです。本当のところは、RS-232Cポートを開けさえすればあとは命令を流すだけというようなロボット製品なら、MacやLinuxでも簡単に対応できるのではないかということを教えて頂いたのですが、私自身がそういうことをちょちょいとやれるほどの技術がないというのが最大の難点なのです。(^_^;;;

Webブラウザで動くこうした環境が、ハードやOSの違いを埋めてネットを通じてロボットを制御できるようになったらおもしろいと思っているわけです。

2009年10月3日土曜日

MacでScratchMyuRoboからミュウロボを動かす

これまで、Linux(Ubuntu 9.04、KNOPPIX 6.0.1)で動かしてきたScratchMyuRoboですが、Macでも動かないものかなぁと思い、ちょっとやってみました。毎度のことながら、阿部さんにもお世話になってどうにか動かすことができるようになりました。というわけで、その方法をまとめておきます。

【手順】
  1. Scratchのダウンロードサイトから、Mac版のScratchをダウンロードしてインストールする。
  2. ScratchMyuRobo.zipをダウンロードして、インストールしたScratchフォルダ内に展開する。
    #このとき、インストールしたScratchも同時に使いたい場合は、フォルダごと別名でコピーする。(今回はScratchMyuRoboとした)
  3. 展開したScratchMyuRobo.zip内の「locale」「Projects」フォルダの中身を、インストールしたScratchフォルダ内のそれぞれのフォルダに移動する。
  4. 実行ファイルである「Scratch」を右クリック(Control+クリック)して「パッケージの内容を表示」を選択し、「Contents」フォルダ内にある「Info.plist」を、Property List Editerで開く。
    #ダブルクリックして開けるはず。ダメならテキストエディタで開いてもよい。
  5. 「Root」をクリックすると、リストが表示されるので「SqueakImageName」という項目が「Scratch.image」となっているところを「ScratchMyuRobo.image」に直す。
    #「Dump」ボタンを押して、テキストエディタ風の編集画面で編集することもできる。
  6. 上書き保存してProperty List Editerを終了する。
これでミュウロボを接続して、Scratch(ScratchMyuRobo)から動かせるはずです。USBシリアル変換ケーブルを使うと、ポートの指定は「/dev/cu.usbserial」となります。2つ以上接続した場合は、始めに挿したものが「/dev/cu.usbserial」となり、それ以外には「/dev/cu.usbserial*(←数字)」となります。とにかく、1つだけ「/dev/cu.usbserial」となり、それ以外はどんな数字がふられるか、USBポートの使い方(何回も挿し直すとどんどん数字が上がっていく)によって変わるようです。正確に知りたい場合は、「(スライダーセンサー)の値」ブロックを右クリック(Control+クリック)して表示されたメニューから、「ScratchBoard監視版を表示」を選んだ後、開いた監視版の窓を右クリック(Control+クリック)すると、またメニューが表示されるので、その中から「シリアルかUSBのポートを選択」をクリックすると確認できます。

私の手元には、最近私費で購入した「3軸ミュウロボ基本セット688タイプ」+「赤外線センサー」があるので、これで動作確認してみましたが、問題なく動かすことができました。
#はじめの動作がちょっと鈍いので、ポートを開いた後、一呼吸おいてからテストした方が良いようです。また、ポートを閉じないでケーブルを抜くと、警戒音がなることがあります。

いずれにしても自己責任で行って頂くような内容ですので、よく確認して落ち着いて作業をすることをお薦めします。(^_^;;;

2009年9月23日水曜日

NFLレギュラーシーズンスタート!

NFLのレギュラーシーズンがスタートし、2週目までが終了しました。QBのトレードやプレシーズンでの不調など不安材料の多かったブロンコスは、順調に2勝しています。その他のチームの成績は以下の通りです。
日本テレビが地上波で唯一NFLの番組「NFL倶楽部」を放送していますが、深夜帯で、しかも週1回の番組ですので全試合を見ることができません。本当は、衛生放送を視聴することができれば良いのですが、そんなものに金をかけられるほどの経済力もなく、当分の間はNFLジャパンのWebサイトで小さな画面に目を凝らしながらダイジェストを見るしかなさそうです。
#自宅のインターネット接続は、今は懐かしいADSL1MBなので画面を拡大するとものすごく時間がかかる上に、コマ送り状態で何が何だかさっぱりわからないし試合の臨場感が全く伝わってこないのです。

一番良いのは、本場アメリカで本物の試合を見ることですが、そんなチャンスはどう考えてもめぐってきそうにありません。プレシーズンゲーム(昔は来てましたよね?)とかプロボウルが日本に来てくれるとうれしいのですが、それも期待できないでしょうね。(嘆息)

2009年9月21日月曜日

秋の飼育・栽培

自宅にいた3匹のカブトムシたちが次々と寿命を迎えたので、昨年のリベンジを思い、幼虫が生まれていないか確認をしました。すると、確認できただけで3匹の幼虫がマットの中にいました。これを次の夏まで育てようと、いろいろと調べ回り、情報を集めた結果、ちょっとデリケートな世話をしなければならないことがわかってきて、私の「こだわり虫」がニョキニョキと頭を持ち上げ始めました。とはいえ、時間をかけた世話などは当然できそうもなく、「どうすれば効率よく、よく育つのか」というところに焦点を当てた対策を考えました。

【追記】カブトムシの飼育ケースを大きいものに換えた際、マットをばらして調べたところ8匹のカブトムシの幼虫がいました。(2009.9.23)

まず幼虫たちは、「カブトムシやクワガタの幼虫のエサにもなる」ということで購入した飼育用のマットの中にいるので、エサについては問題ないと思います。これに水分蒸発を防ぐ意味から腐葉土をかぶせました。諸々の情報によりますと、カブトムシは大きくなるにつれてたくさんのエサを食い、たくさんの糞を出すとあったので、マットや腐葉土の補充も考えておかなければなりません。また、現在飼育しているケースはちょっと小さい感じなので、大きめのものを購入する予定です。(共食いを防ぐ意味もあるらしい)卵→幼虫からのカブトムシの飼育ははじめてなので、うまく行くかわかりませんが、毎日息子と一緒にケースをのぞいています。

そろそろ2年を経過しそうなグッピーたちも、水槽の水が25度を下回るようになってきたのでヒーターを入れました。(寒そうに泳ぎが鈍くなったため)現在は、25〜26度あたりをキープしつつ、モノアラ貝(水草のアヌビアス・ナナを買ったとき、一緒に入っていたものと思われる)とともに元気に活動しています。
#余談ですが、栽培しやすいと言われるミクロソリウムも一緒に育てているのですが、どうもうまく育たない感じで、水草の栽培は難しいなぁと感じています。

ネコの額ほどしかない自宅の庭には、この時期になると何の手入れもしていないのにヒガンバナ(マンジュシャゲ)が咲きます。今年は40本を越えるヒガンバナが咲き、通る人が足を止めることもあります。
#春は、これまた何も手入れをしていないのにチューリップがたくさん咲きます。

職場では、「食べられる植物」をベランダ栽培することにしました。この時期は、葉ものが中心となりますが、ほうれん草、小松菜、ラディッシュ、みつばの4種類を育てています。
#春から育てていた稲は、土づくりを失敗してほとんどが枯れてしまいました。なんとかできたわずかばかりの米をどうしようか思案中です。

正直なところ、理科の中で「生物」が一番の苦手だった私ですが、実際に育てながら調べてみると、案外面白いものだなぁと思っています。子どもたちとともに動植物を育てることにより、生命を大切にする心や生命の力強さ、そして、個々の状況に合わせて育てることの難しさなど、多くのことを共に学ぶことができればと思っています。

2009年9月20日日曜日

HAIKUのR1alpha1が公開されました

BeOS互換のオープンソースOSとして開発が進められていたHAIKUですが、この程R1alpha1のISOイメージが公開されました。

BeOSを存続させることにどのくらいの価値があるかはわかりませんが、昔はMac上で動くように開発されていたものが、PC上で動くものだけに一本化され、それ以来「ちょっと気になるOS」として注目していました。

商用のBeOSの開発・販売はすでに打ちきられていて、その後Zeta1.21が開発・公開されて以来の新展開なので、これからの動向に期待をしています。
#興味本位なだけですが、攻略する面白さは十分に堪能できると思っています。

早速、HAIKUのダウンロードサイトからISOファイルをダウンロードしてCDに焼き、CD/DVD-ROM起動のOSを試用するために作ったPCで動作確認してみました。ハードウエアの認識もスムーズに進み、デスクトップを表示するところまで問題なく進みました。あとは、少しでも日本語表示ができないかと思い、Webの情報を検索してみました。すると、ユーザーガイドなどのページの中に、HAIKUの日本語表示や入力に関するページを見つけました。
http://www.jade.dti.ne.jp/murai/index.html
http://www.jade.dti.ne.jp/murai/haiku/jdoc/haikujp.html

どうやら、CD起動のままだと面倒な感じなので、いろいろな実験に使っていたHDDが余っていたので、これにHAIKUをインストールして実験を続けることにしました。はじめにLiveCDとして起動してから「Installer」を使ってHDDをBeOSファイルシステムでフォーマットし直し、HAIKUをインストールしました。一連の作業は特に問題もなくスムーズに進みました。

次に、日本語のフォントをいくつかダウンロードし、(/boot)/home/config/fontsの中に「ttfonts」フォルダを作ってダウンロードしたフォントを解凍して入れました。そして、(葉っぱのマークをクリックして)「Preferences」→「fonts」と進み、使用するフォントを日本語フォントに設定しました。また、LinuxでAnthyを使っている私は、できるだけ同じ環境で作業がしたかったので、「Anthy for HAIKU」をダウンロードしてインストールしました。
#フォルダを展開すると「InstallAnthy.sh」というファイルができているので、それを起動するだけで良い。

ここまでで再起動すると、とりあえず基本的な作業は問題なくできるようになりました。StyledEditというテキストエディタでは、日本語も問題なく使えました。ついでに、ブログにも書き込んでみようかと思い、いろいろとやってみましたが、どうやってもうまく行かずMacBookからブログに書き込んでいます。また、一部Webサイトの文字が「豆腐」になってしまうという現象にも見舞われています。原因はわかりませんが、もう少しいじってみようかと思っています。

2009年9月5日土曜日

KNOPPIX 6.0.1からミュウロボを動かす

先日、Linux版のScratchMyuRoboでミュウロボを動かすということを書きましたが、Linux版Scratch 1.4(debパッケージ)をインストールしたところへScratchMyuRobo(ScratchMyuRobo.zip)を紛れ込ませる(zipファイルを解凍してコピーする)方法でインストールすると、Ubuntu 9.04では問題なくScratchMyuRoboが起動する(シェルスクリプトを書く必要はあります)のですが、KNOPPIX6.0.1では起動することができない(ウィンドウが白いまま何も表示されない)という現象に遭遇しておりました。

いろいろと試した結果、次のようにするとKNOPPIX 6.0.1でもScratchMyuRoboが動くようになりました。

【手順】
  1. Linux版ScratchのWebサイトから「scratch-1.3.1-0.9-3.tar.gz」をダウンロードして展開する(debパッケージではダメ)
    ※残念ながら1.4のtar.gzパッケージが公開されなくなっています。
  2. 展開されたフォルダの中から、「scratch」フォルダをホーム(/home/knoppix)に移動し、任意の名前に変更する(しなくてもいいけど、した方がわかりやすい)←今回は「ScratchMyuRobo」にしました
  3. ScratchMyuRobo.zipをダウンロードして展開し、中身を先ほどの「ScratchMyuRobo」フォルダに移動する(「Projects」や「locale」の中身も移動する)
  4. テキストエディタでシェルスクリプトを書いて、ScratchMyuRoboが動くようにする
【シェルスクリプト例】
#!/bin/sh
exec aoss $HOME/ScratchMyuRobo/Plugins/squeak -plugins \
$HOME/ScratchMyuRobo/Plugins \
-vm-sound-OSS \
$HOME/ScratchMyuRobo/ScratchMyuRobo.image "${@}"
これでScratchMyuRoboを動かすことができました。さっそく、ミュウロボをつないで動作確認してみました。USBシリアル変換ケーブルを使って、ポートの設定を「/dev/ttyUSB0」とすることで無事にミュウロボを動かすことができました。(PCにシリアルポートがある場合は「/dev/ttyS0」で動きます)

ついでに、Picoボードをジョイスティック代わりにして、ミュウロボを動かすプログラムを書いてみました。これも難なくクリアし、スイッチを押すと前進し、スライダーで右左に回転するようになりました。これは、なかなかハマりそうな気配。子どもたちにも十分楽しみながら学べる教材になったと思います。

ご協力頂いた皆様に、感謝しています。

2009年8月30日日曜日

Scratch 1.4でコンピュータ制御の学習環境づくり

これまで、ScratchPicoボードを使ったコンピュータ制御の学習環境づくりなどに取り組んできましたが、最近日本でも販売されはじめた「WeDo」を加えて、学習活動を考えていました。ところが、肝心のLinux版Scratch 1.4がWeDoに対応していないことが判明し、状況が変わりました。

今年の学習活動のテーマは「(学校)生活を豊にする道具(仕組み)づくり」とし、身近でちょっとした問題を、コンピュータとそれにつながる様々な仕組みを利用して、ちょっと便利に快適にしていくことを考えさせたいと思っています。

Linux版のScratch 1.4でWeDoが使えないというのは、そのことによって活動が制限されてしまうという問題を含んでいます。できるだけ、子どもたちの発想を生かし、現実的に自分の考えが生かされた経験を味わわせててやりたいと思うと、どうしてもWeDoは外したくないと考えました。そこで、不本意ながらWindowsを使うことも視野に入れつつ、大まかに次のような学習活動を考えました。

(1)この際、OSにこだわらずXP搭載のNetBookを購入して、Win版Scratch 1.4、Picoボード、WeDoの組み合わせで、メインの活動「(学校)生活を豊にする道具(仕組み)づくり」について考えさせる。(この場合、台数が限られてしまう)
(2)台数不足を補う意味から、主にモニタ表示や音を鳴らす程度の出力で構わない案を考えたグループには、Linux(KNOPPIX 6.0.1)をインストールしたPCを使わせて、Scratch 1.4とPicoボードの組み合わせで活動させる。
(3)(2)を選んだグループと活動が早く終わってしまったグループには、発展的な学習として、Scratch 1.4から制御できる別の機械を提示し、プログラミングの学習を進める。

Scratchから制御できそうな機械として、ロボット工房スタジオミュウのミュウロボに着目しました。当然のことながら、私が努力して何となかるレベルではないので、いつもお世話になっているSqueakの阿部さんにお願いをして、Linux版Scratch 1.3.1(改造が可能なもの)からミュウロボを制御できるようにしていただきました。
http://squeakland.jp/abee/tmp/ScratchMyuRobo.zip

Linuxから別の機械を動かしたのは、これがはじめてだったので、本当に感激しました。こうなると、ちょっと欲が出てスタジオミュウWebサイト上でミュウロボを制御するソフトとして上げられている「ドリトル」でも動かしてみたいという思いが沸いてきます。ドリトル自体は、Linuxでも動作可能(要JAVA)なのですが、RS-232C(COM)ポートの扱いがWinとLinuxでは違うため、そのままではミュウロボを動かせないようです。

ドリトルは、Scratchと違って文字を書いてプログラミングをしなければなりません。でも、両方の開発環境(言語)を経験しながらプログラミングの基礎を学ぶ方が、コンピュータ制御やプログラミングについて、さらに理解が深まると考えています。また、プログラミング自体を学ぶこと以上に、2つの開発環境(言語)を使って同じように制御することを考えることによって、論理的・数学的な思考力を培うものと思っています。

構想は広がるばかりですが、現実の問題としてどこまでできるのか。次は時間との戦いでしょうかね。

2009年8月17日月曜日

KNOPPIX 6.0.1でスクリーンショット

前回、メビウスにKNOPPIX 6.0.1をインストールしましたが、その話をしたら「是非自分のPCでやってみたい」という方がいて、インストール手順の簡単なマニュアルを作ることになりました。簡単とは言っても、ある程度わかりやすくなければならないだろうと思い、スクリーンショットを撮ることができたら良いなぁと思って、「どうすればいいんだ?」ということになりました。

KNOPPIXがKDEを載せていたときは、「ksnapshot」でスクリーンショットを撮るソフトが起動しました。これはなかなか便利でしたが、LXDEになったのでこれは使えません。(一応やってみましたが…)何気なく「Print Screen」キーを押してみたところ、「Save Screenshot」という画面が現れて、スクリーン全体のスクリーンショットが撮れることがわかりました。しかし、LXDE(X)メニューからプルアップしている状態では、スクリーンショットが撮れません。どうしてもスクリーンショットを撮るソフトが必要だと思いました。

そこで、「Synapticパッケージマネージャ」を使って探してみると、「Shutter」というソフトがあることがわかり、早速インストールして使ってみました。簡単なソフトのようですが、それなりに使えそうな感じがしました。LXDE(X)メニューからプルアップしている状態は、スクリーンショットが作動するまでの時間を調整すれば撮れることがわかりました。

これで何とか簡単なマニュアル程度なら作れそうです。ぼちぼちやってみます。
#CDの中にはじめからスクリーンショットが撮れるソフトが入っていると、もっといいんですけどね。

NFLプレシーズンゲーム始まる

今年も大好きなNFLのシーズンが近づいて参りました。プレシーズンゲームの様子がWebサイトで見られることを知り、いくつか見てみました。
NFL JAPAN.COM

QBペイトン・マニング率いるコルツは、ちょっと不安材料が多い負け方をしたようですが、それよりも、過去のスーパーボウルを思い出させてくれるような「49ers対ブロンコス」の試合に注目してみました。

その昔、伝説のQBジョー・モンタナ率いる49ersは、スーパーボウルの常連でして、対するブロンコスは、QBジョン・エルウェイを中心にチームづくりをするも、なかなかスーパーボウルを制覇できずにおりました。第24回スーパーボウル(1989年シーズン)は、そのモンタナとエルウェイが対戦し、モンタナの49ersが勝ちました。しかも10-55何ていう得点差で。
デンバー・ブロンコス[布忠.COM]

今回のゲームでは、新しく加入したQBオートンの乱調が目立ちましたが、もう一人のQBシムズのおかげで、ちょっとは良いゲームになったようです。さて、今年はどのチームが勝ち残ってスーパーボウルに進出するのか、ブロンコスの成績は昨年シーズンよりも向上するのか、今からわくわくしてきます。

2009年8月15日土曜日

古いラップトップPCとKNOPPIX6.0.1で学習環境づくり

以前、IPAのOSS(主にKNOPPIX)活用の実証実験に参加し、その関係で学校に導入して頂いたラップトップPC(メビウスPC-AL50G5)を現在取り組んでいるScratchPicoボードを使った学習環境作りの研究に利用できないかと考え、さまざまな実験を繰り返しておりました。

当初、このメビウスではKNOPPIX5.3.1のデスクトップがまともに表示されず、KNOPPIX6.0.1も同様の症状が発生して「使えない」と結論付けて、別の軽量なLinuxで学習環境を構築しようと考えておりました。しかし、以前に別のマシーンで実験したことを使ってKNOPPIX6.0.1を動かせないかと思いつき、ダメ元でやってみることにしました。

KNOPPIX6.0.1では、「boot:」と表示されたところで「knoppix vsync=54」として起動したところ、何とあっさり起動に成功してしまいました。調子に乗ってHDDへもインストールし起動テストをしましたが、ネットへの接続を含めてまったく問題がありませんでした。手順は次の通り。(5.3.1までは「knx2hd」というコマンドを使っていましたが、今回は手順が違います)

【手順】
  1. LXDE(X)メニューから「システムツール」→「KNOPPIX HD install」を選択する
    #いくつか英語の確認メッセージが出てくるが、よくわからないので先に進む
  2. 作業メニューが表示されるので「disk」を選んでインストールしたいHDDを選択する
  3. もとの作業メニューに選択したHDDが表示されるのでもう一度HDDを選択するとインストール作業が開始される
  4. しばらく待っているとインストール作業が終了するので、最後にmbrにGRUBをインストールして終了
次に、学習環境を構築するためにScratchのインストールを行いました。現時点の最新版である1.4は、debパッケージのみ提供されています。本来はUbuntuで使われることを想定しているようですが、同じdebian/Linuxベースなので問題ありません。
#配布されているパッケージの日本語ロケールファイルに問題があるので、localeフォルダのja.poとja_HIRA.poを新しいファイルに置き換えました。
ja.po←ja.poだけを使います
ja_HIRA.po
※googleグループに登録していないとダウンロードできません。

音が出ることもPicoボードが使えることも確認し、これで古いメビウスを最新の状態で使うことができるようになり、学習環境としても申し分なく使えることがわかりました。今年はこの環境を使ってどのような学習活動ができるのかということを研究していきたいと思います。

ちなみにKNOPPIX5.3.1では、「boot:」のところでキーボードが認識できないというエラーが発生し、ブートオプションを打ち込んでも「そんなものはありません」という意味のメッセージが出てvsync=54の設定ができませんでした。(起動はするものの画面がブラックアウトしたまま)

KNOPPIX Edu 8は、KNOPPIX5.3.1ベースながらキーボードが認識されたので、vsync=54の設定をして無事に起動しました。長いこと苦労しましたが、ようやくうまく行ったので大満足です。

2009年8月12日水曜日

eMacからiMacへ

購入後、実用的な環境になるよう少しずつ手を加えていた新しいiMacですが、そろそろ本格的に移行作業をせねばならぬと考え、古いeMacとつないで以前の設定を読み込む作業を行いました。

Macには「移行アシスタント」というユーティリティソフトが付属しているので、これを使って設定ファイルなどを読み込みました。セキュリティレベルを高めていた関係で、一部読み込めないというメッセージが表示されましたが、おおむね順調に作業が終了し、だいたい使えそうなレベルにまで到達しました。諸々のソフトウエアの再インストールも終了し、本格的に使えるようになるまで、残すところWebサーバとの接続に関するセッティングだけという状態になりました。

さて、残されたeMacですが、HDDに大切なデータを保存していなかったとは言え、そのまま捨ててしまうのは少々危険です。(セキュリティの設定のおかげで、他のPCなどにつないでも中身は見えない状態になっているが、気持ちの問題でもある)モニタが使えなくなっている(外部モニタも使えなかった)状況から考えて、eMac単体でのHDDの初期化は無理。とにかく一度HDDを取り出してみようということで、Webサイトから情報を集めて解体作業を開始しました。

【手順】
  1. 六角レンチを使って外側のカバーを外し、どこをどうすれば何が外れるのか、どこにアクセスできるのかを慎重に検討しました。幸い、Webサイトの情報よりも簡単そうなのがわかり、ネジをなくさないように行程ごとに小さなビニール袋に入れながら作業を進めました。
  2. スピーカーとそれにつながる透明な部品は、ネジを使わずにすんなりと取れたので、次に筐体後方の大きなファンを外しました。
  3. CD/DVDドライブを含めて、マザーボードなどを保護するように金網のようなカバーが取り付けられていたので、これを外しました。
  4. 最後にHDDやCD/DVDドライブが納められている金属のケースを取り外しました。これでHDDを外すことができます。思ったより簡単でしたが、誰にでもできる作業ではないかもと思いました。
    #一番困ったのは、ホコリがひどいこと。
無事に取り出せたHDDは、Ubuntuにも助けてもらってきれいにデータ消去&初期化をしました。さてこれを何に使おうかと思案しているところです。

2009年7月27日月曜日

グッピー水槽のメンテナンス

ちょっと久しぶりの話題ですが、グッピーを飼っている水槽のシステムを変更しました。これまで、水槽に引っ掛けるタイプの外掛けフィルタ(GEX製)を使っていたのですが、グッピーの糞や食べ残したえさなどを吸い上げる力が弱く、汚泥のようなものが底に溜まって水自体も濁り気味でした。
#一応、糞や餌を分解するバクテリアも入れてあるので、水質自体は安定しているようですが。

汚泥のようなものの中には、バクテリアが住み着いているというような情報もあり、単純に除去してしまえばよいというわけではなさそうなのですが、このままだとあまりにも見栄えが悪いので、濾過能力が高いと言われる底面フィルタ(コトブキ工芸)を購入して、水槽に入れてみることにしました。

そもそも、外掛けフィルタと底面フィルタは、同じメーカー同士だと連結することが可能なものもあるようですが、既に導入している外掛けフィルタに合う底面フィルタを見つけることができなかったので、やむなくパイプをジョイントするゴムを買って、なんとかつないでみることにしました。

自宅に戻って作業すること1時間。無事に外掛けフィルタと底面フィルタをつなぐことができて、見る見るうちに濁りが取れていきました。接続方法にやや不安は残るものの、とりあえずうまく行った感じなのでこのまま様子を見てみようと思います。そろそろ寿命を迎えそうなグッピーたち(メス1匹、オス5匹で色もバラバラ)ですが、水槽の中を元気に泳いでいます。

グッピー以外にも夏季限定でカブトムシ(メス1匹、オス2匹)がやってきています。こいつはよく食べて元気この上なく、夜中から明け方に大騒ぎをしています。お隣には、コクワ(メス1匹でそれ以外のオスたちは春頃に死んでしまった)も飼っているのですが、こいつは無事に越冬して2年目になりました。「生き物係」も結構バカにならないお仕事です。

2009年7月17日金曜日

OSPv2とEdu 7にScratchとEtoysをインストール

今年も、Scratchを利用した教育実践の研究がスタートしました。昨年度、Linux版のScratchがうまく動かず、多くの皆様に助けて頂きましたが、Scratch1.4は、早くからLinuxに対応(debパッケージ)して頂いたので、KNOPPIX5.1.1ベースのOSPv2とEdu 7で動くかどうか確かめてみました。(ついでにEtoysも)
#KNOPPIX5.1.1ベースのものを使うのは、それより上のバージョンのものは、導入されているPCではうまく起動しないためです。

はじめに、ScratchとEtoysのdebパッケージをダウンロードしておいて、「ホーム」に保存します。USBメモリ上に継続的なKNOPPIXイメージを作ってあるので、保存しておくことができるのです。

次に「dpkg -i」コマンドを使って、それぞれのdebパッケージをインストールします。Etoysの方はあっさりとインストールが完了するのですが、Scratchの方は「Timidity」がインストールできないというエラーメッセーが出てしまいました。ダメなのかなぁと思ってコンソールから「scratch」と打ってEnterを押すと、問題なくScratch1.4が起動しました。Scratch内部のシンセサイザーの音が貧弱なのですが、とりあえず音が出るということでよしとします。

いずれもデスクトップにアイコンを配置して、そこから起動できるようにしようと考え、Etoysは/usr/share/Etoys.appの中にetoys.shというスクリプトができ上がっているので、これをデスクトップ設定ファイルから起動するように設定しました。Scratchは、デスクトップ設定ファイルに「scratch」コマンドを実行するように書き込んだだけで起動しました。

これで、学校に導入されているWinVistaパソコンでScratchを利用する環境ができ上がりました。次に、さらに古いラップトップPCに軽量なLinuxをインストールして、Scratchをインストール&利用する実験を行います。いろいろと試してきた結果、今のところどの軽量Linuxでも満足いく結果にはなっていませんが、ライブCDの部屋で見つけた「lxubuntu9.04」でやってみようかと思っています。

【追記】Lxubuntuを含むいくつかのUbuntu系Linuxを古いラップトップPCにインストールする実験をやってみましたが、結果は全滅でした。どうしても、画面が表示されません。そう考えるとKNOPPIXはすばらしいのですね。(2009.7.21)

2009年7月11日土曜日

KNOPPIX 6.0.1でEtoysとScratchを動かしてみました

1CD LinuxやUSBメモリにインストールしたLinuxなどの動作テストをするために作ったPCで、USBメモリにインストールしたKNOPPIX 6.0.1にEtoys3.0やScratch1.4をインストールしてみました。

Etoysは、SqueakLandからdebパッケージをダウンロードしてインストールしました。
http://squeakland.org/download/

Scratchは、最新版の1.4がUbuntu用のdebパッケージのみリリースされているので、これを使うことにしました。
http://info.scratch.mit.edu/Linux_installer

ちょっと驚いたのは、起動してすぐに日本語表示になったことです。これまでは、はじめに英語表示を日本語表示に直す必要がありましたが、そのまますぐに使える状態でした。すばらしい!

残念ながら、日本語入力には対応していないのでやりたいことが制限されてしまいますが、ひとまず動いたということで、満足しています。
#日本語入力については、別のソフト(テキストエディタか何か)で打ち込んでおいて、コピー&ペーストすれば入力することができます。少々面倒ですがどうしてもという場合はこの方法でもいいのではないかと。

とは言えできるだけ早く、日本語入力にも対応して頂けると助かるなぁと思っているところです。

【追記】同環境でDolittleの動作確認もしてみました。パッケージ管理ソフトからOpenJDKを選択してインストールし、KNOPPIXのホームに展開したDolittleを「java -jar」コマンドで動かしてみました。問題なく起動&動作しました。(2009.7.21)

2009年7月4日土曜日

Scratch 1.4リリース

リリース候補で使用実験を続けていたScratchですが、ようやく正式版1.4がリリースされました。
http://info.scratch.mit.edu/Scratch_1.4_Download

まずはMac版を試してみました。日本語文字の扱いについていくつかバグがあったのですが、それも解消されていい感じの仕上がりになっています。これからもう少し使い倒してみたいと思います。

次に、Ubuntuに導入していた1.4rcを今回のものに置き換えてみました。相変わらず日本語入力はできないものの、日本語表示も問題なくクリアし、動作については問題なさそうな雰囲気でしたが、「保存」と「ファイル」→「開く」を選択すると、バグ(「Message Not understood:findTokens:」と書かれた窓にエラーメッセージがずらずらと並んでいる)が発生してしましました。これは、比較的日本語にもよく対応しているSqueakVM 3.7-7を使っても、もともとLinux版Scratch 1.3.1に入っていたSqueakVM 3.9-8を使っても同じ結果となりました。かなり残念です。

ついでに、WineでWin版のScratch 1.4を直接動かしてみました。こちらの方も日本語入力はできませんでしたが、「保存」と「開く」にバグはなく、問題なく作ったファイルを保存して開くことができました。そもそも、非力なマシーンを使ってScratchを使いたいと思っているので、Wineで動いてもあまりうれしくないのですが、とりあえすUbuntuではWin版のScratch 1.4を使っていくことにします。

ライブCDで学習環境の構築実験2

ライブCDを使って学習環境を構築する実験のつづきです。今回は、DSL(Damn Small Linux)4.4jpとAUSTRUMI1.8.5jpで実験してみました。いずれも、「ライブCDの部屋」で公開されているものを使わせていただきました。
#日本語環境を含めて100MBを超えるくらい。

DSL4.4jpは、一昔前のLinuxな感じの使い心地で、子どもたちに使わせるのは難しいかもしれないなぁと感じました。Scratchなどのソフトウエアのインストールもちょっと手間がかかりそうな気配。.debがうまく使えずPerlのスクリプトもうまく動きませんでした。DSLにはその派生版としてDSL-Nというのがあるのですが、こちらはカーネル2.6系を使っているそうなので、今度試してみようと思います。
#ちなみにこの書き込みは、実験用のラップトップPCにDSL4.4jpをインストールして書き込んでいます。

【追記】DSL-Nでも試してみましたが、残念ながらうまく行きませんでした。ついでに、SimplyMEPISという1CDLinuxを見つけたので試してみましたが、これはX windowシステムを起動させることができませんでした。(2009.7.4)

AUSTRUMI1.8.5jpは、軽量なわりにシンプルかつ洗練されたデスクトップで、「使える」と直感しましたが、残念ながら実験用のラップトップPCでは、起動させることができませんでした。起動しないというのは根本的な問題なのであきらめるしかありません。

Scratchがインストールできて、古いラップトップPCでも動かすことができるようになるまでには、もう少し実験を続ける必要がありそうです。

2009年6月28日日曜日

UbuntuにUSB接続の各種デバイスをつなぐ

ちまたには、USB接続のさまざまなデバイスが出回っていますが、そのほとんどが「Mac/Win対応」と書かれていて、「Linux対応」と書かれていることは希です。しかし、Linuxでも動かないでも無い(微妙な表現ですみません)場合が多く、実際にさまざまなデバイスをLinuxで使っています。

ちょっとした興味から、いくつかのデバイスについて「ひょっとしたらLinuxでも動くんじゃないかなぁ」と思い、動作テストを行ってみました。

(1)古いeMacが生きていた頃、とある研究のために購入したUSB接続のWebカメラ(I-O DATA)を使っていました。しかし、新しく購入したMacBookにはiSightカメラが標準でついているため、捨てるのももったいないのでしまい込んでいました。これをUbuntuで使えないかと思い早速接続してみました。

Webカメラからの映像を表示するソフトを起動すると、カメラは認識されていない様子。そこで「lsusb」コマンドを使って確認してみると「ID 0c45:6030 Microdia VideoCam ExpressII」として認識されいてることがわかりました。さて、ここからどうすればカメラが使えるようになるのか。試行錯誤が続きそうな気配です。
#「dmesg」コマンドで確認しても、認識されていることがわかります。

(2)ゲーム用のコントローラがどの程度使えるのか試してみようと考え、近所のPCショップで期間限定で安売りしていたゲームパッド(ELECOM)を購入してきました。

これをつなぐと「ID 0079:0011」と表示されるのみで、デバイス名は表示されませんでした。こちらも、簡単には使えそうにありませんでした。

(3)かなり古いバーコードリーダー(NEC)を見つけたので、これも接続してみました。こちらは認識&使用とも全く問題ありませんでした。これはすばらしい!

これからLinuxをデスクトップ用途として常用することを考えると、こうしたデバイスの認識&使用がスムーズに行えることが重要になってくると思います。さまざまなところで努力されていることと思いますが、そうしたノウハウをできるだけ集約し、簡単に使うことができるようにしていく必要があると感じています。

2009年6月24日水曜日

ライブCDを利用して学習環境を構築したい

「ライブCD」というのは、OSを1枚のCDやDVDに焼いて、そこから起動できるようにしたものを言います。KNOPPIXはその代表と言っていいくらい有名です。

以前からお世話になっている「ライブCDの部屋」というサイトがあるのですが、このところ、様々なライブCDが登場してかなりにぎわっている感じになっています。

中でも私が注目しているのは、次の3つです。
  • PCLinuxOS 2009.1…Mandrivaベース
  • SLAMPP lite 2.0…SLAXベース
  • Dreamlinux 3.5…Debianベース
そもそもKNOPPIXで学習環境を構築しようという試みを続けていたのですが、ここへ来て手元の古いPC(KNOPPIXの教育利用に関する研究のために無償貸与されていたもの)が最新のKNOPPIXでは動かなくなり、他のものを模索している中で上の3つに行き着いたのでした。本当は、とても軽くて古いPCでもサクサクと動作してくれるPuppyLinuxに注目していたのですが、使いたいソフトのインストールが難しく(RPMやdebも使えず、tarからのインストールもかなり手間がかかる感じ)、学習環境を構築するのに時間がかかりすぎることから断念しました。そして、それに変わる軽くて古いPCでも快適に使えてメジャーなパッケージ形式が利用できるものを探していたのです。

いずれにしても一長一短あって、思い通りというわけには行かないようです。何か成果として報告できることがあったら、続きを書きます。

2009年6月14日日曜日

Scratch1.4rc on Linux

先日から取り組んでいるScratch 1.4のリリース候補のテストですが、マイナーな使い方とは思いつつ、Linuxでの動作実験に細々と取り組んでいます。

テスト用のマシーンで動かしているUbuntu 9.04に、Mac版のScratch 1.4rcから持ち込んだScratch.imageおよび.iniを使ってLinux版Scratch 1.3.1の1.4rc化を始めました。この他に持ち込まなければならないものは、CameraPluginとWeDoPlugin、それからlocaleフォルダ内の.poファイル一式です。一連のファイルを所定のところにコピーすると、あとは「runscratch.sh」をダブルクリックするだけで問題なく起動しました。

KNOPPIX 5.1.1ベースのEdu 7でも同様の手順でLinux版Scratch 1.3.1の1.4rc化をやってみました。こちらも問題なく起動しました。昨年は、楽器音が出なくて苦労しましたが、今回は難なく音も出て、ドラム音も出るようになっていました。(音色数が少ないので全種類の音が出るわけではないですが)

問題点は、日本語入力と録音ができないこと。この点については、1.3.1の時と変わっていません。スタッフの関係でLinux版の開発にはあまり積極的に取り組めないと聞いていますので、どこまで対応して頂けるかわからないのですが、今後の改善に期待をしているところです。
#今年も、Scratchを使った研究が続けられそうなので、是非!

2009年6月11日木曜日

Scratch 1.4rcが公開されました

次期Scratch 1.4のリリース候補版が公開されました。
http://info.scratch.mit.edu/Scratch_1.4_Release_Candidate

現在のところMac版とWin版のみです。そもそもMacユーザな私は、まずMac版を試してみました。一番大きく変化したところは、「演算」のコマンドが増えたことでしょうか。インターフェイスも若干変わって使いやすくなったように思います。
#「変数」の日本語2バイト文字の扱いについて、バグがあることがわかっています。

追加された機能も申し分ありませんし、WeDoとの親和性を高めるための拡張も行われており、これからの進展が楽しみです。

と書いて終わりでは何なので、Ubuntu 9.04上の(1)WineでWin版のScratch 1.4rcを試し、ついでに(2)Linux版の1.3.1のScratch.imageにMac版の1.4rcのScratch.imageを入れ替えてみました。

(1)については、メニューなどの日本語2バイト文字が正常に表示されない問題に遭遇しましたが、locale/ja.poのWinで使うフォントを設定するところに、明示的に「IPAゴシック」と書き込むことで正常に日本語が表示されました。ただ、私の環境ではWineで日本語入力ができない(多分どこかの設定をいじらないといけない)ので、日本語入力について試すことができていません。

【追記】Wineで日本語入力ができるようにしました。(ちょっと長い文になると変換できないのですが)Scratchでも日本語入力ができるか試してみましたが、残念ながら文字化けが発生して日本語は入力できませんでした。(2009.6.14)

(2)については、Mac版の「Scratch」の中身に侵入し、今までになかったプラグインをコピーしてUbuntu 9.04のScratch/squeak/3.9-8(同3.7-7も)へ持ち込みました。合わせて、Mac版に付属の「locale」の中身をすべてコピーし、Ubuntu 9.04のScratch/localeへ持ち込みました。これだけで、とりあえず使える環境が整いました。相変わらず日本語入力は不可能(Squeak 3.7-7を使っても文字化けする)なのですが、これも今後の対応に期待したいと思っています。

2009年5月30日土曜日

数学的な認知や思考を育てる知育玩具

積み木やブロックのような、長い歴史のある「おもちゃ」には、長く愛用される理由があるのだろうと思いますが、最近の子どもたちは、幼い頃からテレビゲームやポータブルゲームにどっぷりハマって生活していて、「遊び」という点では同じでも、その「質」の違いの大きさについて考えていかないといけないのではないかと感じています。

#私自身も、ゲーム世代の走り(ファミコンの発売が中学1年生だったと思います)ですので、魅力を感じなかったわけではないのですが…。

子どもたちが遊びの中から「学ぶ」ためには、おもちゃ自体に「気づく」要素が含まれていないといけません。すべてがお膳立てされていて、本質でない楽しさ(例えば、アニメのキャラクターやアイドルの肖像が使われていたり、ゲームっぽく仕立てられていたり…)で塗り固められたようなものは、子どもたちの認知や思考を刺激しません。まぁ、そういうものにしか興味を示さない子が増えてきているので、寂しいなぁと思うことも多くなってきましたが…。

そこで、これまで私が使ってみたことのある「おもちゃ」を紹介してみます。

ポリドロン
正三角形や正方形、正五角形などを組み合わせて立体的(平面でもいけますが)なものを作るおもちゃです。辺の長さが統一されているので、様々な組み合わせ方ができます。正五角形と正六角形を使ってサッカーボールを作ることも。
難点は、ジョイントの部分が少々固いので、力の弱い子に使わせる場合は、支援が必要だということと、ジョイントの部分の形が複雑で「平面図形としての辺」のイメージには程遠いことです。

パターンブロック
見た目は、小さな積み木の感じなのですが、その色分けや形、辺の長さや角の角度に秘密があり、奥の深いおもちゃだなと感心しているところです。学校の子どもたちにも使わせてやりたい教具の一つで、先日、分数のたし算・ひき算の授業で紹介しました。うちの息子も「図形遊び」感覚で遊んでいます。
難点は、積み上げて遊ぶには、集中力とテクニックを要することです。(積み木として使うには、小さすぎる感じです)

ジオマグ
磁石が内蔵されたバーを鉄球を介してつないでいくことで、様々な形を作ることができるおもちゃです。正多角形や正多面体などを作るのに適しています。バーの長さが決まっているので、「できないこと」も発見できます。そうしたものを発見したとき、「なぜここは届かないのか」何てことを考えさせるのもよいと思います。
難点は、強く固定させたい場合などに磁石の知識が多少必要になるということです。

セット
4つの要素について、色(赤、紫、緑)、形(俵、ダイヤ、波)、数(1、2、3)、模様(塗りつぶし、縞、中抜き)のそれぞれ3種類(つまり3の4乗=81種類)のカードで遊ぶゲームです。作りは単純なのですが、カードの種類の多さが味噌で、正規のルールで遊ぶよりは、このカードを使ってどんな遊びをすると楽しいか考えることの方が楽しいようなカードになっています。
難点は、組み合わせの考え方がわからないとおもしろくないので、就学前の小さいお子さんでは楽しくないかもしれないということです。

〈その他〉
私が愛用しているものとして、学研の「Embrainシリーズ」があります。「algo」が気に入って買ったのをきっかけに、今では7種類ほどが手元にあります。どれも、「脳に汗をかく」ようなおもしろいものばかりです。

漫画やゲームなどに夢中になっている子どもたちが、こうした知的な遊びを楽しむことが出きるようになってくれるとうれしいなぁと思うのですけど。

2009年5月20日水曜日

Scratch Day in Tokyo終了

以前にお伝えしていたScratchの世界同時多発的なイベントが開催され、その1つである「Scratch Day in Tokyo」が先日無事に終了しました。

私自身も登壇者の1人として、昨年度行った「ScratchとPicoボードを使った楽器づくり」について発表しました。会場は、広くもなく狭くもなくちょうど良い感じでお客さんの入りも上々でした。Scratchについてよくご存じない方もたくさん参加して頂いていて、注目されているのだということを改めて感じました。

私の話は、「オープンソースの活用」という部分を含んでいたため、どうしても「難しい雰囲気」が漂ってしまっていたのではないかと思います。この点は、ちょっと反省しつつ、でもきっと将来もっと気楽にオープンソースが使えるようになったら、そんなことは気にする必要がなくなるだろうと信じつつ。

今年は、立場的にもいろいろと制約があって、何ができるか未知数なところが多々あるのですが、子どもたちの思考力・表現力を育て「学びの可能性」を追究するような実践をしていきたいと考えています。

2009年5月16日土曜日

Squeak Etoys 3.0が公開されました

Squeak Etoysの最新バージョンである3.0が公開され、日本語環境を使えるようにするための置き換え用のファイルも公開されたというアナウンスがあり、早速使ってみました。

まずは本家のEtoysのサイトからMac版のEtoys(EtoysInstaller.dmg)をダウンロードしてインストールします。すると、いつもの「アプリケーションフォルダ」の中に「Etoys」というアプリケーションファイルがインストールされます。同時に、デスクトップにもエイリアスがつくられますので、それをクリックすればすぐに起動できるというわけです。

次に、日本語版のEtoysのサイトから以下の3つのファイルをダウンロードします。
  • etoys.image (25.8MB)
  • etoys.changes(1MB)
  • etoys.mo(308KB)
さてここからが問題。アプリケーションフォルダの中には「Etoys」というファイルが1つでき上がるだけなので、これらのダウンロードしたファイルをどのように置き換えるのか迷うところです。ここは落ち着いて、Macのアプリケーションファイルの実体は、「アプリケーションとして起動できる圧縮ファイル」になっていることがあり、フォルダのように中に入ることができる場合があるのです。試しに「control+クリック」でポップアップメニューを出してみると、「パッケージの内容を表示」という項目があり、無事に中に入ることができました。

中には「Contents」というフォルダが1つだけあり、「Contents > Resources」とたどって行くと、etoys.imageと.changesがありました。これをダウンロードしたファイルで上書きしましたが、.moがどこにあるかわかりません。勘を頼りに「Contents > Resources > locale > ja > LC_MESSAGES」とたどって行くと、ありましたありました。この中のetoys.moをダウンロードしたファイルで上書きして、Etoysを起動すると無事に日本語環境が使えるようになりました。

ちょっと面倒ではありますが、やってみる価値はあると思います。

【追記】Mac用のインストーラを作っていただきました。更新すべきファイルを自動的に更新してくれます。
http://d-mts.com/download.html
大変便利になりました。(2009.5.30)


ついでに、Linux版のEtyosでもやってみましたが、こちらはコンソールを開いてコマンドを使ってちまちまとダウンロードしたファイルを上書きして起動しましたが、「subscript is out of bounds: 6」というエラーが出てしまって、日本語入力ができませんでした。(表示は日本語になる)

2009年5月9日土曜日

子ども向けのテレビ番組に思う

こんなことを書くと、時代遅れの頑固親父な感じに捉えられてしまうかもしれないのですが、最近「言葉の重み」を意識することが少なくなってきて、雰囲気だけで話し、判断し、行動する人が多くなってきていると感じているので、思っていることの一端を書いておきます。

若者の「言葉の乱れ」などということについては、昔からよくいわれていることなので、今さらそんなことを言うつもりはないのですが、TPOや相手を意識した(わかりやすさ、相手の気持ちへの配慮など)表現というのは、どんな時代であっても大切なことではないかと感じています。しかし、ともするとその場限りのおもしろおかしな表現や他人を馬鹿にしたような表現の方が流布しやすく、子どもたちの間に浸透している現状があります。

この状況に輪をかけて悲惨だと思うのは、受信料を徴収するテレビ局の子ども向けの番組の中で、大人を大人とも思わないような発言の仕方をする子どもたち(しかも演技や話の下手なことこの上ない感じで)を平気で映していたり、何がおもしろいのかわからないような訳のわからないキャラクターが出てきたり、とにかく劣悪低俗な表現が多く見られるのがたまらなくイヤなのです。

その昔、民放で似たような番組がありました。それはそれでシュールな感じで許すことができる部分もあったのですが、天下のN○Kがやっていいことと悪いことの区別がつかなくなっている現状に、悲しさを感じています。これじゃぁ子どもたちに何も薦められないです。
#同テレビ局の他の番組では、ちゃんとした子どもたちも出ているんですけどね。

ただでさえ、家庭でのしつけもろくにされず、礼儀知らずな子どもたちが多くなっているのに、それをそのまま(ありのままと言われればそれまでなのですが…)放送してしまったのでは、全く持って示しがつかない。稚拙でもいいし、カッコ良くなくていい、変に自信満々じゃなくていいから、もう少し身の丈をわきまえた子どもたちと奇をてらわず、視聴率狙いにならない落ち着いた表現を心がけてもらいたいものです。
#表現の自由とは言うけど、その表現がどういう影響を与えるのか想像力を働かせて、自重してもらいたいなぁと思います。

いやぁまあ、こんなところでこんなこと書いても、きっと何にも変わらないのでしょうけどね。(^_^;;;

2009年5月4日月曜日

Ubuntu 9.04のパッケージ管理

これまでにもいろいろなLinuxを使って来ましたが、古いバージョンからアップデートすると、使いたいと思っていた機能がうまく動かなかったり、諸々の不具合が生じて結局「クリーンインストール」することになるというのが常でした。今回はどうだろうと思っていろいろと見て回っていると、「システム管理」の中に「不要パッケージの管理」という項目を見つけました。早速起動して不要パッケージの一覧を眺めてみると、既にサポートされていないものがたくさん発見されているようでした。おもしろそうだと思って「追加と削除…」からインストールしたのに、サポートが切れてしまったというのはとても残念。

HDDもそれほど潤沢に用意しているわけではないので、ここは整理するのが得策と考え、私がインストールしたものも含めて綺麗に削除してしまいました。

ところが、日本語表示に関するものもまとめて削除したために、今度は日本語表示がおかしくなってしまいました。そこで「システム管理(administration)」から「言語(Language)サポート」を起動すると、自動的に日本語環境をダウンロードしてくれました。そして再起動すると、 無事に元通りの日本語環境を復活させることができました。この状態で「不要パッケージの管理」を開いても、もう日本語表示に関するものは表示されませんでした。めでたしめでたし。

Ubuntu 9.04へのアップデート

先日、Ubuntuの最新バージョンが公開され、「アップデートマネージャ」からアップデートできるようになりました。早速、アップデートのボタンをポチッとすると、作業終了まで5時間以上かかるような表示が出ました。とりあえず、別の仕事を進めながらアップデートを見守りました。なぜか「Freeciv」だけがアップデートできないというエラーメッセージが出ましたが、それ以外は順調に進行し、無事にアップデートが終わりました。
#その後「Freeciv」もアップデートできました。

使用感としては、今までに比べて一つ一つの動作が機敏になり、かなり快適です。いくつかのソフトウエアで確認しましたが、OOoをはじめとしてほとんどのソフトウエアのバージョンが微増しています。これまで動作実験をしてきたSqueakScratchDolittleWineなども問題なく動作しました。また、時間を見つけて動作確認をしたり、ソフトウエアの操作感をたしかめたりしてみたいと思います。

あとは、TeXの日本語環境が充実してくれることと、音を出したり録音したりする機能がもう少し簡単に使えるとありがたいなぁと思っています。

2009年5月3日日曜日

AppleWorksからの移行とOOoの活用に向けて

長年愛用しているAppleWorksですが、MacOSXのバージョンが上がるのに伴ってサポートが打ちきられる(iWorkに移行する感じ)方向にあり、少しずつ別のソフトに移行していました。ワープロ、表計算、プレゼンテーションは、MS-OfficeやOpenOffice.orgへ移行し、ドローやペイントも別のソフトで満足していたのですが、データベースの便利さだけは、他の追随を許さないと感じていたために使いつづけていました。用途は主に「ミニ賞状」の印刷なのですが、入力フォームのレイアウトが簡単で、そのまま印刷しても十分に実用に耐えるものが出来上がるため、とても重宝していました。しかし、ここへ来てeMacが不調になり、AppleWorksを安心して使っていられなくなってきたのです。
#とりあえず、IntelMacでも動かないことはないのですが、若干動作が不安定で心許ないところがあり、今後のことも考えて思い切って移行先を考えることにしました。

初めに思いついたのは、OOoのデータベースを利用するということでした。別の用途ではOOoのデータベースを使ったことがあったため、データをまとめる操作そのものに困ることはありませんでしたが、最終段階の「ミニ賞状の印刷」ができませんでした。もう少しがんばればできそうなのですが、ハガキ大のミニ賞状の中に必要なものをレイアウトするのが難しいのです。

仕方なく、MS-Wordの「差し込み印刷」を利用することにしました。こちらも以前に使ったことがあったため作業に困ることはありませんでしたが、データベースを使うのと違っていまいちスマートじゃない感じがしました。

OOoのデータベースには、ラベル印刷やハガキ印刷など、もう少し印刷フィーマットのバリエーション(テンプレートのような形でもよい)を増やして、自由度を高めてもらいたいなぁと思っています。また、私自身ももう少し使いこなせるように努力してみようと思います。

2009年4月27日月曜日

eMacモニタ逝く

2002年の秋に買ったeMacでしたが、5年くらいたった頃から、ときどきモニタの電源が一瞬切れるという現象が起きるようになっていました。とりあえず使えていたし、むしろHDDなどの問題の方に気持ちが向かっていたために、ノーマーク(オートデガウスか何かが働いているのだろうと思っていた)でしたが、とうとう「パチッ」と一発異音を発してまったく何も表示しなくなってしまいました。

eMacは、CRTモニタ一体型の「教育市場向けMac」として安価に販売されたもので、拡張性には乏しいものの、G4プロセッサを搭載しているコストパフォーマンスに優れたMacとして、それなりに売れた機種でした。もともとCRT一体型Macは、Macを語る上で欠かせないもので、私自身もPerforma 550と初代iMacの2台のCRT一体型Macを使っていました。一体型のオールインワンMacだと、壊れたものだけを買い換えるということが難しいため、どうしても丸ごと買い換えることになります。このeMacは、すでにCD-ROMドライブが壊れていて、DVDしか読まなくなっていますし、HDDも調子が悪いため、頻繁に初期化とOSのインストールを行っていました。そして、とうとうCRTまでやられてしまったというわけです。

現在は、LCD(液晶)モニタ一体型のiMacがラインナップされているので、次は新しいiMacがよいなぁと思っています。とはいえ、最近MacBookを買ったばかりで、先立つものがないのが困りものです。(涙)幸い、CRTには何も表示しないものの、中身はきちんと動いているらしいので、別のMacでアクセスして中身をいじることができます。すぐに新しいMacを買えそうもないので、ファイルのバックアップや片付けなどをして、時間をかけて捨てられる状態にしようと思います。

2009年4月26日日曜日

Wineの日本語表示

Ubuntu8.10で運用していたWineですが、日本語の表示がうまくできず、どこにどんな文字が書いてあるかということすらよくわからない(豆腐でさえない)状況にありました。辛うじて部分的に表示されてたアルファベットや数字を頼りに使っていたのですが、日本語表示が不可能なはずはないと思い、設定の方法を探しました。

「アプリケーション」メニューの「Wine」からたどっていくと、「Configure Wine」というGUIの設定ツールを起動することができます。しかし、これも日本語がうまく表示されていないので、どこで何が設定できるのかわかりませんでした。そこで、ネットの情報を頼りに日本語表示フォントの設定を探すと、「Desktop Integration」タグ(アルファベットなので表示されている)の中の「Item:」からフォントの設定ができる項目を選んで設定をすればよさそうだということがわかりました。

早速、「Active Title Text」「Menu Text」「Message Box Text」「ToolTip Text」についてフォントの設定を行いました。
http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20070812/p1
#このBlogには、さらに詳しい設定の仕方が解説されています。

最近私も注目しているPuppyでやる場合は、以下のところが参考になると思います。
http://puppylinuxforever.blogspot.com/2009/01/wine.html

とりあえず先ほどの4項目に対する設定(日本語表示にはIPAフォントを指定)で、日本語表示ができるようになりました。一部のソフトでまだダメな場合があるので、さらに詳しく「user.reg」の設定をする必要があるのだと思います。それは、次回に。

2009年4月23日木曜日

Scratch Day in Tokyo

昨年度から、Scratchを使った学習環境の構築とそれを使った教育実践に取り組んでいるところなのですが、縁あってScratchな方々とのつながりができて、コミュニティにも参加させて頂いているところです。

そんな折、世界的なScratchのイベントを開催しようという呼びかけがあり、日本で行われるイベントの1つである「Scratch Day in Tokyo」の中で「ScratchとPicoボードを使った楽器づくり」の教育実践に関わる話をすることになりました。
http://day.scratch.mit.edu/event/96
http://www.kpc.cdc.jp/scratch/?p=104

私は、大人(主に教育関係者)向けに昨年度の実践を中心に話をしようと思っています。子どもたちが与えられた問題に対して、課題意識を持ち、既習を生かしながら試行錯誤と成功体験の中から学んでいくような学習活動のあり方は、経験主義偏重でもなく、詰め込み主義偏重でもなく、これからの「学習観」に重要な視点を含んでいると感じています。

会場の川口市メディアセブンというところは、こうした新しい提案を発信するのにふさわしいたたずまいで、とても気に入りました。少しでも興味を持たれた方は、是非足を運んでみてください。

重力の働きをシミュレーションするソフト

学校教育で使えそうなソフトウエアをいろいろと試してきましたが、中でも「自分の描いた絵に重力が働いたらどうなるか」をシミュレーションするソフトがおもしろかったので紹介します。スウェーデンにあるUmea(ウーメオ)大学の学生が作った「Phun(ファン)」というソフトです。
http://www.phun.jp/

使い方は至って簡単。お絵描きソフトと同じような要領で絵を描き、CDなどの「再生」ボタンと同じマークをクリックすると、画面下向きに重力が働きます。現時点の最新版はbeta5.28ですが、日本語化されてさらに使いやすくなりました。さまざまな役割を持つ部品を配置することができますので、発想次第で学習の環境としても、遊びの環境としても使えると思います。がんばれば、「ピタゴラ装置」のようなものも作ることができると思います。

何よりも感心するのは、Win版だけでなく、Linux版やMac版も作られているということです。しかもこれが無料ときたら、使わない手はありません。コンピュータを使った学習活動と言えば、有名なオフィスソフトを使った活動やWebページを使った調べ学習程度で終わってしまうことが多いようですが、こうしたソフトを使った学習活動が広く浸透していくと、学習そのものの可能性が広がっていくように感じます。

2009年3月14日土曜日

Linuxテスト用マシーンでKNOPPIXの動作テストをしました

ひきつづき、もう一台のLinuxテスト用マシーンでもKNOPPIXの動作テストをしてみました。

まず、KNOPPIX5.3.1CDは、そのまま起動すると全体がモニタに入りきっていない感じだったので、「knoppix screen=1024x768」で起動すると、とりあえず何とか収まった感じになりました。おもしろいことに、DVD版はやはりほぼ問題なく起動します。CD版とDVD版には、ディバイスドライバの収録数にも違いがあるのだろうと思います。

KNOPPIX Edu8では、「knoppix screen=1024x768」で起動しても大きく表示されてしまうので、デスクトップ上で右クリックをして「デスクトップを設定…」を選択し、「ディスプレイ」メニュー内の設定を変更して対応しました。

KNOPPIX6.0.1でも、かなりデスクトップが大きいような感じだったので、「knoppix screen=1024x768」で起動してみましたが、あまり変化なく感じました。いろいろとやってみましたが、改善の気配がなく別の攻略方法を考えることにしました。

HDDレス1CD OS実験用PCでKNOPPIXの動作確認

以前に紹介したHDDレスの寄せ集めPCを、1枚のCD/DVDで起動するOSのテスト用に使っているのですが、最近のKNOPPIXにどれだけ対応しているか、いくつかテストしてみました。

まず、ちょっと前のKNOPPIX5.3.1CDについては、普通に起動すると8インチのモニタに何も表示されないという現象を確認しました。DVD版については、しばらく待つと普通のデスクトップが表示されました。いろいろと試してみた結果、CD版は起動時に「knoppix vsync=54」と入力して起動すると、まともに表示されることが分かりました。

あるイベントで、最近公開されたKNOPPIX Edu8を頂いてきたのですが、これも5.3.1ベースなので同じ現象が起きることが判明し、同様に「knoppix vsync=54」と入力して使えることが分かりました。
#この8インチのモニタをセカンダリーモニタ(プロジェクタなどと同じ扱い)として使うと普通に使えてしまうのですが…。

さらに確認の意味でKNOPPIX6.0.1CDでも試してみました。こちらについては、問題なく起動しました。5.1.1ベースのものは問題なく起動しますので、5.3.1ベースのものだけが、ちょっと面倒だということになります。

他のPCでも調べてみようと思います。

2009年3月7日土曜日

KNOPPIX 6.0.1日本語版がリリースされました

先月リリースされていたKNOPPIX 6.0.1の日本語版が産総研から公開されました。
http://www.rcis.aist.go.jp/project/knoppix/
http://www.rcis.aist.go.jp/project/knoppix/knoppix601.html

今までのKDEに替わって、デスクトップにLXDEを採用したことにより、見た目も大きく変化しています。インストールされているアプリケーションソフトも厳選されていて、非常にシンプルなものになっています。今までのDVD版KNOPPIXを使っていると、この変化には戸惑うかもしれません。でも、軽量・シンプルなCD-ROM起動のLinuxという原点に戻ったようで、好感が持てると感じました。MicroKNOPPIXの採用により、起動が格段に速くなっていることも注目すべきことの一つだと思います。KNOPPIXは、メジャーバージョンアップのたびに、大きく進化してきましたが、今回も期待を裏切らない出来上がりになっていると思います。

という訳で早速USBメモリにインストールするなどの実験を開始しました。これまで「mkbootdev」を使ってUSBメモリからKNOPPIXを起動できるようにしていましたが、今回は新しく「flash-knoppix」というコマンドを使うことになりました。GUIのインターフェイスは多少違いますが、作業手順は大差ないので問題はないと思います。

困っているのは、「継続的なKNOPPIXディスクイメージ」を作成できないこと。頼りのペンギンメニューがどこにも見当たらず、knoppix-mkimageコマンドも使えません。このままだと、カスタマイズに支障が出てしまうので、私がやりたいことができないのが痛いところです。

【追記】その後、起動プロセスの中でUSBメモリにknoppix-imageを作るかどうか聞かれる(英語)ことが判明。すぐに消えてしまうから急いで割り当てるサイズを打ち込んでEnterキーを押すという作業をしなければなりませんでした。軽量化はO.Kですが、この仕様変更はちょっと使いにくいと思いました。(2009.3.8)

2009年2月28日土曜日

Scratch + Picoボードを使って

年度末の慌しい時期になりましたが、週末にようやくScratchPicoボードを活用した楽器作りの学習発表会を終えることができました。今回子どもたちに使ってもらった環境は、KNOPPIX(OSPv2)を利用して構築したものでした。

子どもたちが作ったプログラムは、「ずっと」の中に「もし< >なら」を並べただけのとてもシンプルなものでしたが、それを鳴らす仕組みにこだわって、大掛かりな装置を作っていました。コンピュータ上のプログラム(ソフト)作りより、楽器っぽい仕掛け(ハード)を作ることの方がおもしろかったのかもしれません。あまりにも大掛かり過ぎて、無駄に大きく材料を浪費してしまっていたり、演奏しにくい大きさになっていたりしましたが、図工や理科(電気)の知識も生かしながら、楽しそうに取り組んでいました。電極をつなぐ仕組みについては、鍵盤(スイッチっぽい)にしたり、スティック(叩くように接触させる)にしたり、指先に片方の極を接続したりして音が出るようにしていました。もう一度やったら、きっと算数で学習したようなことも生かして、より洗練されたものを作ってくれるだろうと思いました。

最後に、Picoボードの限られたセンサーを利用して、よりたくさんの種類の音を出すための工夫について、私が作った楽器で実演して見せました。子どもたちでも簡単にできるレベルとして、18種類の音を出して見せました。

こうした学習活動を通して、論理的な思考力や的確な判断力、そして、限られた道具や材料(環境)でやりたいことを実現(表現)することを学ぶとともに、友だちと協力して知恵を出し合って成し遂げる喜びを感じてほしいと思っています。

2009年2月23日月曜日

OSC2009Tokyo/Springに行ってきました

オープンソースカンファレンス(OSC)2009Tokyo/springに参加してきました。そもそも、教育関係がメインでないイベントにはあまり参加する機会もなく、今回が初参加ということで、様子を見るつもりで参加しました。

2日目の午後ということもあってか、イベントも終わりかけた感が漂っておりましたが、さすがオープンソースのイベントだけあってたくさんのユーザグループが参加しておりました。そういう意味で、手作り感の強いイベントなんだということがわかりました。私自身もMLなどを通じていくつかのグループに参加しているので、お世話になっているところを中心に顔を出して回りました。

一番のメインターゲットは、Squeakな皆様にお会いすることでした。これまでに何度か書いてきましたが、Scratchを使った学習活動のために、Linux版のScratchについていろいろといじって頂いて授業ができる環境を整えて頂いたので、そのお礼も兼ねてご挨拶に行ったのです。幸い、みなさんブースにいらっしゃってご挨拶をすることができただけでなく、いろいろとお話を聞いたり実際に見せて頂いたりしてきました。「世界聴診器」も買ってきました。SmallTalk→Squeak eToys→ScratchとSmallTalk系のプログラミング環境は、とても教育的で充実していると思います。中でもScratchには、誰でも気軽に楽しめる仕掛け・配慮が随所に見られます。世界聴診器もScratchで使えるようにできるそうなので、これから試してみようと思います。

これ以外にも、CD-ROMやら冊子やらを頂いてきました。BeOSにも興味があったのでHAIKUのCDが欲しかったのですが、残念ながらもうありませんでした。でもOpenSolarisは手に入れましたので、これも使ってみたいと思います。

最後に笑い話のネタとしてMSの「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」を1冊頂いてきました。以前、英語のものがWebサイトで紹介されているのを見て腹筋が痛くなりましたが、その日本語訳版です。サーバに対する子どもたちの理解を深めるという意味で、評価する向きもあるようですが、内容的には大人は「会社っていうつまらないところで、つまらないことばかりしている」とか、「OSっていう、ちょっとむずかしいけど、大切なもの」なんていう記述があったり、外にいてもうちのコンピュータが使える、誰でもアクセスできる、みんなうらやましい、などと平気で言ってしまうところに至っては、笑っていられなくなりました。最も重要なことは、セキュリティ上気をつけるべきことであったり、情報を共有する際の心構え(プライバシーや著作権の保護)であったりするはずなのですが、そういうところはすっ飛ばしてしまって、夢の道具っぽい演出(そのくせ具体的なことは何もない)が施されています。あまりにも中身がないので、本気でやっているとも思えないし、ギャグにしてはちょっと手が込んでいる感じです。いずれにしても、こんなにお気楽な雰囲気では、宣伝効果も期待できないでしょうし、何のために作ったのか全く理解できないのですが…。

2009年2月14日土曜日

ブルーマンと明和電機

顔面や手を青く塗り、無表情で音楽的、ビジュアル的なパフォーマンスをする集団として人気を集めているブルーマンですが、今日はちょっと彼らの音作りに注目してみたいと思います.

彼らが使っている楽器は、廃材を利用したような自作の楽器が中心です.面白いかも知れないけれどちょっとチープな感じで、そうしたものを使って音楽を演奏しただけでは、これほど注目を集めなかったと思います.一見チープな楽器を独特の演出の中に埋め込んで、まるでそれが当たり前であるかのように演奏してしまうところにブルーマンの魅力があるのではないかと思います.何と言っても、言葉を使わずパフォーマンスだけで面白さが伝わってくる上に、音作りについても妥協がない.単純なもので作られた楽器というのは、音を安定させるのが難しく、演奏者泣かせなところが多々あるのですが、そういう雰囲気を感じさせないところからも、パフォーマンス集団としてのレベルの高さを感じ取ることができると思います.

翻って、日本では明和電機という手作り楽器を使ったパフォーマンスをするグループがあります.ブルーマンのような、ビジュアルに訴えるものは「?」ですが、高度成長期の日本的な雰囲気を出していて、独特な面白さを持っていると思います.

いずれも、音楽や楽器というものを通した、「科学的な実験」のニュアンスが感じられて、とても魅力的に感じています.と同時に、子どもたちがこうしたパフォーマンスを通じて、音楽や楽器に興味をもち、それを「まねぶ」ことで科学的な興味へと発展させることができたら面白いのではないかと思っています.

2009年2月8日日曜日

子ども向けのオープンソース・プログラミング環境

子ども向けのオープンソース・プログラミング環境であるMITの「Scratch」について、これまでに何度か書いてきましたが、この他にもいくつか子ども向けのオープンソース・プログラミングの環境があります。ITmediaの記事で「Alice」とか「Shoes」というのが紹介されていたので、ちょっと使ってみました。

「子ども向けのオープンソース・プログラミング言語」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0812/26/news022.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0812/26/news022_2.html

Scratchが2D(2次元)なのに対して、Aliceは3D(3次元)な世界観の中でプログラムを組んでいきます。様々なオブジェクトを3次元空間の中に配置し、ストーリーを作って行くような感じでプログラミングをします。用意されているオブジェクト(部品のようなもの)が豊富で、あれこれと引っ張り出してみるだけでもおもしろいです。

Shoesは、Rubyを使ったアプリケーションで、プログラムを記述することで動作させるものです。その点でScratchやAliceよりも若干敷居が高いかもしれませんが、プログラミングそのものは比較的簡単で、ユーザサイトにアップロードされている他のユーザが作った多くのプログラムを転用できるので、試行錯誤しながら使い方を学ぶことができます。

今回紹介した2つは、いずれもMac版、Linux版、Win版がそろっているというのが魅力です。特にShoesは、各プラットホームでの動作に大きな差がなく、安定して動作してくれます。難点は、日本語に対応していないことでしょうか。日本語化プロジェクトが立ち上がってくれるとうれしいのですが…。(自分でやれと言われそう…。)

2009年2月3日火曜日

NFL Super Bowl 2009

ここでスポーツネタを書くのは初めてかもしれませんが、大学受験のころからすっかりハマってしまったアメリカン・プロフットボールの頂点を決めるNFLスーパーボウルが、今年も行われました。
http://www.nfljapan.com/feature/superbowl2009/

不況真っ只中のアメリカに活気を取り戻す意味でも大変に盛り上がったようですが、私が注目したのは、チームの歴史は古い(1920年創設)のに、スーパーボウルに進出したことが一度もなかったアリゾナ・カーディナルズが、スーパーボウルでどこまでやれるかということでした。

正直なところ、カーディナルズは万年弱小チームだと思っていた(失礼!)ので、勝ち進んでいる姿を想像することさえできない気持ちだったのですが、QBカート・ワーナーと、あの伝説的なWRジェリー・ライスにも匹敵する実力を持つWRフィッツジェラルドの活躍に、すっかり「やられて」しまいました。

互いに一歩も譲らない白熱した展開に、手に汗握る思いで観ていましたが、経験に勝るピッツバーグ・スティーラーズが逃げ切った形で優勝しました。やはりスーパーボウルはそんなにあまくないです。
#デンバー・ブロンコスも、スーパーボウル制覇までは大変でしたからね。

昨年、私が勤める小学校にフラッグフットボール(アメフトを気軽に楽しめるようにしたもの)の普及のために講師の方々がお見えになり、6年生を対象に授業をしていただきました。(私は5年担任なので、ノータッチでしたが…)これをきっかけに、日本フラッグフットボール協会の方と連絡を取り合ったり、冊子や用具などを購入したりしてクラスで取り組んでみているところです。子どもたちは、「変な形のボール」に戸惑いながらも、簡単なパス&キャッチ遊びを楽しんでいます。少しずつでも子どもたちの中に浸透させていきたいと思っています。そして、アメフトの教育的効果を利用して、「相手意識」を育てていきたいと思います。

2009年1月14日水曜日

OSP基本パッケージv2でScratch学習環境を構築しました

制御やプログラミングの学習環境として、Scratchを使う研究をしています.これまでに行ってきた諸々の実験的な取り組みは、このために行っていたのでした.そろそろ、授業の準備も大詰めを迎えて、子どもたちに実際に使わせるための環境ができあがったのでまとめておきたいと思います.

今回使うKNOPPIXは、CECOSP基本パッケージv2(以下「OSPv2」と略記)というKNOPPIX5.1.1ベースのものです.うちの学校に導入されているPCでは、5.3.1ベースのものがまともに動かなかったためです.

このOSPv2で継続的なKNOPPIXイメージを作り、そのホームフォルダ内にScratchを動作させる環境を構築しようと考えました.多くのみなさんのご協力の下、最終的には以下の3つのファイルをダウンロードしてインストール作業を行えばよいようにして頂きました.

行った作業の手順は以下の通りです.

【手順】
  1. OSPv2を起動する際、ブートオプションを入力するところに「lang=ja.UTF-8」と入力してから起動して、継続的なKNOPPIXイメージを作る.(再起動)
  2. ホームフォルダに上記の3つのファイルを保存し、Scratch1.3.1Linux.tar.gzを展開してインストールする.(Scratch1.3.1Linuxフォルダ内のscratch_installer.plファイルをコンソールから起動する)
  3. SqueakVM3.7-7-JPatched.tgzを展開(3.7-7フォルダができる)して、Scratchフォルダ内のSqueakフォルダに入れる.合わせて、Scratchフォルダ内のPluginファイルをSqueak/3.7-7フォルダにコピーする.
  4. ScratchSourceCode1.3.1synth.zipを展開して、これらのファイルをScratchフォルダにコピーする.
  5. Scratchフォルダ内のrunscratch.shファイルを、構築した環境に合わせて書きかえる.変更点は、「3.9-8→3.7-7」「Scratch.image→ScratchSourceCode1.3.1synth.iamge」

以上でメニューなどの日本語化(始めに起動した際に、languageメニューから日本語を選ぶ)とファイル名などの日本語入力が可能になります.若干粗末な感じが否めませんが楽器音も出ます.Picoボードも使えます.(録音と音量の不具合は直っていませんが)

この環境を利用して、どのような授業を展開するか考えていきたいと思っています.

2009年1月7日水曜日

新テーマ「教育論議は、なぜ不毛なのか」

拙作「みんなで教育を考えよう!」Webサイトの更新を怠っていたため、1年以上も新テーマを設定せずにおりました。
#ご存知ない方のために。↑このWebサイトは、主催者(私)が立てたテーマとその主張をお読みいただき、皆さんからのご意見を頂いて掲載させていただく(もちろん、ご本人の了解を得て行います)サイトになっております。

新しいテーマは、「教育論議は、なぜ不毛なのか」です。

----------(Webサイトより)----------
多くの人たちにとって、学校教育はとても身近に接してきたものに違いありません.その意味では、誰でも教育について論じるネタを持っているし、それなりに語ることはできると思います.しかし、私たちは教育について、何を知り、何ができると思い、何を目指しているのか、明確なビジョンを持っているでしょうか.そして、それを共有しているでしょうか.テレビ番組などで教育について議論している姿が放映されていることがありますが、何だか話がちぐはぐで、同じ土俵に立って話し合われていないような気がしてなりません.

皆さんのご意見をお待ちしています。
----------(Webサイトより)----------

ふるってご参加ください。

2009年1月4日日曜日

部品を寄せ集めてPCを作りました

年末の大掃除を兼ねて部屋の中を整理していたところ、どうしてもPCの部品たちが片付かないので、ついでといっては何ですがPCを1台作ってみました。スペックは以下の通りです。

  • CPU:INTEL Celeron(Northwood)2GHz…1年半くらい前に近所の中古PCショップで買った
  • マザーボード:TYAN S3098AGN-S(845GVチップセット、Socket478)…近所のPCショップの中古品コーナーにあった新品(たぶん生産中止品)
  • メモリ:256MB×2枚…以前に使っていたPCに挿していたもの
  • CD-ROMドライブ…だいぶ前に買った中古PCについていた
  • DVD-ROMドライブ…CPUと同じ店で見つけたジャンク品
  • 電源:恵安 KT-500PE…近所のPCショップでバルク品のように売られていた500W電源
  • 5インチベイ用マルチカードリーダー:別の中古PCショップで2年くらい前に買った
  • USB2.0増設PCIカード:System Talks USB2-IF485C…いつ買ったのか忘れるくらい以前に買った
  • 筐体:これもだいぶ以前に近所のPCショップで安売りしていたATX/MicroATX対応のPCケース(若干大きすぎるのが難点)

#今のところHDDレスですが、HDDもいくつか転がっているので、それをつなぐのもまた一興と思っています。

【追記】後日、5インチベイ内蔵型アクティブスピーカー(KAMA BAY SPEAKER:SCBS-1000-BK)を載せました.KNOPPIX上のソフトウエアから音を出す実験をする必要があったためです.(2009.2.9)

電源を入れると、BIOSの設定をしろという催促があり、ハードウエア的に問題ないことが確認できました。BIOSの設定をしてすぐにKNOPPIXで起動させると、まったく問題なく動作してくれました。PCの世代としてはちょっと古いのですが、PCでLinuxを動かそうとする場合、この辺のものが一番こなれていて安心して使えると思っています。

マルチカードリーダーは、増設したUSB2.0カードに接続しています。CD/DVDから起動した各種KNOPPIXを、さまざまなカード&USBフラッシュメモリーにインストールできる環境ができあがったというわけです。これを書いているPCは、HDDを交換できるようにしてあって、LinuxをHDDにインストールしてテストするようにしています。(そんなのISOイメージをゲストOSとして起動させる環境を作ればよいとお思いでしょうが、実機での起動と微妙な違いがあって、役に立たないことがあるのです。)それに対して、今回作ったPCは、完全にCD/DVD起動を前提としていて、主にKNOPPIXのテスト、各種フラッシュメモリーへのインストール用というわけです。これで、動作可能なコンピュータが、自室に7台あることになります。(驚)